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ぱソんこがライターとして書いた取材・レビュー記事一覧(2019)
筆者紹介:ぱソんこ(Twitter:@passonco)——VRとゲームを好む大学生。2016年11月にPANORA VRで翻訳記事を書き始め、同年12月にOculus Rift CV1 & Oculus Touchを購入したことによりVRレビュー記事を書くようになる。2018年にはIGN JAPANでゲーム記事を書き始め、2019年はIGNJを中心に活動している。現在就活を終えて研究活動と単位の取り直しに励んでいる。ツイッター経由でお仕事募集中。
この記事では主にレビューあるいは取材を中心に掲載します(一部例外あり)。おおよそサイトごとの時系列順に載せてあります。自分で数えたら2019年は33本も記事を書いていておらビックリしたぞ。
2016~2017年の記事はこちら。
2018年の記事はこちら。
PANORA
・【新潟大学VRらぼ】に聞いてみた「イマドキのVRサークルって何をしてるの?」 新潟・山形・会津大学共同ハッカソンも開催(2月4日)
私は2019年時点で新潟大学に通う学生なのですが、ツイッター経由で偶然新潟大学にVRサークルが存在することを知ったので取材してみることにした。なお、PANORAで翻訳以外に最後に書いた記事でもある。この記事で告知した大学共同ハッカソンの取材記事を書く予定だったのにすっぽかしたからである。
上記の件もあるが、PANORA自体がVRメディアからVTuberメディアに移行したこともあって仕事はほぼなくなった。仕事をすっぽかした件は完全にこちらの非なので向こうは悪くないです。
IGN JAPAN
・2018年を振り返る個人GOTY トップ10:渋谷宣亮、自身の求めていたVRゲームを再認識した2タイトル(1月4日)
ASTRO BOTとVIRTUAL VIRTUAL REALITYが面白かったという話です。あと私のOculus Goは置物になっています。ここに書いた「来年やりたいゲーム」のうちちゃんとやってるのはどれくらいあるかな…
・VR元年から2周年!2018年のVRゲーミングを振り返る9つの話題と2019年に起こること(1月6日)
今振り返ると悪くない線行ってると思う。でもVRMと任天堂はなんの動きもなかった。今(12月31日)この記事の続編を書いていて非常にヒィヒィいいながらキーボードを叩いています。
・VRカンフーアクション『Kungfucious - VR Wuxia Kung Fu Simulator』体験版配信!秘孔を突いてサイキックでふっとばせ(1月20日)
記事を出した直後に「世界一VRカノジョを楽しんでいる男」ことHisabilly氏のツイートがバズって一方的に敗北感を覚えた記憶がある。
究極の暗殺拳を会得してしまった。オレの前に立つ者は誰であろうとある部分が死ぬ。 pic.twitter.com/bbQhsWPS3H
— hisabilly (@x_hisabilly_x) January 22, 2019
・PS VR専用実写ドラマ『ハナビ HANA type B』冴えない男の家に美少女ヒューマノイドがやってきた(2月25日)
けなすほどでもないけど単純に褒めづらい製品をどのようにレビューするかを学べた。ドラマなので点数はつけていない。あとなんかこの記事が出演俳優のWikipediaの出典に使われてて草。
あとゲーム実況者兼作家として憧れの模範的工作員同志さんにリツイートしてもらえたのが嬉しかった。
・Beat Saber レビュー(3月13日)
言わずもがなVRゲームの王様のレビュー。実はPS VR版と一緒にSteam版を買った。
・UBIが贈るVRシューター『スペースジャンキー』のベータ版を試してみた(4月1日)
UBISOFTが作ったVRシューター。発売当初は40ドル(定価5400円)だったのに発売から半年足らずで半額に値下げされたりVRなしでも遊べるバージョンが開発されたりした。やっぱ大手メーカーが作るVRゲ-ムは難しいんやなと思った。
・Tokyo Sandboxの新進気鋭のインディーチーム作品『ロケットパズル』と『シューフォーズ』の2本を紹介(4月10日)
就活で東京に行ったついでにTokyo Sandboxに寄って取材した。ちなみに就活で行ったのはタンゴ・ゲームワークス(ゼニマックス・アジア株式会社)の説明会で、書類落ちでした。
・Tokyo Sandboxでベテラン同人サークルによる2本を紹介『ブレイブダンジョン 正義の意味』、『VERTICAL STRIKE』(4月10日)
Tokyo Sandboxには元々ツイッター経由で知っていた開発者さんもいれば、その場で知り合ってその後にTGSでも挨拶した方などがいる。とはいえ数回会っただけで知り合い面すると迷惑になるので気を付けたい。みなさん上手くやっているといいな。
・Nintendo Labo: VR Kitから見えてきた任天堂のVRに対する姿勢と未来(4月22日)
Nintendo Labo VR Kitに対して言いたいことは色々あるが、とにかくダンボールがかさばるので部屋の隅に置いても邪魔になるのだ。気軽に解体する気にもなれないのでマジで処分に困る。
IGN JAPANのライターがバラバラに書いた300文字レビューで、僕も担当させてもらえた。短いのでそのまま引用する。レビュー対象はVRChat。
SNSやメディアで何かともてはやされることが多いVRChatだが、その本質はVR(人によって定義は異なるが…)よりもチャットにある。プレイを始めたからといって誰かがもてなすことはなく、自分の居場所は自分で見つけなければならない。その場所はネットミームやスラングにまみれている事だってあるし、SNSの特定のコミュニティで共有されるクローズドな空間の場合もあるだろう。もしVRChatを自己表現の手段として使う場合は、何よりも求められるのが3DCGモデリングやプログラミングなどの素材作成スキルと信頼度を獲得するためのコミュニケーションスキルだ。”仮想現実”の荒野を生き残るためのサバイバルがここにある。
初めてはっきりと低評価にしたゲームレビュー。まずは記事を見てほしい。びっくりするぞ。
・ランダム性があるリアルタイム戦闘と内政がバランスよくできたVRストラテジー『Skyworld』(5月26日)
実は途中でクリアを断念している。
・Oculus Questは2019年で最も手軽なゲーミングVRデバイスだ(6月13日)
正直この時点ではレビュー用に買っただけでそれ以外の用途ではほぼ使ってない。言いたいことはレビュー記事の通りだが、まさかこの3カ月後にOculus Questが大逆転するとはなあ。
・『The Messenger』の無料DLC「Picnic Panic」は、本編の楽しさはそのままに歯ごたえのある内容が楽しめる(7月12日)
Nintendo Switch版をクリアしていたので引き受けたが、Steam版をメディア向けに本編を全クリしてDLCを始められるモードがあったのだ。
・BEATS FEVER VRリズムステージ レビュー(9月1日)
これもいいとも悪いとも断言しづらい評価のゲーム。
CEDECに行ってきたぞ編
・『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の膨大なサウンド要素はどのように開発されたのか?(9月10日)
・『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』膨大なアセットのビルド時間&容量との戦い:CEDEC 2019(9月24日)
・『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』70種類以上のファイターと100種類以上のステージを可能にした開発環境の整備と運用(9月24日)
正直に言って技術的にまったく詳しくないことをいかに間違わない範囲でかみ砕いて説明するかに苦労した。CEDiLのウェブサイトでスマブラの講演スライド資料がすべて無償で公開されているので、そっちを見てね。
TGSに行った編。
趣味(ゲーム会社から新卒内定者向けに配られるTGSチケット)で行ったけど2日連続は流石に暇だったのでついでに取材した。
・サイバーパンクバーテンダーゲーム『N1RV Ann-A』は『VA-11 Hall-A』よりも複雑でより大人びている(9月17日)
前作が好きだっただけにゲームの方向性で開発者と解釈違いを起こしているのではないかと心配になったのでそのあたりを正直に書いた。
・東方二次創作ゲーム『幻想郷萃夜祭』はドット絵の美しさとアクションの華麗さが極まったメトロイドヴァニアだ(9月21日)
bilibiliで無断翻訳された。自分の名前が中国語で載っているのが新鮮だった。無断転載のくせにコピペ防止されてるの面白いな。
・超お手軽ワイヤーアクション『モチ上ガール』に一目惚れ ワンボタンと左スティックで自由自在に宙を舞う!(9月21日)
Downwell味を感じたので書いた。もう少しグラフィックを磨けば世界規模で流行ると思う。オススメ。
・アッシュと魔法の筆 - レビュー(10月14日)
自分で書いておいてなんですが「びれた港町で”かいぶつ”と奇跡を起こすハートフルほのぼのグラフィティゲーム」はちょっとやりすぎなだと思った。でも間違ってはいないんだ。
ペイント機能を使った癒し系ゲームなのにアクションゲームの要素が強すぎてコンセプトが一貫しきれておらず、キャラクターの描写とゲームシステムが不一致しているのが惜しかった。ビジュアルとペイント機能はよい。
・Manifold Garden - レビュー(11月7日)
編集の方に「崇高」という単語を教えてもらった。
・IGN JAPANが選ぶ今年の傑作!IGN JAPAN GOTY 2019部門最優秀賞を発表(12月13日)
IGN JAPANのGOTY 2019部門賞でThe Outer Worldsをストーリーテリング賞に投票したところ、締め切りが一日の状態で推薦文を300文字にまとめることになった。正直一年で一番悩んだと思うが、アウターワールドのRPGとしての魅力をうまくまとめられたんじゃないかと思う。
『アウターワールド』は選択のRPGである。コロニーのコミュニティがゆるやかな滅亡を迎えつつある銀河で、プレイヤーは前に進むたびに選択を迫られるのだ。基本的には誰かを助けると他の誰かの敵になるため、中立的な解決によって一度に全員を救うことは困難を極める。
また、本作のストーリーはコロニー単位で順序立っていることもあり、コロニーごとに趣の違う濃密な展開が待ち受ける。プレイヤーの判断は会話の応酬だけではなく思いもよらぬ場所で反映されるし、最終的には全ての決断が未来へと繋がっていく。本作はプレイヤーがNPCに干渉するほど反応が返ってくるコミュニケーションの箱庭であり、プレイヤーが決断を重ねた数だけ「自分だけの物語」としての思い入れが強くなるのだ。――渋谷宣亮
IGN JAPANの生放送でIGN JAPAN編集部のクラベさんが音読してくれたのも嬉しかった。以下の動画で指定時間から始まるよ。
note編
2019年はnoteを就活のポートフォリオとして使っていた。それが本当に就活につながったのかは知らない。あと下書き一覧を見直すとちょっとアイディアを書いただけで放置している記事が多すぎてビックリした。締め切りや報酬によって記事を書くブーストが発生する僕はブロガー向きではないのかもしれない。
・ゲームレビュー「Prey Mooncrash」 プレイ毎に環境が変動する月面基地から脱出せよ(2月15日)
ドワンゴから独立する前の電ファミニコゲーマー向けに書いた原稿を転用したもの。ちなみにその時は落ちたが原稿料はもらえた。その後ドワンゴから独立した後の電ファミのゲームライター応募に合格した。
・UE4でわかるゲームの作り方【ウォーキングシミュレータ編】(3月16日)
これは電ファミ向けに書いた二次選考の原稿であり、「就活用のポートフォリオがゲームメディアに掲載されたら面白いんじゃね?」という目論見があったものの電ファミには掲載されなかった。でもnoteに公開したおかげでポートフォリオにはなった。この記事も就活生にそこそこ見られているらしい……そのうちプロジェクトを公開しようかな。
・大学助教×大学生x元大学教員→現企業研究者が地方都市におけるVRと大学での学びを語る(4月17日)
会津大学でVRハッカソンに参加したらなぜかGREE本社に行っていたことがあった。その際にクラウドファンディングをして、そのリターンとしてこの記事を書いたのである。いろいろとやることが重なってしんどかった。
・Nintendo Switchの新型を予想しよう!(5月5日)
当たらずとも遠からずというか、7月の頭ぐらいにNintendo Switch Liteが発表されたのであった。でもみんな似たようなことを予想していたのでこの記事に独創性はない。
・我々はクラウドゲーミングの真の客層を間違えている(6月23日)
僕は大学へ2020年に提出予定の卒研でクラウドゲーミングの文献をまあまあ調べたので、普通のゲームライターよりはクラウドゲーミングに詳しくなったんじゃないかと思っている。いつか電ファミあたりでリライトしたい記事だ。
・【ゲームレビュー】目につくもの全部ぶっ壊す!革命系爆発アクション「Just Cause 3」(6月26日)
ゲーム会社のゲーム企画者を志望する新卒の就活はほとんどゲームの企画書を提出するのだが、カプコンはゲームのレビュー記事を提出してもよいことになっていた。そういうわけでカプコンにはJust Cause 3のレビュー記事を提出した。これで審査を通ったんだからなんだかおもしろい。ちなみに一次試験で落ちた。
・地方国立大学生がゲーム業界で内定を取るまで就活をした過程を紹介する(7月30日)
今までのゲームライター人生で他人の役に立つまともな記事を書いたと思っている。公開当初はツイッターで業界人からそこそこ反響があり、ちょっとだけはてなブックマークのトレンドにも入った。結構役立つ記事だと自負しているので就活生もとい大学生は読んどいたほうがいいよ。
ちなみに11月から12月に入って就活の準備を始める大学三年生が増えてきたのか、就活系の記事のアクセスが着々と増えています。
・就活生によるゲーム企画書の書き方講座(8月4日)
上記の記事の反響と某Discord鯖で「企画書の書き方も掘り下げてほしい」というリクエストがあったので書いたのだが、公開当初はほとんどリアクションがなかったので少し落ち込んでしまった。
しかし12月に入ってからアクセス数が伸びているので、やっぱり需要はあったんだなあと思わせてくれる(一か月間で数百PV程度ですが……)
2020年に向けて
来年は無事に大学を卒業した場合、おそらくゲーム会社の社員になる予定です。ゲームメディアとぼちぼち相談する予定なのですが、会社の方ではどういった扱いになるのか、でも副業としてゲームライターやってるゲームクリエイターいるじゃん?的な話になるかもしれません。もし大学を卒業できなかったらゲームメディアにむりやり潜り込みます。
なにはともあれ、2020年もVRに強いゲームライターとして生き延びていく予定です。何卒よろしくお願いします。
支援していただけると、そのお金が私のゲーム購入資金となります