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人生観を変えた男性育休1年!

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Uターン転職・双子の誕生・1年1ヶ月の育休を経て 仕事人間だったところから価値観がどのように変わったかを綴った記録です。
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36.さいごに。育児休業を全員にオススメする理由。

36.さいごに。育児休業を全員にオススメする理由。

全35回にわたって、僕の双子たちが生まれる前後の話を書いてきたが
最後にまとめとして、なぜ僕が長期育休をすべての人にオススメするかを
書いていきたいと思う。
僕は可能なら夫婦2人で育休を1年取って育児するべきだと思っている。
その理由を本で言うあとがきのようなものにしたいと思う。

とにかく育児しかしない時間は貴重人生で育児のためだけに使う時間は本当に貴重。
主に今まで女性が経験してきた産後1年ほ

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27.育休復帰したら妻にめっちゃ負担がいく話。

27.育休復帰したら妻にめっちゃ負担がいく話。

前回は育休復帰した職場のことを書いたが
今回は家庭の話。
僕は週5日のフルタイムで職場に復帰したが、
妻は週3日のパートタイムでの働き方だった。
保育園に入る書類上はネイルチップ販売の仕事を
居宅内で残りの日やっていることになっている。

しかしパートタイム&居宅内での仕事とフルタイムの仕事では
どうやっても負担が妻にいってしまうのだ。
以下に僕が手伝えた家事育児を書いていく。

まず朝は一緒に出

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24.育休復帰の準備や慣らし保育でうつ病が治る。

24.育休復帰の準備や慣らし保育でうつ病が治る。

前回の投稿で気づいたら育児うつになってしまった話を書いた。
そして仕事の依頼が来て少しよくなった話も。
今日は慣らし保育や育休復帰を僕の気持ちの変化を交えて書いていきたいと思う。

何はともあれ仕事がある!転職した当初、本当に仕事がうまくいってなかった僕の育休の裏テーマは
自分の仕事を見つけて帰ることだった。
新しく入った会社は技術職の自分にも売り上げ目標や粗利目標がある。
つまり自分でちゃんと営

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23.双子をワンオペ育児したら育児うつになりました。

23.双子をワンオペ育児したら育児うつになりました。

前回の投稿で妻には頑張って僕の育児休業が明けるまでの間に
なんとか再就職を決めてもらうことに成功したが
その裏で僕は育児うつになっていた。

僕が本格的に育児に参加できるようになったのは
育児休業を取った後、双子たちが生後1ヶ月半くらいになっていた。

でもその時に僕の隣には常に妻がいたのだ。
僕がそれまでにワンオペ育児をしたのは
妻がどうしても見にいきたい東京での展示があるといって
日帰りで東京

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21.子が1歳になる前日に保育園が決まらなければ育休は延長できる。

21.子が1歳になる前日に保育園が決まらなければ育休は延長できる。

僕の育児休業生活も当初は双子たちが1歳になる前日までと規定されていた。
ただしのっぴきならない事情があれば半年までの延長が許される。
(制度としてはさらにもう1回半年の延長が許されて最長2年は取れる)
主な理由として挙げられるのが「保育園に落ちた」というもの。

この落選通知があれば、それを元に延長の申請ができた。
うちの双子の場合2月生まれだったので2月に復帰の予定ではあったが
そもそも双子の0

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14.育休と育児休業給付金の話。

14.育休と育児休業給付金の話。

前回の投稿でようやく育児休業が始まったことを書いたが
その当時あまり理解できていなかった育児休業給付金。
それが6月の初旬に初回2ヶ月分が振り込まれた。

418,080円だった。1ヶ月分にすると209,040円
ざっくり最初半年は3分の2もらえるとことだった。
僕の給与が325,000円だったのでほぼほぼ3分の2だった。
それに加えてなぜか子どもが生まれてから忙しくなった副業の収入も
入ってきた

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13.ついに始まる1年の育休生活。

13.ついに始まる1年の育休生活。

前回の記事で母のうつ病について書いたら時系列が5月末から6月くらいまで進んでしまったので、1度時を戻して僕と妻の育児休業生活について書いていきたいと思う。

この連続投稿を追いかけてくれている人がいたらご存知かもしれないが
妻は東京でのパートタイマーを退職して名古屋に戻り出産したため、
双子たちが生まれた時には無職だった。
つまり育児休業取得の夫と無職の妻。完璧な双子育児の体制が整った。

僕の育

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12.育休を取る発表と母のうつ病。

12.育休を取る発表と母のうつ病。

前回の記事で無事に
育児休業を双子たちが1歳になる前日まで取れる事になった。
その後、他の社員の人たちへどのように報告するのか、
またその時は全然知らなかったが、母がうつ病を発症していた。
これらについて書いていきたいと思う。

まず編集部のみなさんへご挨拶。
社長夫妻と社労士さんとの面談のあと、とりあえず編集部のリーダーへ報告。
「大変申し訳ないのですが、来年の2月まで育休を取らせてもらってもい

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11.双子が生後3週間で実家から自宅へ戻る。

11.双子が生後3週間で実家から自宅へ戻る。

前回の記事で書いたがついに双子が生まれた。
当初1ヶ月ほどいる予定だった僕の実家から2週間で
自分たちのマンションへ帰って来た。
ここから本格的に僕ら夫婦2人だけでの育児が始まる。

実家にいた時と同様に夜23時ごろから僕がミルク当番を担当し
深夜3時ごろに眠る。その間に妻にはまとまって寝てもらった。
しかしこの生活も4時間睡眠がずっと続くわけだ。さすがにしんどい。

土日に朝ゆっくり寝かしてもら

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10.年も明け、ついに双子が生まれる。

10.年も明け、ついに双子が生まれる。

仕事の方はまだまだ本調子ではないものの、
胎児の成長はそれを待ってはくれないのだ。
2018年がついにスタート。
会社では仕事始めという全員顔を合わせて朝礼で御神酒をいただく。
これも社会人生活で初めての経験だった。

妻の帝王切開の日程は病院の都合で平日しか選べなかったので
そこは事前に休みを申請していた。
幸い2月はそこまで忙しくなく迷惑をかけることもなく休みが取れた。
というか、そもそもまだ

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4.ついに退職。双子の妊娠も発覚!

4.ついに退職。双子の妊娠も発覚!

さて、前回都内のテレビ局勤務を退職する話になったが、実際のその後の流れ。
退職する約2ヶ月前に上司に伝えたものの引き継ぎの人材を
用意してもらえたのはラスト1ヶ月くらいだった。
まぁこちとら辞めた後のことなんて知ったこっちゃ無いので別になんとも思わないのだが
一応5年半も所属した会社だし、お客さんにも迷惑がかかるのでとりあえず
どうにかさっさと後継を決めて欲しかった。

とにかく1ヶ月で引き継ぐ。

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1.双子たちが生まれる半年前に義母が脳出血で強制Uターン転職

1.双子たちが生まれる半年前に義母が脳出血で強制Uターン転職

双子たちが生まれた2018年2月。
遡ること約1年。2017年の2月に妻の母が倒れたらしい。
「名古屋に帰りたい」そう妻に言われたのが確かその頃。

当時パートタイマーでテレオペの仕事をしていた妻は比較的休みが取りやすかったのもあって
すぐに名古屋に帰った。ベッドから動けない自分の母親を見て、名古屋に帰る決断をしたのだろう。

妻とは名古屋の大学で出会った。妻の実家も愛知県。僕の実家も名古屋市内。

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