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小学校の「総合的な学習」日記

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地元の小学校で行われている4年生「総合的な学習」のお手伝い日記
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#コラム

「自然に親しむ」授業とは、どういうことなのでしょう?



昨日は宇治市の小学校で里山体験する「総合的な学習の授業」がありました。ここの学校はもう10年以上に渡って生徒を先生が徒歩20分ぐらいかけて「里山」に連れて来て「自然を体験する」ことを学ばせてる授業をしています。

私は先生ではなくて、その宇治市の小学校の近くにある「里山」を手入れしているボランティアの一人で、この授業がある日にはその里山に出向いて子ども達の相手をするという役割です。そういうボラ

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先生と生徒との間にある「運命」

先生と生徒との間にある「運命」

今年2回目の「総合的な学習」の授業をしてきました校内での自然観察授業を行うために自分もそこに参加して合計4クラスの授業のお手伝いをしました。あくまでお手伝いですが、先生が直接授業することが難しい観察というテクニックと生態系の解説を私ともう一人の地元に住む生物学専攻だった人と一緒に、直接に子ども達に説明もしました。

そこで、ふと気づいたことが・・・クラスによって子ども達の様子に明らかな違いがあった

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子ども達に探求させる授業は難しい

子ども達に探求させる授業は難しい

その日は今年初めての総合学習授業でした。学校ビオトープでそこに住む生き物を探すことにしました。今年は去年の反省に立って、教えることよりも子ども達が自分で考えたり調べたりする方向に引っ張って行こう!と先生方た地元のメンバーと画策して、みつけた生き物の名前はすぐに教えないで、子ども達が自分達で調べるように仕向ける魂胆です。

最初のクラスも、次のクラスも、けっこう虫の名前はそれなりに知っている子が何人

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