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書くこと

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書くこと/聞くこと/伝えることについて
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#ライティング

凡人は書く

凡人は書く

一発で完璧なんてありえない。

note投稿がグッと減ったけど、400字詰めの作文用紙に書きためる習慣はかろうじて絶えておらず、とりわけ、最近では毎朝ポメラにえいやと打ち込むようにしている。

ちょっとした意識として置いてるのは、「何を書くかを考えることなく思ったことをそのまま書き出す」ということ。「まだ眠いな」とか「うーん、頭が回らず、何を書こうかなぁ」とか。最初の一文が書ければあとはもう引っ張

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オールナイトニッポー0729

オールナイトニッポー0729

水木しげるにちなんで、水・木(曜日)はお休みにしてます。そして、休(み)はQ(uestion)について考えたい日でもあります。

休みの日でもなんとなく予定はあるわけで。とはいえ、午前の会議をすっぽかしてしまい、午後の会議はどっぷりやって、定期でやってくる偏頭痛を察知して夕寝し、起きたらもう日が変わる寸前だった。そんな日。

そのなかで、ひさびさに文章について考えていた。「読みやすい文章とは」「こ

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「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

のまど間にくるたびに、なにかしらのイベントをさせてもらっている。前々回は「カクテルのつくり方」、前回は「日本各地のまちづくり紹介」、そして今回は、「ブログ」をテーマにしたものだった。

ということで、「みんなでブログでカクノダ!」を開催することに。

ウェブで書くというのは、9年近くやってきた(最初は「ameblo」使ってたなあ。黒歴史「mixi」を含んだら10年)。5年目くらいからは、ライターと

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「書ける」の奥にあるもの

「書ける」の奥にあるもの

デザインや映像というのは、できる人とできない人の差がわかりやすい。だからか、その価値はそれができる人口(分母)に左右される気がする。

ただ、「文章」というのは、小学校から国語という授業を通じて学び、大学でのレポート、社会人になってからもメールや資料作成もあるため、日本人であれば、それなりには書くことができてしまう。

それゆえに、「文章が書ける」ということ行為自そのものには価値を感じてもらいにく

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書き進め方にもいろいろある。

書き進め方にもいろいろある。

さて、わかりやすく言えば、ライティングチームとして、一緒にプロジェクトを進めてみている「カクノダ!」。

それぞれが編集・執筆の仕事をするメンバーで集まってはいるけど、お互いに領域が違うので、その視点や技術の共有をしたり、困ったときのセーフティーネット的な”場”にもなっている(かもしれない)。

一人で書き上げられるかもしれない一本の記事を、リサーチ・企画・進行管理・リライトなどをあえて作業分担し

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「書けなく」なったときは、自分のダサさを認めてみる。

「書けなく」なったときは、自分のダサさを認めてみる。

昨日、ライティングなり、場の運営をお手伝いしてもらっている子がつくるイベントに声をかけてもらって、「メディア」を大テーマに、「ライフワークで書くこと」の小テーマを扱うところに足を運んだ。

足を運んだ、といっても、リビングという普段いるスペースでの開催となったので、ぼくが招いた、というような構図になったのだけど。

さて、ゲストには「LITALICO発達ナビ」「soar」「greenz」などのメデ

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ライター以外の人が「取材できる」ということ

ライター以外の人が「取材できる」ということ

ライターという肩書きがあるけど、それは職業というよりも"職能"ではないかとつくづく思う。

というのは、『ライターにならなくてもいいのだ。』で書いたことだ。

ライターは文字のごとく「ライティングする」だけではなく、時と場合によっては、編集視点でメディアを分析したり、記事のための取材をおこなうこともある

つまり、「ライティング」「編集」「取材」という職能があるわけだが、これができることで何が変わ

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