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俳句・句集

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#俳句

「現代俳句」2024年11月号を読む。

「現代俳句」2024年11月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。

そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。

新作現代俳句十句

未来への途中われらも芋虫も
江中 真弓

風を詠む

秋うらら布団叩きにあるハート
土屋 秀夫

満月とスカイツリーの良き会話
川上 修一

台風の朝もいつもの目玉焼
中山 洋子

ごみ袋衣装としたるハロウィーン
村上 裕也

アヒル人形湯船に浮かべ良夜

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「現代俳句」2024年10月号を読む。

「現代俳句」2024年10月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。

そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。

列島春秋

忘れること忘れないこと落葉踏む
相川 文子

地区の力 地区協会報を読む

陽炎のやうな私に現住所
安田 中彦

翌檜篇

ストローで突く檸檬と生返事
佐野 瑞季

風を詠む

キッチンはわたしの書斎りんご煮る
小林 ろば

猿酒や土器に残れる染みの跡
後藤 冴

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句集『地球酔』土井探花句集を読む。

句集『地球酔』土井探花句集を読む。

土井探花氏の句集『地球酔』を読みました。

五句選

二箇所の「よい」の使い分けがよいと思いました。

中秋の名月など、
名月はSNSさえも賑わす存在。

月を美しく感じる感性は、
DNAに刻まれた感覚かもしれない。

「〜の件」はライトノベルのタイトルやネットスラングでよく見る言い回しである。
※ライトノベルの場合「〜な件」という言い回しもある。

まさか俳句に取り入れるなんて!
という意外性と

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「現代俳句」2024年9月号を読む。

「現代俳句」2024年9月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印を付けている。
そのうち特に面白かった感銘句(◎をつけたもの)を、
勉強のために紹介。

※最近は2ヶ月分をまとめて紹介していたが、
来月バタバタしそうなので9月分を今のうちに紹介する。

列島春秋

秋の雲みんなどこかへ行く途中
尾﨑百代

翌檜篇

最終回ばかり集めて飛ぶ蛍
牧野冴

風を詠む

ポケットにポケット図鑑茸狩
菅沼葉二

大花野ヒト科一粒紛れたり

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『黒田杏子俳句コレクション2 月』を読む。

『黒田杏子俳句コレクション2 月』を読む。

『黒田杏子俳句コレクション2』の「月」を読んだ。

装丁

金箔押しのタイトルと編著者名、
夜空を思わせる濃紺の装丁など、
重厚感がある。

背のタイトルも箔押しで、
帯を外すと編著者明も箔押し。

他の同シリーズ

同シリーズには
黒田杏子俳句コレクション1 螢
黒田杏子俳句コレクション3 雛
黒田杏子俳句コレクション4 櫻
がある。

今回は一番興味があった、
2の月を読んだ。



月おぼ

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黒岩徳将句集『渦』を読む。

黒岩徳将句集『渦』を読む。

黒岩徳将氏の句集『渦』を読んだ。

装丁

銀色を基調とした装丁が美しい。

銀色で厚みがあるせいか、
重厚感や近未来感や機械感がある。

本棚に収めた際、
背の厚みやフォントがかっこいい一冊。



付箋をたくさん付けながら拝読したため、たくさん引用しようかと思ったが、感想などを書きたい句を厳選して紹介。

バンズよりはみ出す肉やサングラス

バンズ(ハンバーガーのパン)からはみ出す肉と、

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「現代俳句」2024年7・8月号を読む。

「現代俳句」2024年7・8月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。

そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。

2024年7月号風を詠む

アイスクリーム舐めて確かに生きてゐる
今村たかし

茅の輪くぐる「どこでもドア」のように
松原小蕾

つま先の孤独がつつく蛇苺
山中未萌

ベーグルの穴から覗く夏の月
清水恵子

空へ空へひまわり以上のこころざし
たかつ香艶

居場所とは今居

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「現代俳句」2024年5月号・6月号を読む。

「現代俳句」2024年5月号・6月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。
そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。

※今回はまとめて5月号と6月号の俳句を紹介します。

5月

列島春秋

自転車の補助輪外す立夏かな

吉良香織

第十五回現代俳句の風

馬の仔の四肢にみなぎる好奇心

神谷たくみ

すんなりと溶けぬマカロン春愁い

徳見淳子

逃水の水に笑はれゐたりけり

田中葉月

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「現代俳句」2024年3月号・4月号を読む。

「現代俳句」2024年3月号・4月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。
そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。

※今回はまとめて3月号と4月号の俳句を紹介します。

2024年3月号列島春秋

君のゐしあとに菜の花こぼれをり
五十嵐 進

第十五回現代俳句の風

うららかやジユゴンと欠伸分かちをり
小路 裕子

やあと手を挙げし埴輪や蝶の昼
平山 北舟

柏餅どこか硬派

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季語は日めくりカレンダーという学び。-季語を探す-

季語は日めくりカレンダーという学び。-季語を探す-

俳句を詠む時に大切なのは季語です。
無季の俳句もありますが、俳句は初心者なのでまずは基本を押さえて有季定型で読みます。
わざと口語にすることもありますが。

さて、皆さんは季語はどう仕入れていますか。
仕入れるという言い回しが適切かは分かりませんが、自分の感覚に近かったのでこう書きました。

私の場合は以下2つが主です。
※まとめは除く。

読んでいた物から拾う。

旧Twitterでも、note

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記事の取捨選択

記事の取捨選択

こんな事ってありませんか。

noteの記事を書いて、下書きをしばらくしてから見返すと
「この言い回しは語弊がある」
とか
「わざわざ書き残さなくても良い」
など、色々考えて記事を発表しないことがあります。

二本の記事を書いて、下書き読み返していまいちだなと思って削除しました。

一応下書きを残しておいて、使えるようにしておけば良かったです。

ブログじゃないですけどね。

句集『にもつは絵馬』(阿部完市氏)を読む。

句集『にもつは絵馬』(阿部完市氏)を読む。

句集『にもつは絵馬』(阿部完市氏)を読みました。

第三句集の文庫化版にあたるそうです。

作者の経歴

この作者の異色の経歴はWikipediaをご覧下さい。

五句選

余談

ご紹介した手元の句集は古本です。

同出版社の句集文庫の俳人メンバーが豪華です。
奥付裏広告より。
当時の俳壇の雰囲気が伺えますので、ご覧ください。

〔既刊〕

後藤比奈夫 第三句集『祇園守』

藤田湘子 第四句集『

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句集『白熱灯』(東國人氏)を読む。-重厚な句集-

句集『白熱灯』(東國人氏)を読む。-重厚な句集-

句集『白熱灯』(東國人氏)を拝読しました。

本の装丁

白熱灯の写真と黒い背景、ハードカバーであるなど、重厚感があります。

昭和から令和にかけての作者の俳句が収録されており、時間的な層の厚みも、デザインだけではない面での重厚感を生んでいるのだと思います。

本のスピン(栞紐)がオレンジ色である点が、白熱灯を連想させます。

五句選

良い句や面白い句が多いので選に迷いました。
今回は一言コメン

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降雪の短歌・俳句

降雪の短歌・俳句

雪が数センチ積もりました。

雪を見ると創作意欲が増す、
かと思いきや色々な作品を思い出すのでした。

雪が降る度にX(旧Twitter)の短歌のタイムラインは
「ゆひら」
と言って騒ぎになります。

これは穂村弘氏の有名な短歌の一部から「ゆひら」の部分だけを取って言っています。

当該の短歌は以下です。

さて、それとは別に私が思い出す短歌は
以前noteの記事で紹介しました歌集
『スーパーアメ

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