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患者さんや御家族へ

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患者さん、御家族向けの記事をまとめています。 何かの参考になると嬉しいです。
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記事一覧

がんカフェがオープンします!

がんカフェがオープンします!

「がんカフェ」とは、
がんと診断された方や御家族、
大切な方を亡くされた方などが、

病院でもなく、自宅でもない、
第三の場所として、語り合える場所。

私も、法人を立ち上げたあと、
都内など、数ヶ所の「がんカフェ」に
お邪魔して、参加者の方々の声に耳を傾けています。

そして、今回、がんサポートナースのメンバーが
新潟県五泉市で、「がんカフェこころ」を
立ち上げます。

病院でも、御家族にも話せ

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医療のすき間は、色んなところにありました

医療のすき間は、色んなところにありました

がんサポートナースと、がん哲学外来カフェの
初のコラボイベント!

第1弾は、明石市で開催しました。

私と、もう1人のがんサポートナースから
それぞれが感じている「医療のすき間」を
お話しさせて頂いたあと、

参加された方々とグループに分かれて
語り合う時間。

医療職、学生さん、患者さん、御家族、
色んな立場から感じる「医療のすき間」は、
沢山ありました。

もちろん、医療者間での「すき間」も

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横浜こどもホスピス行ってきました😊

横浜こどもホスピス行ってきました😊

ずっと訪れたかった場所に行ってきました。

横浜こどもホスピス
「うみとそらのおうち」

現在、水曜日が見学会になっていて、
がんサポートナースのメンバーと2人で
行ってきました。

2階建で、海が近いこともあり
1階はコンクリート造り、2階は木造になっていました。

1階は、キッチンや相談室などがあり、
ヨーロッパ風のデザインは、見た目にも温かく、
優しい色調で、

2階には、親子で休めるベッド

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あなたは、何を大切に生きていますか?

あなたは、何を大切に生きていますか?

もし、あなたが、がんと診断されたら…

もし、あなたの命が、残り少ないと言われたら…

あなたなら、何を大切に生きていきますか?

普段は、そんなこと考えたこともなかったなら、
一度、考えてみませんか?

414カードは、NPO法人幸ハウスが考案して
作った、死生観を語り合うカード。

最期まで自分らしく、
大切なものを諦めない対話カードです。

昨年から、毎月1〜2回オンラインで開催していますが

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6月11日コラボイベント!

6月11日コラボイベント!

今回、がんサポートナースと、
がん哲学外来カフェ@明石とで、コラボイベントを
開催します。

あなたは、医療のすき間を感じていますか?

困っていること、ありませんか?

地域における医療のすき間を、
医療職と患者さんや御家族、一般の方も含めて
語り合うイベントです。

私も、法人の代表として、
看護師が感じる医療のすき間について
お話しさせて頂きます。

久しぶりの対面でのイベントです。
人数に

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安心安全な場所だから

安心安全な場所だから

コロナ禍で、病院に受診するだけでも
感染リスクがあり、

だからって、気軽に相談できる人もいない。

そんな時代だからこそ、
オンラインで、気軽に語り合い、
医療職に質問できる場所。

それが、「がんサポートナースのHAPPYサロン」

色んな経験を積んでいる医療職と、
がんと診断された方やご家族が集い、

他愛もない会話に癒されたり、
元気をもらえたり、

医療職と患者さんという関係を超えた、

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がんに関する様々な取り組み

がんに関する様々な取り組み

2月4日は、ワールドキャンサーデー。

そして、今日から、Cancer Xが、数日間に渡り
様々なアジェンダを通して、がんに関する情報を
発信されています。

正確な医療情報、情報格差、がん教育、
がんと就労など、毎日色んな方々のお話しを
聴くことができます。

私たちの活動にも、とても学びの多い時間に
なりそうです。

早期緩和ケアのススメ

早期緩和ケアのススメ

7月末に笹川保健財団の助成金事業として開催した
「早期緩和ケアのススメ」

今回は、がん経験者のお二人に
早期から緩和ケアを受けた結果、

その後の治療や精神面で、どんな影響があったのか、
それぞれの立場からお話しを伺います。

緩和ケアは、まだまだ正しく理解している方が
少なく、医療関係者でも間違った説明をしている方もいて、そういう話しを聞くたびに悲しくなります。

身体と心、どちらも大切ですよ

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緩和ケアは、診断されたときから

緩和ケアは、診断されたときから

5年前に、緩和ケア病棟を最後に、
病院勤務を卒業しました。

その後、ダブルワークをしながら、
個人で患者さんや御家族のご相談を受けたり、

緩和ケアに関する小さなイベントやセミナーを
やってきました。

緩和ケアに関する正しい知識は
同じ医療職でも行き渡っていない印象です。

でも、知っておくと、病と向き合いながらも、
自分らしく生きていけます。

今回は、がん経験者のお二人を迎えて
早期から緩

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患者さん向けLINEスタンプ作りました!

患者さん向けLINEスタンプ作りました!

一般社団法人がんサポートナースの片岡です。

最近、入院中の患者さん(70代女性)の
サポートをしている中で、

面会も出来ない中、LINEでやり取りしたいのに、
抗がん剤の副作用で、痺れが酷くて中々思うように
打てない。。

そういうお悩みを抱えていました。

その時に、少しでも楽に想いを伝えられる方法は
ないかと考えて、思いついたのがLINEスタンプでした。

今回、32個のスタンプの中には、

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スタッドコールって知ってる?

スタッドコールって知ってる?

先日、入院していた患者さんが
突然「スタッドコール」が鳴り、

しかも、良く聞き取れずに、
ググっても良くわからなかったと言ってました(泣)

たしかに、避難訓練などは、
事前に患者さんにも説明していましたが、

スタッドコールについては、
特に説明してなかったことを思い出し、
盲点だったなと思いました。

「スタッドコール」(スタットコール)とは、

病院で使用される緊急の呼び出しを
意味する言

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がんと診断された方に、まず必要なこと

がんと診断された方に、まず必要なこと

がんサバイバーの方々に
「治療も含め、一番辛かったのはいつでした?」と
質問したところ、

皆さんが口を揃えて言われるのが

「がんと診断されたその時でした。」

告知を受けたあと、頭が真っ白になって
どうやって帰ったのか分からない状況でも、

抗がん剤の副作用で辛い時があっても、
数年経った今でも、

一番辛かったのは「告知を受けた日」に
なっているのです。

そんな辛い状況のまま、
その先の色

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オススメの映画

オススメの映画

いま、Netflixで「エンディングノート」という
映画が視聴できるようになりました。

主人公の父親の娘が撮った
ドキュメンタリー映画。

がんの末期の父親を、自分以外の
兄姉と共に支えていく中で、

母親との関係、父親の想いに触れて
最期看取るまでの実際の映像が
作品となっています。

いつかは、親を見送る時がきます。

私の父親のように、ある日突然だったり、
病気で、今のように、入院したまま

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病気とは闘わない方がいい理由

病気とは闘わない方がいい理由

5年前に
適応障害になった経験から

病気とは
本当の自分からの
大切なメッセージだと
気づきました。

つまり
生きる目的とズレた
生き方をしていると

本当の自分が
病気という形を使って
教えてくれるのです。

その
メッセージを無視していると

表面的な治療を
施したところで
根本的な解決には至らない。

思考の癖が
そのまま病気として
強制的に動きを止める結果に
なってしまいます。

病気

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