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《適当雑記98》2022年2月6日(日)【不思議の国アリス症候群】

〚1120文字〛
こんばんは。入谷です。
言うまでもないですが、コロナ発症で高熱を出す人が急増しています。
職場では体調を崩して休養中の者がおりますが、抗原検査PCR検査を行った結果、不思議なことに陽性者は1人。
それ以外の者は皆陰性でした。
検査の精度に疑問を感じつつ、体調確認のためLINEで連絡を取ると、陽性で40度以上の高熱にある人は『岸田総理』が『ガタピシ総理』に聞こえるほど、意識が朦朧としていたそうです。

体感として大人になってからの熱は子供の時に比べて辛いですが、高熱には忘れ難い記憶があります。
幼稚園の頃、風邪引きで月の半分は寝込んでいましたが、熱を出すと決まって奇妙な感覚に見舞われていました。

所謂高熱に魘されて見た幻覚ですが、それには2パターンがありました。
1つは物が極端に大きく見えたり小さく見えたりすること。
天井の電球や家具、看病してくれた祖母の顔が突然大きくなったり小さくなったりします。今で言う3Dメガネを掛けて飛び出す映像を観ているような感じでしょうか。
2つは視界が虹色に点滅し、サイケデリックな絵画のように全ての輪郭がゾワゾワ動いて見えたこと。
それらが混合して出る時もありました。

特段恐怖があったわけではなく、64マリオカートのレインボーロードでスターを取って無敵状態になったような感じでした。

高熱で脳が侵され視覚異常が出たのだと思いますが、後々調べてみると、不思議の国アリス症候群と呼ばれる症状に近いことが分かりました。

不思議の国のアリス症候群(ふしぎのくにのアリスしょうこうぐん、Alice in Wonderland syndrome、AIWS、アリス症候群)とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群である。
                     
                          出典 Wikipedia

気になって他にも調べてみると、子供の頃に熱を出した時になったという人が意外に多くいることも分かりました。

僕の場合も、幼少期に発熱時にだけその状態になりましたが、
不思議の国のアリス症候群が日常的に起こる人もいるらしく、てんかんや偏頭痛その他脳神経症状の前兆現象として現れることがあるといいます。

しかし後年、成人してから発症した緑内障やそれに伴う頭痛、緊張性頭痛など、子供の頃のこの幻覚が、現在の病歴に何か関係しているのではないかと思うこともあります。

ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そして明日が皆様にとって素晴らしい1日になりますように。。

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