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タコタコどーですタコスです!

ニューヨークで今一番人気のタコ・ジョイントといえば「ロス・タコス No1」だろう。注文から受け取りまで、普通のタコスのテイクアウトなら待たなくてもすぐに食べれるはずだ。けれどここではいつも行列ができている。約30秒で作れるタコス、それよりもさらに早いスピードで、買いたい人が並んでいく。そんなわけで、いつも行列が出来ている。

タコスといえばファンク。この空気感なしにタコスは語れない


シンプルなメニューと濃厚な味

メニューはシンプル。ミートかポークか、チキン。これだけなら普通だが、サボテンの実というチョイスもある。コーンでできたトルティアか、麦でできたトルティアか、どちらかをも選ぶことができる。一個あたり日本円にして600円ほど。ボリュームがあるので、2−3個食べると結構お腹が膨らむ。



忘れちゃいけないアド・オン・ソース

ソースも、アボカドベースのワカモーリ、シアントロ、トマトなどフレーバーたっぷり。まさにメキシコの青い空と、空気にのって流れてくるトランペットの音楽が蘇るなつかしい陽気な味と見た目。

ノーホーでも合格の店舗設計

店のデザインは、素朴なタコス・ジョイントの雰囲気を残しながら、ニューヨークのノーホーエリアにふさわしい、お洒落でちょっとクセの効いた設定。

マンハッタンにある3軒のロケーションの中でも、このノーホーエリア(ラファイエット通り)の店の雰囲気がもっともニューヨーカの心意気に近いように感じる。

ニューヨークという街は、新しい店が出るとすぐにジャッジされるところだ。開店して3日間でその店の行く末が決まるといってもいいほど。ボチボチ人気が上がっていくというよりはむしろ、出だしで話題になるかどうかで決まってしまう。ニューヨークっ子の判断はシャープで容赦ないのだ。

そのニューヨーカーの今やお気に入りのジョイント。照明や音楽もなかなか気がきいている。とにかく楽しくなるような明るい空気感が魅力。

店員もみんな陽気でフレンドリー。これは開店前の、まだ時間がある時に撮らせてもらった写真。開店してからは、みんなてんてこまいで、写真の余裕なんてない。とにかく開店時間から閉店まで、ひっきりなしの客足
ニューヨーカーを素朴な味で楽しませている。

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