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533.エジソンの母、秀吉の母、キリストの母たちは褒め方の天才だった~【褒め言葉研究会】③

※532「そう、男性は女性をほめる。女性は男性をほめるんだ~」褒め言葉研究会②の続き(1話完結)

1.たった一つの本との出会いで、人生って変わるんだね


coucouさんはね、たった1冊の本で人生が変わってしまった…。
こんなにこともあるんだね~

でも、どうしてその本を手にしたかというと、その本の中身なんだよね。
そう、そこにはcoucouさんが学んできた、オズボーンのブレーンストーミングのことが書かれていたことなんだ。
当時、大衆発明の神さまと呼ばれていた、元社団法人発明学会故豊澤豊雄会長は、そのブレーンストーミングをアイデアや発明に取り入れていたことがわかった。

特に著書の「頭の使い方」(前号531に記載)の中に、様々な発想法が書かれており、まさにこれが人生のノウハウだと感じたんだ。

そう、coucouさんが24歳のときに出合ったブレーンストーミングの実用編だったんだ…。(再び40歳を過ぎて出会った)


そして、coucouさんの子どもの頃、テレビで「あなたのアイデア買います!」という番組が毎週放送されていて、司会進行は片山竜二さん。片山さんは「アイデア紳士」という本を書かれており、ラジオのパーソナリティも務めていた。その番組に社団法人発明学会が全面的に支援していた番組だった。

また、運命とは不思議なもので片山竜二さんとcoucouさんの父は戦友同士。
さらに戦後になって二人で仕事をしていた。その仕事は中原淳一の雑誌「それいゆ」の編集に携わり、片山竜二は編集長を務め、父はその相棒として創刊した。


別冊太陽「中原淳一のそれいゆ」

父は、片山竜二が去るときまで親友として付き合いが続いた。
そして、父はテレビやラジオに出演していた片山竜二を応援し続けていたため、coucouさんは子どもの頃から社団法人発明学会の豊澤豊雄会長の存在と、若き日の姿を知っていた…。

後に、その話を豊澤会長に話した時の笑顔も素敵だった…。
これもまた、運命の悪戯なのなのかな~




やがて、coucouさんはね、台本を見なくても、上がらずに話ができるようになった…。

そうだよね~

たくさんの人前で話し続けてきたんだもの~

だけど、毎回、豊澤会長の視線を感じる~
そう、いつものあの笑顔のままでじっとcoucouさんを見つめてくれる~
ああ、この人のためなら何でもしたい…。

でも、収入がない…。

当時のcoucouさんは、商店街の仕事をしたり、政治家の秘書を受け働き続けていた。ただし、豊澤会長のお仕事は最優先。
そして、6か月過ぎたころに講演料をいただくようになった。
わずかでも、coucouさんの言葉がお金になったんだ。

なんとうれしいことなんだ…

coucouさんはさらに加速してパワーアップしていく~

2.あんた~本を書きなさい~


豊澤会長の誉め言葉も衰えを知らない~
会員も、関係者もみんな豊澤会長に褒められたいんだ~
そして、褒められると、それが勲章となる~

coucouさんもおんなじ、ただひたすらに頑張り続ける。

だって、100歳をまじかにした生き神さまなんだもの~
お布施も、金品もわずかな会費以外何も受け取らない~
そして、ご利益をいただくんだもの~

それはね、幸せや希望をいただくんだ~


そんな豊澤会長が、ある日。
「あんたあ~いいことを話しているんだから本を書きなさい…」

はあ、本?

本だって?

coucouさんは文章なんて上手くないし、手紙は書いたことがあるけれど文章なんて書いた経験がない…。

それなのに…。
「あんた~本を書きなさい~あんたの本なら売れるから、儲かるからやってみなさい~」

あ~

あの時とおんなじだ…。

あの初めて会ったときのセリフ~
そして、coucouさんはさらに褒められ続けた~

もう、逃げられない…。

だけど、本なんて、無理…。

すると、
「あんたみたいな人はね、もっと報われなければならん。本を書けば稼げるし、一冊出せばみんな先生になれるんだ。それに講演先でも宣伝できるしな。わしが出版社を紹介してあげる、大手だよ。わしの本を数百冊出している出版社だ~必要なら紹介状と推薦文を書いてあげるからそれを持っていきなさい~」

あれ~

また、豚さんになるの~
もっと、高い木に登るの?

でも、ここまで会長が押してくれるんならばやってみよう、と決心した。
それに少しでも恩返しができればいい、と思っていたんだ。

そして、それから数か月して本らしきものが完成した。
真っ先に豊澤会長のところにプリントした原稿を届けた~

すると、パラパラと原稿を見つめ、
「おお~凄いなあ~これなら売れるよ~」と褒められた。
coucouさんは本を出版していないのに、出版したかのように嬉しかった…。

ああ、これで作家~

プロデビュー?

だけど、とんでもない大事件に発展していった…。

coucouさんはね、奈落の底に落ちていくんだ…。

一体、どうなるの?

絶望ってこのことなの?

④次回続く(読んでね~)

coucouさん撮影写真「美女たちに囲まれる豊澤会長」豊澤会長は女性に対して、いつも「あの子」という。それはね、100歳の男性からしてみれば、70歳、80歳の女性なんて娘のように思えるんだね。だから、いつもこの女性たちを褒め続けていたんだ。みんなに愛されていた豊澤会長。


3.豊澤会長の言葉より


本田宗一郎を世界一にした蔭の男


どんな凄い人でも、必ずその人を偉くした名補佐役がいる。そしてその補佐役はみんなほめ上手だった。

先日テレビ朝日で、右の題の放送をしていた、いたく感動したので大略をあげる。小さな町工場の主人だった本田宗一郎を競争自動車王にまでしたのは、実に名補佐役の藤沢武夫という専務がいたからである。

「うちの車は馬力はいいが、音がキンキンと高い、よい音を出してくれ」

と藤沢氏はたのむ。すると本田は、

「よい音にしたら馬力がおちる、そんなことできぬ」

と相手にしない、すると藤沢は、

「できる、できる、あんただからできる」

と本田の技術をほめて、ほめてあげる。すると本田さんは、まいあがって、懸命になる。

そしてできたのが、ドリーム型のオートバイである、それで売上げが4倍になった。

藤沢さんが、ほめたから、本田さんは快感がわいて、脳から良薬ホルモンが出て頭脳明晰になってきたのである。

すると今度は藤沢さんが、

「まだ日本では自動車が主流だ、これに小型エンジンえおつけてスピードの出る自転車をつくってくれ‥‥」

とたのむ。すると本田さんは、

「そんなのできない、小型では馬力不足だ」と逃げる。すると藤沢は家まで追いかけていって、

「いやスピードの出るものが、あなたならつくれる、いやあんたがつくったら売れるんだ」

とまた歯の浮くような、ほめ言葉を惜しげなく出す。

すると本田はその言葉に乗せられて夜に日をついで考える。

そして生まれたのがカブFである。

ところが本田さんをほめていた藤沢さんも、ほめるごとに自分も気持ちがよいから良薬ホルモンが出ていたとみえて、そのカブに日劇ダンシングの女性50人に赤いシャツを着せてパレードさせた、それが革命的な宣伝になって社員二千人の会社に発展した。

こうして藤沢は、いつも本田をほめてほめあげて、ついに自動車では世界一の競争車をつくらせた。

そして、その司会をしていた田原総一郎氏いわく、「今後、本田さんのような偉人が出るかどうかは、いつ藤沢さんのようなほめ上手の補佐役が出るか、どうかにかかってる」

と言った。

現代の脳医学からいえば、二人とも良薬ホルモンを出して、本田はハードの発明を藤沢はソフトの発明をして、相まって世界一になったのである。

エジソンの母、秀吉の母、キリストの母…、みんな、下賎な女だが、わが子に対してのほめ方は天才的だった。

いや、現在の成功者の母もみなほめ上手である。

ところが秀才の母で、わが子が試験に合格しない場合を考えてみると、ほめ言葉が、あまりにも少なすぎる。そして、「辛抱がたらぬ、もっとなぜやらぬか‥」

と叱る言葉が多すぎる。

これでは子供はうかびあがらない叱るごとに頭を悪くしている。

「馬鹿は1分ごとにつくられる」である。

4.相手をほめて一億円と日本一をとったのである。

ほめて写して一億五千万円

本を中心としたのカメラマンは、篠山紀信先生だといわれる。一世を風びした宮沢りえのヌード写真をとって印税が何億円にもなった。

篠山先生が、よい写真がとれるヒミツは、写されるものを、ほめてほめあげるからだという。

たとえば富士山や川のような、自然の風景を写すときでも、その形や色や、あたりの風物を、ほめるそうです。そかも声に出して、ほめあげる。すると、野山の景色がニッコリとほほえんでくれるように見える。そこを写すから、すばらしい写真がとれえるのだという。

信じられない、そんな馬鹿なことがあるのか?とだれでも思う。しかし、現実に立派な写真がとれるから反論は出ない。

ところが、その理由は科学的に証明された。その理由は、山が美しくなるのではない、実は、ほめてあげている篠山さんの脳の方に原因があるのである。

ほめると快感がわく、その快感は良薬ホルモンを出す。すると、頭がさえて審美眼もするどくなり、山野の美点を、するどい感覚でみつけることができる。そして、よい写真がとれるのである。

まして、女性を写すときは、それこそ、ほめてほめて、ほめあげる。どんな小さな美点でも、みつけてほめる。すると女性は、感激すると共に、自信をもつようになる、その自信をもつようになる、その自信が、よろこびとなり、美しくなろうと肌は輝き、ひとみはうるわしくなり、小さな動作までが夢心地になり、美を昇華させるのだ。

つまり、女性の脳の中にプラス思考がおこり、良薬ホルモンが出て、それが細胞を浄化するからである。しかも、写す人間の脳も、またよく見えるようになっている。

写真を写すときだけではない。相手をほめてみよう。それは、自分のためでもある。篠山さんは相手をほめて一億円と日本一をとったのである。

④続く(次回も続くコラボ作品)25年ぶりに蘇る~



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coucouさんです~
みなさん~ごきげんよう~

この「誉め言葉研究会」はいかがですか~
coucouさんの人生と運命が変わってしまったリアルストーリー。

全部で約10回シリーズなんだけれど、これを読んでくれた人は全員、「誉め言葉研究会」合格~

そして、みんなで、この誉め言葉を広めてほしい~

coucouさんが豊澤会長からいただいた言葉を伝えてほしい~



人は誰もが褒められたい動物~
coucouさんはね、褒められてうれしかった~

でもね、褒め方はいい加減ではだめだよ~

心からその人の素晴らしいところを見つけて、心底、心込めて褒めてあげることなんだからね。

嘘や偽りなんて簡単に見破られてしまうからね。
だから、良いものは良い~
素敵なことは、素敵~
素晴らしいものは、素晴らしい~
好きなことは好き~

それが愛で、それが優しさなんだからね~

だから、coucouさんの誉め言葉は真実しかないんだよ~

そう、noteのみんな~
読んでくれているお友達、みんなみんな素晴らしいんだからね。

また、あしたも読んでね~

ありがとうございます~



※追記※532「そう、男性は女性をほめる。女性は男性をほめるんだ~」褒め言葉研究会②にcoucouさんが尊敬している、書きのたねさんから素敵なコメントをいただきました~

「褒」と言う字を覚えるときに、不思議な字だなあと思って、調べたことがあるのですが、「衣」 が上下に分かれて「保」を挟んでますが、子どもを衣で包み込んで大切に守るという成り立ちを持っていて、ステキだなあと思ったことがあります。
それでこの字を覚えられました😅

さすがです~
書きのたねさん~
ありがとうございます~

「褒」と言う言葉の意味は、「子どもを衣で包み込んで大切に守るという成り立ちを持っていて…」なんだね~

なんて素敵で、素晴らしい言葉なんだろう~
わあ~
coucouさんは子どものように大切に守られていたんだ…。

言葉って、凄いね~

さいこう~


coucouさんのホームページだよ~みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru

 








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