472.人の心の痛みを知ることなんて誰にもできないけれど、その人の心の中の手を握ってあげることはできるよね。
(33)人生を好転させる方法
how to turn your life around㉝
1. みんながそう言っている、みんながそう思っている。
私たちの周りには、こんな人がたくさんいるよね。
それって、
「みんながそう言っている」
「みんながそう思っている」という言葉。
この言葉の意味は2つある気がするんだ。
それはね、自分はこう思う、自分はこう考える、というと聞いてもらえない不安があるために、「みんながそう言っている」と〈みんな〉と言う言葉を利用する人たちのこと。
そして、もうひとつは、
「みんなで赤信号を渡れば怖くない~」という人たちさ。
どっちにしても、自分に自信がない人、人の考え利用しょうとする人の共通点だという気がするんだよ。
でもね、みんなは、みんな。
自分は、自分なんだよね。
だから、みんなよりも、まず自分はどうなの?ってことの方が大事な気がするよ。
子どもたちも、親の口癖が乗りうっているのかどうかわからないけれど、「みんながそうしている」「みんなが持っている」「みんなと違う」とみんなを利用して自分の欲しいものを要求しているようなものだよね。
親は親で、みんなが持っているのに我が子に持たせなければ可哀そう、不憫だと思ってしまう。
こうやって、「みんな」と言う言葉が勝手に利用されている。
ある意味の脅しのようなものかもしれない。
こうなると、自分っていうものを失っちゃうような気がするね。
2.違う見方の大切さ
さて、「みんな」という「みんなで赤信号、渡れば怖くない~」という洗脳?から脱出する方法は、物の見方を変えてみる、違う見方をしてみることかもね。
単なる「聞きかじり」であっても、その聞きかじりの情報に対して疑いを持つ足たり、別の角度から見てみるのさ。
たとえ、coycouさんはね、受け入れたとしてもわざと反発してみたり否定したりするんだ。
すると、その聞きかじりの情報が違う形に見えたり、感じたりできることがわかった。
人間の恐ろしい部分は「思い込み」にあるよね。
coucouさんは異常な思い込みの達人だったから、よくわかるんだ。
何が正しくて、何が間違いなのかではなくって、自分の都合の良い方に思い込む習性があることをね。
でもね、自分の都合の良い方を思い込むって、大変な間違いを犯しそうだよね。
だって、自分だけの都合なんだもの。
自分だけの都合って、自分に都合の悪いことには耳を貸さないわけだから、真実や実態からは随分と離れてしまう恐れがある気がする。
正しさって、意外と違う角度から見ると間違いの場合が多いよね。
誤りだと思っていても一年後は正しかったり、正しいと思っていたことが数日後に誤りだと気づく場合もある気がするんだ。
だから、これは「絶対」だとか、これは「正しい」と言い張る人がいるけれど、それは価値観の違いであって、その正しいと思い込んでいることを一度でも疑ってみることが聞きかじりを超えることができる方法の一つのように思うのさ。
はたして、このことは本当に正しいのかな?
と疑うことで本当の正しさが見えるかもしれないね。
3..押しつけ
人って、みんな違う、
だけど、同じだと思う。
同じでないと不安になる。
自分はみんなと同じ、
みんなは自分と同じ、だと安心する。
いや、安心感を覚える。
みんな違っていいって、言う割には、みんな、みんな同じでなければいけない、と思い込む。
だけどね、人の価値観ってみんな違うんだよね。
だから、価値観が違うもの同士、正しさも優劣も、善悪も違って当たり前。
だから、お薬を打たないものの価値、打つ人の価値も違う。
(でもね、生後6か月の子に打たせないでほしい…)
打たないからって差別する人、打ったからといっておかしいと決めつける人がいるけれど、どちらもおかしいよね。
そして自分と違うものを馬鹿にし合う、下に見る。
それもおかしいよ。
それなのに自分の価値観が正しいと押し付け合う。
そして自分の価値観が違う人を認めない。
すると、その相手を否定し、批判に変わる。
これが現在の567をよく見ているとわかる気がする。
もう、どっちでもいいじゃあないの?
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
ここまで読んでくれた方~
心から、感謝のかたまり~
4.身体の痛みと心の痛み
coucouさんはね、最近思うことがある。
それはね、身体の痛みと、心の痛みのことなんだ。
一見、「痛み」はおんなじなんだけれど、どちらも見えないし、わからないってことなんだよね。
例えば、内臓なんて誰にも見えないし、癌だってわかんない。
わかる方法はレントゲンやМRI検査だよね。
でもね、当たり前だけれど、肉眼では見えない。
ただ、人に伝えることはできる。
その方法は包帯を巻いたり、傷口を見せたり、痛い顔や、辛そうな顔、苦しそうな顔、そして動き。
だけど、それでも人には痛みは伝わらないよね。
coucouさんはお医者さんに、
「先生、とても痛いんだけれど、先生にはこの痛みがわかりますか?」と質問したら、当然なんだけれど、「…わからない…」と答えた。
別の先生に話したら、
「うん、わかるよ。術後はとても苦しいし、痛み止めなんて効かないし、夜も寝れない。そばに誰かがいてくれれば少しは痛みが半減するかもしれないけれど、一人きりだと余計な考えばかりでさらに痛みが倍増するように感じるね…。」
この先生には手術で苦しんだ体験があった。
coucouさんは思ったね、だからこの痛みを知る先生は優しいんだ、とね。
そう、痛みって、体験したことのない人にはわからないんだよね。
でもね、だからと言って、体験や経験なんて誰もが同じ思いをしているわけではないけれど、共感できる人もいるんだ。
coucouさんはどうしてか考えて見たんだ。
するとね、共感できる人は確かに違う体験があるけれど、自分の体験をもとに想像する力があるんだ、それが本当の共感ともいえる気がする。
そしてね、相手のことを思う、愛することでその共感する能力が働いているつて事がわかったんだ。
確かに、coucouさんは術後の痛みで苦しみ続けたんだけれど、看護師さんが傍にいて手を握ってくれた時、痛みが半減した気がする(錯覚かも…)。
だけど、誰もいなくなると、痛みが再来襲してきた。
とっても、不思議な痛みの世界。
(誰かが「痛みは主観なんだ」と言った記憶が蘇る、そう脳が命令しているんだね)
そして、次は「心の痛み」
そう、心の痛みも、誰にも分らない。
愛する人、かけがえのない人を失い、悲しみ続けたとしても、悪意はないにしろ、
「早く忘れれればいいのよ…」
「時間が過ぎれば落ち着くわ…」
「次に好きな人が出来れば大丈夫よ…」
coucouさんは思う、なんと酷いとどめの言葉なんだと…。
94歳で父はこの世を去り、母は89歳だった。
そのたびにcoucouさんは声を掛けられる。
決して悪意のない同情なんだと思うけれど、
「往生したんだから幸せよね…」
「長生きして良かったね…」
「本望だと思う…」
「こうして立派な、二人の息子さんが残ったのだから…」
「もう、充分に生きたのだから、本人だって喜んでいると思うよ…」
coucouさんはね、深く、深く傷ついた…。
だから、coucouさんはね、
絶対にこんな言葉なんてかけないよ~
みんな違うんだよ~
考え方も~
愛し方も~
思う心も~
だから、coucouさんはね、逆の場合、
「とても残念でしたね…」
「寂しいね…」
「辛いよね~」
「coucouさんも悲しい…」
「故人に感謝しているんですよ…」と。
相手に失礼かも知れないけれど、「故人のご冥福をお祈りいたします…」なんて事務的な場合を除いてはしないようにしている。
これはね、痛みをこらえて苦しんでいるcoucouさんに看護師さんが手を握ってくれているのとおんなじなんだよ。
人の心の痛みを知ることなんて誰にもできないけれど、coucouさんはね、その人の心の中の手を握っているんだ。
coucouさんとは痛みが違っても、父や母を一緒にお見送り、一緒に悲しんであげることが本当の供養であって、残された家族の人たちに優しく共感してあげることだと思うんだよ。
だってね、この世を去る者も、残された者も特別な場合を除けば、どんな状況であろうが、年寄りだろうが、若かろうが、幼かろうが、命はみんな同じだからさ。
だって、誰だって、とても辛く、悲しいことじゃあないか…。
おかしいかな~
みんな~
Viens, viens
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