飽きる。いま飽きるということ。 生きるのに飽きるということ。 ふと、日々感じる感動が薄くなること。 頭のなかでメロディが鳴らなくなるということ。 鳥のさえずりが…
ソラシド奏でるよろずの肺 桜が散る散る目が回る。 夜更けに見るは、自分のこころ。 奥にね、ずっしり、横たわる。 まきびしまきびし、残る嫉妬。 見えない見えなくな…
ピンと張る。 いつもより少しだけ無理してみる。 背筋を伸ばして、前をみる。 目の奥に疲れを感じる。 大丈夫。まだやれる。目を瞑る。 少し口角を上げてみる。 大丈…
どうしようもない朝に打ちひしがれながら、もう夜が刻々と近づくの。さざなみの音を聞きながら、心の痛みを味わうの。夢が破れても、自然は残酷にも、何もなかったかのよう…
殻の桜が散り乱れ 浮き世の色が滲むとき 子どもの声も赤く擦れ 知らずに進む夜電車 ラッパ鳴り響き羽音止む 灰はそのまま動かない 夕陽が添える橙も 知らないあの子は何処…
♪ 痛いって感覚は、日常から追い出された。 膝小僧を擦りむいた。 そんな痛みでさえ無くなって、 街は美味しさと気持ち良さで溢れてる。 もっと痛みがあっていいのに…
恵まれなかった。愚かだったし、劣ってもいた。 人と比べて落ち込んだり、結果が出ない時もたくさんあった。(5年も10年も我慢したが、自分のしたいような人生にはならなか…
なぜだろう。なぜ心が許さないのだろう。心のなかで染まった気持ちは抑えきれずに、咲いてしまう。人には理解されないような夢、赤いつぼみが手渡しされる途中、受け取れば…
toritoritora
2020年1月7日 20:25
飽きる。いま飽きるということ。生きるのに飽きるということ。ふと、日々感じる感動が薄くなること。頭のなかでメロディが鳴らなくなるということ。鳥のさえずりが、人の声が、聞こえなくなるということ。生きるのに飽きてしまうということ。いま飽きるということ。それはコンクリートそれは東京それは醜い強姦飽きるということ。いま飽きるということ。無視されて、無視もすると
2021年2月28日 22:30
ソラシド奏でるよろずの肺桜が散る散る目が回る。夜更けに見るは、自分のこころ。奥にね、ずっしり、横たわる。まきびしまきびし、残る嫉妬。見えない見えなくなる光。
2020年3月1日 19:25
ピンと張る。いつもより少しだけ無理してみる。背筋を伸ばして、前をみる。目の奥に疲れを感じる。大丈夫。まだやれる。目を瞑る。少し口角を上げてみる。大丈夫。まだ人を思いやれる。深く息を吸ってみる。肩の力を抜いてみる。目に感情をのせてみる。少し人に優しくしてみよう。綺麗なあの人に声をかけてみよう。桜のお菓子を買って帰ろう。あいつは喜ぶかな。皆がこんな前
2020年2月28日 05:02
どうしようもない朝に打ちひしがれながら、もう夜が刻々と近づくの。さざなみの音を聞きながら、心の痛みを味わうの。夢が破れても、自然は残酷にも、何もなかったかのようにそれを受け止めて。やがて闇と光のなかにくらませるの。やましい気持ちも綺麗な気持ちも、関係なく。災いの前には平等の線がピンと張ってて。夕日もいつかは沈むし、人はいつか死ぬの。死ぬときに、動物も植物も、何も意味はなく、ただ時と輪廻を
2020年2月28日 04:53
殻の桜が散り乱れ浮き世の色が滲むとき子どもの声も赤く擦れ知らずに進む夜電車ラッパ鳴り響き羽音止む灰はそのまま動かない夕陽が添える橙も知らないあの子は何処いった寄る壁もない長い夜次の境はいつになる二三と辛苦を乗り越えて我が子に託す末の先
2020年2月15日 19:17
♪痛いって感覚は、日常から追い出された。膝小僧を擦りむいた。そんな痛みでさえ無くなって、街は美味しさと気持ち良さで溢れてる。もっと痛みがあっていいのに。麻痺して、満足しかない生活。刺激をとりに行こうじゃないか。野蛮に、馬鹿に、なろうじゃないか。人生に、鮮やかな赤い色が付く。♪
2020年1月26日 15:15
恵まれなかった。愚かだったし、劣ってもいた。人と比べて落ち込んだり、結果が出ない時もたくさんあった。(5年も10年も我慢したが、自分のしたいような人生にはならなかった。)外面と肩書きだけを求めて、トロフィーがたくさん欲しかった。(少し手に入っても、深い安心と眠りはいつまで経っても来ないままだった。)でも、一日一日を、自分の人生をより良く生きようと自分なりに必死だった。ある時、母を幼
2020年1月6日 23:33
なぜだろう。なぜ心が許さないのだろう。心のなかで染まった気持ちは抑えきれずに、咲いてしまう。人には理解されないような夢、赤いつぼみが手渡しされる途中、受け取れば気が触れてしまうことに気付いて身震いする。目を覚ます。そんな恐怖を感じている。咲いた。咲いた。