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徒然なるままに、日常や思ったこと、考えたことをゆる〜く書いていく日記のようなエッセイのような雑文のような。冷やかしでもいいんで読んでやってください。これでも文章を書く練習。気が向…
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2023年11月の記事一覧
小説の「読み方」について、僕の考えを話したい。
「はい、これが擬人法ですよー」
国語科の教員は、黒板に淡々と「擬人法」と書く。まるで書きなれたかのように指先に持ったチョークがカッカッと音を立てている。それが擬人法である事実はあるにせよ、擬人法によって小説の読み方がどのように変わるかまでは、教員の指導に差が出る教科である。
書き手の主張や思想があり、明確な答えがあるのが評論。読み手の解釈によって作られるのが小説。と、ここでは仮定しておこう。