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創作と出版の参考記事

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2018年11月の記事一覧

ゼロからはじめるストックイラスト。

ゼロからはじめるストックイラスト。

■ストックイラスト(以下ストック)とは、、
コンテンツ提供者の目線で言うと、様々な媒体に向けて予め想定したシチュエーションのイラストを制作、販売するものです。
通常のイラストレーターのお仕事の場合ほとんどが請負、描き捨て(著作権譲渡のことではなく、他所で使い回しが効かないという意味です)になると思いますが、ストックでは1度登録してしまえばサイトが消滅しない限り半永久的に販売できます。つまりイラスト

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Amaziaに上場承認:マンガアプリ専業だと営業利益率10%以下で利益率が低い

Amaziaに上場承認:マンガアプリ専業だと営業利益率10%以下で利益率が低い

今週来週は師走のIPOラッシュで日々楽しみにしており、11/12にはソフトバンク上場が発表されましたが、ネット企業は先日のピアラに引き続き、地味な銘柄が続きますね。マンガアプリのAmaziaです。

☆目次
1:株式状況)想定公募時価総額は41.3億円。2年前の前回から1.85倍程度
2:事業内容と業績)営業利益率10%以下?マンガアプリ事業の利益構造
3:市場)電子書籍と漫画アプリ市場の成長率は

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#勝手にコルクラボ

#勝手にコルクラボ

11月24日に、妻に連れられ「株式会社コルク」のプロジェクトであるコルクラボ主催の「コルクラボ文化祭」に参加してまいりました。
株式会社コルクは界隈では有名なイケてる社長「佐渡島庸平」さんが立ち上げた漫画家とメディアをつなぐエージェント企業です。
固くなってしまった出版業界に風穴を開けるような斬新なビジネスをブイブイやっております。具体的には漫画家のプロデュースやデビューまでのサポート、コミュニテ

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最初の本を出版したときの話

最初の本を出版したときの話

高校生のとき,「いつか自分の名前が表紙に書かれた本を出版したい」と思っていました。小説なのか,詩集なのか,ノンフィクションなのか,いったいどんなジャンルの本になるのかは,高校生の自分自身にはまったく予想がつきませんでしたが。それは当時の自分にはいつかそうなったらいいな,というあこがれのようなものでした。

いくら「本を出したい」と思っても,最初から出版社に知り合いがいるわけではありません。

いま

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これがコルクラボのPJだよ。外とつながり大きな熱を生み出すとき【連載第8回】

これがコルクラボのPJだよ。外とつながり大きな熱を生み出すとき【連載第8回】

みなさんこんにちは、【オンラインサロン『コルクラボ』に所属して1年経ったので色々振り返ってみた】連載第8回です。

コミュニティって、まずは中の人たちが居心地良い状態をつくっていくことが大事だと思いますが、盛り上がってくるとイベントとかをやってみない??なんて話が出てくることがあるかと思います。

熱が高まると、それをもっとたくさんの人に伝えたい。

自然なことだと思います。コミュニティ内で熱を持

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「群れない・発信しない・新刊出さない・宣伝しない・営業しない」でも、案外しっかりと生き残れた業界「だった」んだよなあ。なにもかも変わってしまった……

「群れない・発信しない・新刊出さない・宣伝しない・営業しない」でも、案外しっかりと生き残れた業界「だった」んだよなあ。なにもかも変わってしまった……

 「近刊検索デルタ」や「重版出来ですYO!」など、自分で動かしているサイトで「出版社のWebサイトへのリンク」と「出版社名のヨミ」を表示するためのリストを整備しています。まず、版元ドットコム・書協・出版協・出版クラブ・丸善が公開している出版社リスト等々をマージしてDBに取り込み、その後、ちまちまと手作業で追加を続け、2018年11月18日13時時点で984社、めざせ1,000社といったところです。

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