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生きる、生活系

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2022年3月の記事一覧

キモい人間は「言動」ではなく「存在」がキモい

キモい人間は「言動」ではなく「存在」がキモい

「お前はこういうところがキモいから直せ」と言われ、言われるがままに言動を改善したのに、一向に周囲からの反応が好転せず、それどころかさらにキモがられてしまう。そんなケースに心当たりのある方は多いだろう。

服装がキモい、喋り方がキモい、姿勢がキモい、話題がキモい…。そうした「指摘」を真に受け、真摯に改善を志すキモオタは実のところ少なくない。

しかし彼らの努力が実を結ぶケースは稀だ。努力しても周囲の

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暗黒メモ「救われる者、そうでない者」

暗黒メモ「救われる者、そうでない者」

 3月がはじまった。

 日増しに強くなる陽射しが、春の兆しを感じさせる。多くの人が待ちわびた、暖かな季節。

 そんな穏やかな季節の訪れにふさわしい、じんわりと心にしみるテキストから今月のマガジンをはじめていきたい。

マガジン限定記事「彼が私を殴った理由」

マガジン限定記事「彼が私を殴った理由」

 先月末のマガジン記事に、とても大切な視点を与えてくれるコメントをいただいた。

( https://twitter.com/enushi1200/status/1497494787767037957 より引用 )

マガジン限定記事「フェミニズムの仲間になれない女たち」

マガジン限定記事「フェミニズムの仲間になれない女たち」

 いくつかのメッセージが届いた。

 それらは、現代社会を生きる者ならすべからく支持するべき思想とされる「フェミニズム」に対して、並々ならぬ違和感を持っているという女性たちから送られたものだった。

「女性だからといって、フェミニズムの連帯に入れられたくない」
 ——そのように訴える、彼女たちの痛切な想いが込められていた。

マシュマロガチ回答「ダメな後輩君がいる理由」

マシュマロガチ回答「ダメな後輩君がいる理由」

 イライラ・モヤモヤをどうにかしたい――そう訴える人からの手紙が届きました。

 手紙の主は、都内で働く女性です。仕事がイマイチできず、部署でも手を焼いているらしい後輩の男性社員のツイッターアカウントを発見してしまったことから、暗い感情が高まってしまったとのことです。

白饅頭日誌:3月18日「『追放モノ』がぼくらに語るもの」

白饅頭日誌:3月18日「『追放モノ』がぼくらに語るもの」

( https://twitter.com/sow_LIBRA11/status/1497522905235681280 より引用 )

 いわゆる「なろう小説」において、登場以来いまなお根強い人気を誇るのが「追放モノ」といわれるジャンルである。

マシュマロガチ回答「他人の言葉を聞く前に」

マシュマロガチ回答「他人の言葉を聞く前に」

 先日リリースしたふたつの記事の反響が、今日も鳴りやみません。

 今日も反響が届き続けているのは、立ち技格闘技のメジャー団体である「K-1」から鳴り物入りで「RIZIN」に移籍し、将来をもっとも期待されてきた総合格闘家・平本蓮選手の連敗について、おそらくは彼の敗因となった「傷つきたくない若者」と「傷つけたくない大人」の均衡について書いた一連の記事です。

 若い時分の有り余るエネルギーゆえに、た

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白饅頭日誌:3月28日「文化資本は複利」

白饅頭日誌:3月28日「文化資本は複利」

 「言い得て妙」という表現がこれほど当てはまるフレーズは少ない。

自然農法×バケツで始める米づくり8。新たな品種・黒米栽培へ🌾

自然農法×バケツで始める米づくり8。新たな品種・黒米栽培へ🌾

『米の多様性を考えたい』

伊賀の実家の米づくりを継いで3年。バケツ稲という庭先でできる米づくりにチャレンジし始めて2年目。漠然とそんなことを考えていましたが、この度、再び、ふとしたきっかけから黒米を育ててみることにしました。

2月下旬のある日、近所のスーパーに立ち寄った時に、袋詰めされた赤米、黒米、雑穀米(いずれも、玄米という籾殻を取られた後、真空パックされた形で販売されていました)などを発見

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大人のまなびは図書館からはじまる

大人のまなびは図書館からはじまる

無類の本好き兼引っ越しフリークの私は、引っ越すたびに近所の図書館を調べ、行きつけの図書館を作る。さらに旅行先でも図書館に寄ったりするので、おそらく人生で訪れた図書館数はわりと上位に入ると思う。ポケストップが図書館にしかない世界だったらトップトレーナーになっているレベルである。

まわりの友人も本好きが多いけれど、ビジネスパーソンのほとんどは書店に向かうので、図書館トークができる人にはなかなか出会わ

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