大森 雄貴 / Yuki Omori

家業の米作りを継いだ後、組織変革の伴走、プロジェクトファシリテーションに加え、執筆も活…

大森 雄貴 / Yuki Omori

家業の米作りを継いだ後、組織変革の伴走、プロジェクトファシリテーションに加え、執筆も活動に加わりました(現在、『企業と人材』にて連載中🖋️)最近のテーマは、ティール組織、ソース原理、コレクティブインパクトなど https://yuki0mori.mystrikingly.com/

マガジン

  • 人と組織のポテンシャルを探求する読書記録📚

    ソース原理(Source Principle)、ティール組織(Reinventing Organizations)、ファシリテーションといった人や組織のポテンシャルを発揮する哲学・手法について探求する中で手に取った書籍たちの記録です。

  • 次世代型の組織、経営、社会の探求

    コワーキングスペースの運営、市民協働まちづくりプロジェクトの事務局、ワークショップのファシリテーターを経て、人と組織の可能性を引き出すには組織構造の変化が必要だと感じた2016年頃、フレデリック・ラルー氏の提唱したティール組織(Reinventing Organizations)に出会いました。 それ以来、海外の起業家、コーチ、ファシリテーターを招聘したイベント開催、自身もオランダで開催されたホラクラシー・トレーニングに参加するなど、探求と実践・紹介を続け、今に至ります。 ここでは、これまで国内外の文献や実践から学んできた、新しいパラダイムに基づいた考え方や組織づくりのアイデア、また、ソース原理などについても紹介していければと思います。

  • ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ®︎)

    自分が主催、あるいは参加したABDでの気づき・学びをまとめています📚

  • ゼロから始める伊賀の米づくり〜新米兼業農家の記録〜

    2020年1月、三重県伊賀市の父の実家の田を継ぐことになった男の米作り1年目からの記録です。京都⇄伊賀の二拠点生活を送っている筆者が、家族の思い、地域の信頼に応えるべく、自然のままならなさと共に歩む米作りの備忘録。よろしければ、ご覧ください。

  • 兼業米農家が、種から始める果樹栽培🍎🍊

    三重県伊賀市の兼業米農家が、バケツで育てる米づくりの挑戦を皮切りに「自分が好きで食べるものは、自分で育てられるようになってみたい🌱」と思い立ち、りんごとみかんを種から栽培する挑戦を始めました。その、成長記録です🍎🍊

最近の記事

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レポート:ティール組織と識学はまったくの別物?水と油と思われがちな2つの理論を徹底検証!

本記事は株式会社識学が主催した、『ティール組織』解説者・嘉村賢州さんと識学代表・安藤広大さんによる対談のレポートです。 今回のレポートをまとめている私自身は、『ティール組織(Reinventing Organizations)』という経営・組織運営のコンセプトを2016年から探求・実践を続け、国内の企業・団体にその実践例を紹介したり、新しい働き方・組織運営に取り組もうとされる方々を応援するということを行ってきました。 『ティール組織』著者フレデリック・ラルー氏が来日された

    • 【書籍紹介】『賢く敵を選べ─持続的な成功をもらたらすビジネスプランニング』(フェニックスシリーズ)

      この度、パンローリング株式会社編集部より『賢く敵を選べ─持続的な成功をもらたらすビジネスプランニング』をご恵贈いただきました。ありがとうございます! 本書は、幼少期のイラン革命時に難民としてアメリカに移住した後、連続起業家、コンサルタント、作家として成功を収めたパトリック・ベト・デビッド氏(Patrick Bet-David:パトリック・ベト‐デイヴィッドとも)による書籍です。 今回、本書をご恵贈いただいたのは、私が連載している書評コーナーにて、パンローリングが出版したウ

      • 氷山モデルと奥にあるニーズ編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

        本記事は現在、邦訳出版準備中の書籍『Conscious You:Become the Hero of Your Own Story』の著者ナーディア(Nadja)こと、ナジェシュダ・タランチェフスキ氏(Nadjeschda Taranczewski)を招いた特別オンラインプログラム最終回氷山モデルと奥にあるニーズ編についてレポートしたものです。 全4回、オンラインで開催された本プログラムでは、『Conscious You:Become the Hero of Your Ow

        • 『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』読書会レポート:ティール組織ラボブッククラブ『”パーパス探求”を紐解く〜個人パーパスってどう探るの?』

          この章で特に惹かれたのは、衝動やそれを感受する感受性と身体感覚、具体的な小さなアクションの関係性です。 今回の記事は『ティール組織ラボ』が主催した、谷川嘉浩著 『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』を扱ったオンライン読書会のレポートしたものです。 今回の企画は、株式会社コパイロツトに所属するABD認定ファシリテーターの長谷部可奈さんをファシリテーターとしてお招きし、『ティール組織ラボ』編集長・嘉村賢州さんからは今回の企画の位置付けや今回の読書会シリーズに関しての紹介を、

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        レポート:ティール組織と識学はまったくの別物?水と油と思われがちな2つの理論を徹底検証!

        • 【書籍紹介】『賢く敵を選べ─持続的な成功をもらたらすビジネスプランニング』(フェニックスシリーズ)

        • 氷山モデルと奥にあるニーズ編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

        • 『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』読書会レポート:ティール組織ラボブッククラブ『”パーパス探求”を紐解く〜個人パーパスってどう探るの?』

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        • 人と組織のポテンシャルを探求する読書記録📚
          38本
        • 次世代型の組織、経営、社会の探求
          76本
        • ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ®︎)
          25本
        • ゼロから始める伊賀の米づくり〜新米兼業農家の記録〜
          65本
        • 兼業米農家が、種から始める果樹栽培🍎🍊
          7本
        • 「この指とまれ」読書会📚
          16本

        記事

          ゼロから始める伊賀の米づくり58:ドローン空撮で眺める稲刈りの風景

          2024年9月の稲刈りは、先の台風10号の影響によって予定が後ろ倒しとなり、収穫のできない期間が続きました。 前回はその中でもやれることはやろうと、近年、除草剤にも耐性をつけてきている雑草の除草作業と雑草の品種の特定などを行い、記録にまとめました。 今回は、ようやく収穫を始めることができたため、秋晴れの田んぼの様子を記録として収めたものを時系列順に紹介していければと思います。 また、今回は父の友人が趣味のドローンで収穫時には動画や写真撮影を行なってくれたため、その一部も

          ゼロから始める伊賀の米づくり58:ドローン空撮で眺める稲刈りの風景

          【書評掲載】池田めぐみ、安斎勇樹『チームレジリエンス―困難と不確実性に強いチームのつくり方』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1139号

          今年度4月より、産労総合研究所が発行している専門誌『企業と人材』の書評コーナーの連載を担当することとなりました。 『人と組織の力を高める人材開発情報誌』である本誌ですが、『人を活かす組織づくりのヒント』と題して毎月、関連する書籍を紹介しております。 『人を活かす組織づくりのヒント』を提供する書籍として今回、取り上げたのは池田めぐみ、安斎勇樹著『チームレジリエンス―困難と不確実性に強いチームのつくり方』(日本能率協会マネジメントセンター)です。 安斎勇樹さん(株式会社MI

          【書評掲載】池田めぐみ、安斎勇樹『チームレジリエンス―困難と不確実性に強いチームのつくり方』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1139号

          ゼロから始める伊賀の米づくり57:稲刈り前の除草作業と雑草の正体

          2020年1月に父から実家の米作りを継ぎ、5年目の稲刈りが目前に迫ってきました。 今年はノロノロ台風と呼ばれた台風10号が迷走し、そして日本海に抜ける前に温帯低気圧へと変わったため、すっきりしない天気が続きます。 稲刈りをするにはすっきり晴れた天候がほしいところです。 雨粒や水滴の残る稲をコンバインなどの収穫機械で刈ろうとすると、コンバインが稲を根こそぎ掘り起こし、泥のついた根っこごと機械に取り込んで詰まったり、濡れた籾が詰まったりと、トラブルの原因となります。 それ

          ゼロから始める伊賀の米づくり57:稲刈り前の除草作業と雑草の正体

          【書籍紹介】『まちづくりにおける「対話型市民参加」政策の見た夢と到達点―京都市2010年代の「カフェ型事業」の経験から』

          今回、ご紹介するのはコミュニティ政策学会監修の『まちづくりにおける「対話型市民参加」政策の見た夢と到達点―京都市2010年代の「カフェ型事業」の経験から』(東信堂)です。 本書は、2022年3月に開催されたコミュニティ政策学会第21回シンポジウムの記録を書籍用に編集し、刊行されたブックレットです。 メインファシリテーターを京都花園大学の深川光耀さん、モデレーターを京都市まちづくりアドバイザー谷亮治さんが務められた本シンポジウムでは、2000年代の京都市未来まちづくり100

          【書籍紹介】『まちづくりにおける「対話型市民参加」政策の見た夢と到達点―京都市2010年代の「カフェ型事業」の経験から』

          ゼロから始める伊賀の米づくり56:稲刈り前。田んぼに侵入する野草たちとの戦い

          2020年1月に父から実家の米作りを継ぎ、5年目のお盆過ぎ。いよいよ、収穫の時期が近づいてきました。 田んぼの稲穂が黄色く染まり始めています。 関東地方に影響を及ぼした台風の影響もあってか、雲が次々と形を変えながら流れていく様子も伺えます。 稲穂の様子がどうなっているのか近くまで降りて見に行ってみると、立派な穂がついている様子も見えました。 稲刈りの予定は8月末〜9月初旬ですが、ここからもう少し葉も黄色く染まり、まさしく黄金色と言えるような色合いとなる予定です。 と

          ゼロから始める伊賀の米づくり56:稲刈り前。田んぼに侵入する野草たちとの戦い

          トランスフォーメーション・マップ編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          本記事は現在、邦訳出版準備中の書籍『Conscious You:Become the Hero of Your Own Story』の著者ナーディア(Nadja)こと、ナジェシュダ・タランチェフスキ氏(Nadjeschda Taranczewski)を招いた特別オンラインプログラム第3回トランスフォーメーション・マップ編についてレポートしたものです。 全4回、オンラインで開催される本プログラムでは、『Conscious You:Become the Hero of Your

          トランスフォーメーション・マップ編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          【読書記録】デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

          今回の読書記録は、2022年に出版されたジェニファー・ペトリリエリ著『デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』(英治出版)です。 本書『デュアルキャリア・カップル』は2019年、経営大学院INSEAD准教授であるジェニファー・ペトリリエリ(Jennifer Petriglieri)により執筆された『Couples That Work: How To Thrive in Love and at Work』の邦訳書籍です。 『デュアルキャリア・

          【読書記録】デュアルキャリア・カップル―仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

          【書評掲載】中田豊一『対話型ファシリテーションの手ほどき』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1138号

          今年度4月より、産労総合研究所が発行している専門誌『企業と人材』の書評コーナーの連載を担当することとなりました。 『人と組織の力を高める人材開発情報誌』である本誌ですが、『人を活かす組織づくりのヒント』と題して毎月、関連する書籍を紹介しております。 『人を活かす組織づくりのヒント』を提供する書籍として今回、取り上げたのは中田豊一著『対話型ファシリテーションの手ほどき』(ムラのミライ)です。 認定NPO法人ムラのミライの創始者和田信明氏が途上国の援助の現場で生み出し、現代

          【書評掲載】中田豊一『対話型ファシリテーションの手ほどき』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1138号

          学習のはしご編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          本記事は、今年中に邦訳出版予定の書籍『Conscious You:Become the Hero of Your Own Story』の著者ナーディア(Nadja)こと、ナジェシュダ・タランチェフスキ氏(Nadjeschda Taranczewski)を招いた特別オンラインプログラム第2回学習のはしご編についてレポートしたものです。 全4回、オンラインで開催される本プログラムでは、『Conscious You:Become the Hero of Your Own Stor

          学習のはしご編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          【種から始める果樹栽培】番外編:家庭菜園の紫蘇を使い、紫蘇ジュースを作る

          今回は、自宅の家庭菜園で育てている紫蘇と大葉を活用し、自家製紫蘇ジュースを作った際の記録です。 昨年、種子から育てて1シーズン終えた紫蘇でしたが、その時に落ちた種子から今年の春先頃から急速に生長し始め、薬味やサラダに活用するにはあまりにも増え過ぎてしまった状態でした。 そこで今回、作り方を調べながら紫蘇ジュースを作っていくことにしたのでした。 本当に簡単なものではありますが、紫蘇ジュースづくりの工程を以下にまとめていければと思います。 紫蘇ジュースづくりに準備したもの

          【種から始める果樹栽培】番外編:家庭菜園の紫蘇を使い、紫蘇ジュースを作る

          コンフォートゾーン編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          本記事は、邦訳出版に向けて準備中の書籍『Conscious You:Become the Hero of Your Own Story』の著者ナーディア(Nadja)こと、ナジェシュダ・タランチェフスキ氏(Nadjeschda Taranczewski)を招いた特別オンラインプログラムの第1回コンフォートゾーン編についてレポートしたものです。 ピーター・カーニック氏(Peter Koenig)が提唱したソース原理(Source Principle)、マネーワーク(Money

          コンフォートゾーン編:『コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる』翻訳出版記念・特別ワークショップ

          【書評掲載】ウィリアム・ブリッジズ『トランジション マネジメント─組織の転機を活かすために』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1137号

          今年度4月より、産労総合研究所が発行している専門誌『企業と人材』の書評コーナーの連載を担当することとなりました。 『人と組織の力を高める人材開発情報誌』である本誌ですが、『人を活かす組織づくりのヒント』と題して毎月、関連する書籍を紹介しております。 『人を活かす組織づくりのヒント』を提供する書籍として今回、取り上げたのはウィリアム・ブリッジズ、スーザン・ブリッジズ著『トランジション マネジメント─組織の転機を活かすために』(パンローリング)です。 アメリカの著名な著述家

          【書評掲載】ウィリアム・ブリッジズ『トランジション マネジメント─組織の転機を活かすために』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1137号