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兼業米農家が、種から始める果樹栽培🍎🍊

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三重県伊賀市の兼業米農家が、バケツで育てる米づくりの挑戦を皮切りに「自分が好きで食べるものは、自分で育てられるようになってみたい🌱」と思い立ち、りんごとみかんを種から栽培する挑戦… もっと読む
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種から始めるりんご🍎&みかん🍊栽培3:初めて迎える冬

前回の記録から少し間隔が空いてしまいましたが、久しぶりに種から育てていたりんごとみかんの苗についての記録をつけたいと思います。 初めて迎えた、冬のりんごとみかんはどのようになったのでしょうか? 初めてのりんごの苗栽培ですが、寒さによって紅葉していました。落葉することなくこのような姿でいるのは、本当に驚きです。 根がしっかりしているからでしょうか?栄養がきっちり行き渡っているようです。 ある程度観察を続けていると、「もうこの苗は枯れてしまうな」「この苗はまだまだ元気だな

種から始める🍊栽培2:2ヶ月かけて四つ葉へ

前回の記録では、初めて種から育てたみかんの芽が出てきたところまでを扱っていました。 今回は、その続きを記録していければと思います🍊 そもそも、種から育てるとは発想もしたことがなかったみかん。 市販のみかんも種なしで食べやすいものが多く、種の入手は困難かと思われました。 昨年から今年の冬は、なぜか例年よりもみかんを食べることが多くなり、その分種に遭遇する確率も上がったためか、無事に育てることができています。 みかんの成長は、まずとても小さな小さな芽を出した後は、その芽を

種から始める🍎栽培2:異なる品種探しと、成長記録

兼業米農家が種から育てるりんごの成長記録の2回目です。前回の記録では、発芽した種を土を入れた鉢に植え、ようやく芽が出てきたところまでを記録していました。 今回は、その記録の続きを書いていきたいと思います。 いざ、土から芽がで始めると、りんごの成長は一気に加速しました。 いくつもの鉢から芽が出始め、このような状態になってきました。 画面右側のりんごの芽は、四つ葉を出してきています。白色の鉢には、地上に芽が出始めた様子も見て取れます。 拡大してみると、このようになっていま

種から始める🍊栽培1:種から芽出しを行い、鉢へ

2年前、父の跡を継いだ兼業米農家な私ですが、この度りんごに引き続き、みかん🍊を種から育てる試みを始めました🌱(りんごの種の生育については、以下から) 種取りから芽出し🌱、鉢への植え替えまでまずは、みかんの種を取り出し、ジップロックとティッシュを準備します。 濡らしたティッシュの上に取り出した種を置き、さらにジップロックの中へ。この時、ジップロックは種の呼吸のため、密閉せずにおきます。 こうしておくと、種が湿度を保ったまま、発芽の準備を始めることができます。 みかん🍊は例年

種から始める🍎栽培1:種から芽出しを行い、鉢へ

2年前、父の跡を継いだ兼業米農家な私ですが、この度りんごを種から育てる試みを始めました🌱 なぜ兼業米農家が、りんごの種を育てるのか?以前から私の記事を読んでくださっている方であっても、今回初めて知ってくださった方でも、『なぜ兼業米農家の人が、りんごの種を育てるの?』とという至極真っ当な質問が思い浮かぶかと思います。 色々と紆余曲折を経ての取り組みになるのですが、きっかけは京都のNPOで活動していた私がある日、三重県伊賀市の実家の父の跡を継いで米づくりを始めたことです。