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種から始める🍎栽培2:異なる品種探しと、成長記録

兼業米農家が種から育てるりんごの成長記録の2回目です。前回の記録では、発芽した種を土を入れた鉢に植え、ようやく芽が出てきたところまでを記録していました。

今回は、その記録の続きを書いていきたいと思います。

いざ、土から芽がで始めると、りんごの成長は一気に加速しました。
いくつもの鉢から芽が出始め、このような状態になってきました。

左奥の丸い小さな葉が出てきているのは、緑肥用のレンゲ

画面右側のりんごの芽は、四つ葉を出してきています。白色の鉢には、地上に芽が出始めた様子も見て取れます。

拡大してみると、このようになっていました。

肌寒さの残る2月後半と比べると、だいぶ温かな日差しの日も増え、弱々しく見えた双葉の芽からより力強く育った様子です。

現在育っている🍎と異なる品種探しへ

ところで、りんごは異なる品種の花粉を受粉しないと、結実しないということを知りました。

そこで近所のスーパーを巡ってみるのですが、どこのスーパーもほぼ一様に青森県産の「サンふじ」という品種を扱っていました。

現在、鉢の中で育っている品種も「サンふじ」であり、これでは結実することができません。

さらに詳しくスーパーのりんごのコーナーを見ていくと、やはり青森県産のりんごがどこにも多く、「サンふじ」が圧倒的です。

さすが、りんご産出NO.1の青森県です。

しかし、私はあえて青森県産の他の品種ではなく、りんご産出No.2の長野県のりんごを探してみることにしました。

近所のスーパーでは、長野県産りんご が見つかりません。

そこで、ネット通販を活用することにしました。

届いたものが、これです。

ネット販売されていた長野県の個人農園のりんご詰め合わせ

りんご各種詰め合わせセットを探していたところ、このようなものが見つかったのでした。

中には、

・シナノスイート
・シナノゴールド
・シナノホッペ
・グラニースミス
・スリムレッド
・あいかの香り
・サンふじ

といった品種が入っており、サンふじ以外は聞いたこともない品種ばかりでした。

もし、これらがそれぞれ種から育ったらどのような木になっていくのだろう……

想像すると、ワクワクしてきました。

もちろん、種を種を取る為ではなく豊かな食生活の彩としてりんごを楽しみたいので、無理に食べ進めるのではなく自然なペースで各種りんごを味わい、種も取っていきました。

四つ葉もとても大きく成長し、ちょっとした林のようになってきました

すべてのりんごを食べ尽くし、種を取る頃には、既に鉢の中で育っている「サンふじ」たちはこのように大きく成長していました。

瑞々しい緑色の葉を広げ、随分立派になってきたように思えます。

芽が出てきつつあるもの、既に大きく成長しているものなど、多様な成長段階

全体を眺めてみると、このように四つ葉が出始めたものから、既に大きく葉を広げているものまで、多様な成長段階を見せてくれるようになりました。

と、ここで同時並行で育てていたみかん🍊の鉢の方を見てみると、

みかん🍊の双葉は、りんごと比べるととても小さい

このように色鮮やかな濃い緑色の双葉をつけ始めていました。

みかんの記録は、現時点ではまだ一記事しかありませんが、ここまでくれば一安心。すくすく育っていってくれそうな予感が気がするので、今後の様子も記録にまとめていきたいと思います。

さあ、りんごは新たな品種も育て始めましたが、どのように成長していってくれるのでしょうか。

今回の記録は、このあたりで区切りとしたいと思います。

サポート、コメント、リアクションその他様々な形の応援は、次の世代に豊かな生態系とコミュニティを遺す種々の活動に役立てていきたいと思います🌱