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種から始める🍊栽培1:種から芽出しを行い、鉢へ

2年前、父の跡を継いだ兼業米農家な私ですが、この度りんごに引き続き、みかん🍊を種から育てる試みを始めました🌱(りんごの種の生育については、以下から)

種取りから芽出し🌱、鉢への植え替えまで

まずは、みかんの種を取り出し、ジップロックとティッシュを準備します。
濡らしたティッシュの上に取り出した種を置き、さらにジップロックの中へ。この時、ジップロックは種の呼吸のため、密閉せずにおきます。
こうしておくと、種が湿度を保ったまま、発芽の準備を始めることができます。

よく育ったみかんの種は、二股に芽を出し成長していく

みかん🍊は例年、寒い冬になってから食べていたもので、その冬の間はまったく成長の兆しが見られないまま数ヶ月を要することになりました。

やがて春が近づき、頃合いになってくると、自然と芽がで始めたように思います。

いざ、芽を出し始めたらたちまちいくつもの種が競うように成長を始めたのが印象的でした。

動物であれ、植物であれ、ひとつのいのちの成長は待ったなし。一度、成長が始まると、ケアしているこちらの都合とは別の法則に基づいて、どんどん変化を始めていくようです。

親指の第一関節程度の穴の中に、種を植えていく

今回もりんごの時と同様、ポット、落ち葉、土(市販のもの)を準備し、種を植えていきます。

芽が出てきました!

りんごから遅れること1ヶ月ほど。ようやく、芽が地上に出てきてくれました。りんごとは成長の仕方が全く異なるようで、地上に出てきた芽はとても小さく弱々しく見えましたが、徐々に艶と光沢と力強さを備えた芽に成長してきてくれました。

芽が出るまでのひと工夫としては、こちらもりんごの時と同様の納豆菌の投入でしょうか。

納豆のパックを洗った汁を、水やりする際に鉢やポットにあげていたのですが、納豆に含まれる菌は植物の病気をもたらす菌を抑制し、健康に保ってくれる、といった話を聞いていたので、それを実践してみたものです。

ポット内の土に菌糸が張るようになると、菌が地中の有機物の分解や根の成長を助けてくれるなど、様々な役割が期待できます。

当面の目標は、1メートル以上の苗木になるまでの見守りですが、本格的な春を迎えて、どのようにこの鉢やポットたちが変化していくのか、ここから先が楽しみです🍊

サポート、コメント、リアクションその他様々な形の応援は、次の世代に豊かな生態系とコミュニティを遺す種々の活動に役立てていきたいと思います🌱