【種から始める果樹栽培】番外編:家庭菜園の紫蘇を使い、紫蘇ジュースを作る
今回は、自宅の家庭菜園で育てている紫蘇と大葉を活用し、自家製紫蘇ジュースを作った際の記録です。
昨年、種子から育てて1シーズン終えた紫蘇でしたが、その時に落ちた種子から今年の春先頃から急速に生長し始め、薬味やサラダに活用するにはあまりにも増え過ぎてしまった状態でした。
そこで今回、作り方を調べながら紫蘇ジュースを作っていくことにしたのでした。
本当に簡単なものではありますが、紫蘇ジュースづくりの工程を以下にまとめていければと思います。
紫蘇ジュースづくりに準備したもの
まず、準備物は以下のようなものです。
紫蘇の葉を50〜100枚程度
大葉の葉を数枚
クエン酸
グラニュー糖
水を1リットル程度
このほか、鍋やホットプレート、漉し器(灰汁や汚れなどを取る)、菜箸などを準備しました。
1:紫蘇の葉の収穫し、水洗いする
まずは、紫蘇の葉を50〜100枚ほど収穫していきます。
葉の大きさが不揃いであるため、厳密な枚数は気にせず目分量で収穫していきます。
紫蘇の色づきが綺麗なものを極力、選ぶことにしました。また、一部大葉も加えています。
次に、この紫蘇と大葉を水洗いしていきます。
2:沸騰したお湯を準備する
続いては、沸騰させたお湯を準備します。
この時に準備したのは、紫蘇の葉50〜100枚に対して1リットル程度です。
この時、鍋ギリギリまで水を入れていると紫蘇の葉を投入できないため、欲張り過ぎないようにしましょう。(私は一度、水が多過ぎて失敗しました)
3:紫蘇を鍋に投入し、煮出す
お湯が準備できたら、水洗いした紫蘇の葉を投入していきます。
お湯に投入したらすぐに紫蘇の葉の色が鮮やかな緑に変わっていく様子が見えました。
鍋の容量に余裕があれば、紫蘇と大葉をさらに加えていきましょう。
4:中火にして煮出した後、粗熱を取る
葉が浮かんできたら時々、菜箸などで浸けつつ、15分ほど煮出します。
この時、火は中火にしておきました。
また、煮出しを終えた後は紫蘇と大葉の葉を取り出し、粗熱を取ります。
温度が大体50-60度くらいになるまでしばらく放置しておきました。
5:グラニュー糖とクエン酸を加える
続いて、グラニュー糖を加えます。
紫蘇の葉を煮出した鍋の中は黒っぽい液体になっています。
ここに、グラニュー糖を大さじ3杯程度、加えていきました。
鍋の中の熱が低くなってうまく溶けない場合は、弱火にして溶かしていきます。
粗熱が取れたら、次に小さじ1〜2杯程度のクエン酸を加えます。
このクエン酸を加えると、鍋の中の液体が反応し、鮮やかな赤〜紫色の液体へと色が変化します。
なお、上記の工程でグラニュー糖やクエン酸以外にも、リンゴ酢や黒糖などその他の調味料などを使って工夫している事例も散見されました。
これで、紫蘇ジュースの原液は完成です。
完成した紫蘇ジュースにもう一工夫
以上のような工程で完成した紫蘇ジュースですが、せっかくなのでもう一工夫したいと考えました。
そこで、原液を凍らせ、そこにサイダーなどのソーダ水を注ぐドリンクなども作ってみることとしました。
クエン酸の酸味と紫蘇の風味が利いたさっぱりした喉越しに仕上がり、この季節にありがたい飲み物が出来上がりました。
あくまで私個人のやり方であったため、もっと美味しく仕上がる方法もあるかと思います。
もし家庭菜園などで紫蘇が余ってしまった場合は、このような自家製紫蘇ジュースを作ってみるのも良いかもしれません。
ぜひ、お試しあれ。
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