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「質」と「量」の考え方。

「質」と「量」どちらが大事か。
多くの人が直面するジレンマだ。

最近、協業先の社長と話をしている際に
「質」と「量」の話になった。

彼の社員は優秀な大学出身で能力は十分ある。
それにも関わらず、仕事の進捗が遅い。

その原因は明らかで一つ一つのタスクに
時間をかけ過ぎていること。

彼女はタスクの品質を重視するあまり
スピードが犠牲になっているそう。

しかも、その業界に長くはないので
上がってくる品質もブラッシュアップが必要。

「質」もそこそこで、
「量」はこなせないという
状況に陥っているそうだ。



この話で思い出すのは
天才と称される人々の特徴だ。

彼らはただ単に
「質」が高いわけではない。

彼らは尋常ではない
「量」をこなし続ける。

インプットも試行回数もアウトプットも
膨大な行動量。

エジソンやピカソなど
歴史に名を残す偉人たちも、
大量の試行錯誤を重ねてきた。



そのように考えると
「量」をこなすことが
「質」を高める道につながる。

「質」を追求するあまり、
スピードが犠牲になるよりも
大量の行動とスピードを持って
多くのタスクをこなす方が結果として
「質」の向上につながることもある。

「質」よりも「量」を
こなすというスタイルを作るには
一つ一つのタスクの完了時間を意識して
いかに効率的にこなせるかの
創意工夫をすることになる。

その思考が大量のタスクを
均一な品質で仕上げるプロセスを生み出す。



僕は新しい分野や領域の物事に挑戦する時は
まず大量に情報をインプットしてから
大量のアウトプットを自分でやってみる。

この方法が自分にとって
学びが大きいと思うからだ。

「量」を重視することは
長期的な「質」の向上を図ることができる。

目前の短期的な成果にとらわれず
「量」を積み重ねることの重要性を理解して
それに基づいて行動する。

本質的な成長は
大量の試行錯誤の上にこそある。


エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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#1億円日記 Vol.83


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