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あしたの小窓から。

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小窓のむこうに、ちいさな「あした」が見える。 ここでは音楽、教育、投資、霊性などについて、考えたり感じたりしたことをつれづれに綴っています。
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#オリジナル

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『約束の地で逢いませう』
作詞・曲 澤 祐典

はるか かなた 逆巻く波の
ムコウで 呼んでる 声がする

ふかく ふかく 水面のそこへ
しずんで うかぶ 青き裸身(からだ)

ざわめくな 鳥の群れ
命の火が燃える

約束の地で 逢いませう
夏によく似合う あの人へ
風に飛ばされた 麦わらが
そこであなたを 待っている

約束の地で 逢いませう
夏色映える あの島へ
いまは戻れない ヒトたちも

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桜吹雪の舞い散るこんな午後は。

桜吹雪の舞い散るこんな午後は。

『桜吹雪』は、二年前の春に一番だけつくった歌だ。

『桜吹雪』
作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

ああ このボクにできることってなんだろう
よろこんでくれたなら なんだってよかったのに
愛情なんて言葉じゃ キレイすぎて似合わない
いつだって 意味もなく焦っていたよ

揺れる ふれる 想いの花びら 散らないように
ボクはまた 生き急ぐのか

桜吹雪の 舞い散るこんな午後は
風の強さに 泣きそうな気分

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『しづ心なく花の散るらむ』

この小さな部屋で
夢を語り合ってたね
すこし照れたような横顔と
かすれた声のハーモニー

花散らないで
あまりにも早すぎるから
春は知らぬ間に消えてゆく
控えめな聖者のように

もう泣かないで恋人よ
何回も願った
嘘のような現実の向こうで
また逢いたいな......

ああ 君が願った
夢がかないますように
眠れない僕の目に
まばゆく光る
あれは今日の日の夜明け

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生活(くらし) 【あなたのうた #21】

生活(くらし) 【あなたのうた #21】

『生活(くらし)』
作詞 澤 祐典 作曲 澤 祐典

ぼくの思いを君に 毎日とどけて
いつも いつも 欠かさないからさ

うまく言えなかったね ひどくぶきようで
こんなふうにしか ならないぼくを
笑って 愛してくれる

神様がひとの世界を 
そんなふうに決めたなら
悔やまれることだって 
意味があると思う

たましいが呼びあった 
そう言いたくなるような 
今日の日の こんな夕焼け

もう なかな

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澤 祐典

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ぼくはオンラインで仕事をすることが多く、ウィンドウごしにいろんな人と出会います。

その窓を通して聞かせていただく悲喜こもごものお話は、どれも一つも似ていなくて、適切な言い方かわかりませんが、豊かだなあと感じます。

ぼくのように生きていない、無数の人生がすぐそばにある。
当たり前に思えますが、それって結構すごいことに思えるのです。

 * * *

『窓』

作詞 澤 祐典
作曲 澤 祐典

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やまびこの歌  【あなたのうた #19】

やまびこの歌  【あなたのうた #19】

『やまびこの歌』

作詞 澤 祐典 作曲 澤 祐典

あるこう あるこう
暗い夜道を 笑いながら 唄いながら

あの日はじめて 手に入れた
あのアニメの カセットテープ oh oh
そのメロディーに やられていた

ひとりきりでも 期待はずれでも
地球はまわる わたしをのせて oh oh
そう だから だいじょうぶさ

何度でも聴いた だいすきなメロディー
わたしを守る いのちのうた

擦り切れる

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いいなあ英語いいなあ。

いいなあ英語いいなあ。

生き急ぐ searching for the lights, tonight
on the day 見つからないはずがない

羅針盤 talking in your sleep, tonight
なにかを 語りたくて......

我が身可愛や 溺れる海の底まで届かない
光と影が織り成す 夢のような景色
it it a wonderful, the lights

いともたやすく 
壊れてしまうも

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フライトナンバー585。

フライトナンバー585。

まもなく家を出て、福岡に行く。
飛行機での移動は、ちょっと胸が高鳴る。

毎度のことだけれど、荷づくりもドキドキする。
入れ忘れはないかな、ってなるのだ。
(そして、出かけた後になにか忘れたような気分に必ずなる。)

それでも歌日記を、と曲をつくってみた。
なんかへんな歌ができた。

昨日までの人生が まるで遠くに見えて
ぼくらの行く先を 明るく照らしてくれるみたいだ

止まらないままずっと 雲の

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ゴーイング業ウェイ。

ゴーイング業ウェイ。

恋が あたしを刺して
こんなふうに 狂ってしまうのなら いっそ

お願い ここから出して
鳥かごの中の小鳥に 自分を重ねてみる

惚れた腫れたなんて よくある話じゃない
それでもこんなに おかしくなるのは
ウソでしょう?

ああ 二人で見る夢は
いつも悲劇だわ
こんな目に遭うことが
本望だったなんて思わない

ああ 思いと裏腹に
惹かれてしまうのは
ずっと前から決めていた
運命だったなんて言わせな

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充電完了。

充電完了。

昼すぎまで 寝ころんで ちいさな羽を
プルプルさせて ビビってんのか
冴えないエヴリデイ

それでも 顔を洗って
鏡をのぞいてみれば
案外 元気そうにしてるね
凹んでたわりに

どういうわけか オレたち
まだまだやれてるし
肝心なこと ほったらかしで
やりきれないなら
やるっきゃないだろう?

オーオーオー すすめ バカの唄
オーオーオー たのむぜ 希望の唄
オーオーオー いこう どこまでも
オー

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四十代の恋のうた。

四十代の恋のうた。

悪魔的なくらい 魅力的なあなたを
ぼくの中から 追い出そうとしてみても

魔女に呪いを かけられてるみたいで
吸い寄せられちゃって まるでダメなんです

単純で明快な この素直な事実を
別のなにかに 置き換えようとしても

魔法の力に さからえないみたいで
いつだってあなたで 胸がいっぱいです

一生懸命 やってたら
そこにゴールは あるのかな
鬱蒼とした 藪の中
どうしょうもない 恋のうた

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二十歳の頃。

二十歳の頃。

あなたと 抱き合って
すぐそばで 抱き合って

かなたに 光ってるだけの
ああ この うぬぼれなんです

揺れてる花は ちいさな墓標
しだいに枯れて ゆくのだけれど
干物のような ふたりの写真
きれいに飾って おいてくれ

こぼれる涙のブルー ブルー

あなたと 抱き合って
すぐそばで 抱き合って

今朝、ふっと二十歳の頃のことを思い出した。
まだ、女性と付き合ったことのない頃の、あの感じ。

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ボロボロになったあの本の思い出。

ボロボロになったあの本の思い出。

言わずにおれない この思い
炎上してでも 書くタイプ

言わずにおこうと 決めかけて
それでもこぼれる 非暴力

外は夏の風 雨上がりの紫陽花
空を飛んでゆく 厚い本のかなしみ

わたしの心の奥深く
聞かれてほしいと 泣いている

飛んで 飛んで 非暴力
泣いて 泣いて 泣き濡れる

あれは、結婚一年目か二年目のこと。
その頃、ぼくはNVC(ノン・バイオレンス・コミュニケーション)というのにハマっ

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運命とは他人の中の自分に会うことか。

運命とは他人の中の自分に会うことか。

ふいに 涙が
この体の奥から やってきて
想像以上の 高波が
僕らを飲みこむ

心の底から 愛する人に
本気で めぐり合う
薔薇の花束も 似合わぬ僕の
妄想なのか これは

踊り明かそうぜ
この夢が醒めるまで
Get down get down

くるり 宙返り
真昼の野ガラスが
Get back right now

南海キャンディーズの山ちゃんと蒼井優さんの結婚記者会見を見ていて、「この二人は

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