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心声

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記事一覧

ムーンスター【心音】

ムーンスター【心音】

届くかなあ
もし聴こえたなら
君は泣きながら笑ってくれるかなあ
その小さな手小さな足で走り回った公園
帰り道の肩車
夕焼けが包み込んだ
ムーンスター

時々想い出してんだろう
それが僕にはわかるんだよ
砂場のお山は粉々になったけど
何度だって二人で作り治したりしたよな
水に流した箱舟
乗り込んでもう一度
ムーンスター

3:28分【心声】

3:28分【心声】

なんでもない道を行くのが好きなんだ
目的もなく曲がるはずの角を曲がらなかったりして
それでも何かを求めているんだ
少し旅にでるんだいつもより少し自分を忘れて

いつの間にか自由っていう
決まりに縛られて
知らないこと知ろうとしなくなってた
あの灯りは分岐点だなって信じ切って
優しいクサリを弾きちぎって

デタラメな音符に奇跡的なメロディー
正解ではなくても心は笑ってる
君と出逢ったあの日の運命的な

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いきもの【心声】

咲く花もあれば咲けなかった花もある
でもそのどれもが生きていて
何かの意味を持ってると思う

続きの続き【心声】

続きの続き【心声】

いつか好きだった
答えがないことが
終わりのないゲームに漂う
無限みたいな時間を使って
星になりたかった君
地上から見上げた空
何かきらめきみたいな感じがしたんだよ
それを頼りに飛んだんだ
僕らは旅を続ける
また季節がめぐるよ

さくら【心声】

さくら【心声】

さよなら
さくら
最後に何か言ったけど
すぐに次の景色が忘れさせていくだろう
次会う時には僕らはどんな色をしているんだろう
相変わらずだって答えは出ていたとしても
少し何か期待している自分もいるはず
きっとそれだから僕らは生きていると言えるはず
一番綺麗な最後の瞬間を一番綺麗な惑星で、一番綺麗な夕暮れ時が見送る
さよなら
さくら
僕が振り向くと君は少しさみしげ
僕もさみしくなっていくつかメロディー

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大切なこと【心声】

大切なこと【心声】

いつものように
いつものことを
やがて遠いとこまでいけるようになる
どこにだっていけるようになる

さよならこんにちはさよなら【心声】

さよならこんにちはさよなら【心声】

休日
ありがとうって誰ともなくおもって
見上げれば四月の空
いろんな植物が芽をだして、見知らぬ虫達が目の前を横切ってく
生きてるなあって思ったら、やっぱり自然と心は語りだしてた
「ありがとう」
また思ったもんだから、丘の上で遊ぶ子供達に大きく大きく手を振ってみた
みんな無邪気で手を振り返しては間もなく一直線に坂を駆け下りてくる
桜の花がその風景にゆったり舞い落ちて、時の流れや繰り返しを教える
なん

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風の強い日、それは何度目かの春【心声】

風の強い日、それは何度目かの春【心声】

いろんなひと
いろんないろ
みんないきてる
ありがとね

一番大切なことは誰にも知られたくない
いつか帰ってくるその日まで
胸の一番奥であたためておきたいなあ

君は少し長い旅にでたんだよね
だって嫌いになったわけじゃないから
またいつの日かあの懐かしい夢で会おう

二人だけが知ってること
二人だけの日々
他には何もいらない
そうやって笑っていた

どうして諦めたの
僕のせいかもしれない
だけど他

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いきものふしぎなもの【心声】

めにみえないものや
りくつでせつめいできないことにたくさんすくわれてきた
ときにはかぜがふき
ときにはあめがふった
そしていまぼくらのせかいにゆきがふっている
いとおしいせかい
いとおしいいきもの
やさしいちきゅう
ありがとうちきゅう

原風景【心声】

原風景【心声】

夕暮れに向かって歩いてたつもりが、気がつけばいくつもの夜をこえてて朝日がのぼってる。
それはみんなのおかげ
優しさをくれた人
悲しみをくれた人
憎しみをくれた人
ただ横を通り過ぎた人
人人人
からまりほどいてまたもとめてすてて
そしてまたであってそれでもどんなときも変わらなかったこと
心の原風景
たった一つを信じて歩いてやがて心に小さな灯りを確認する
消えないんだ
どうやったって消えない
また雨も

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