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仏教

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#習慣にしていること

<感謝>は「運が悪い」という見方を変える。【毎日マインドフルネスで「運が悪い」を変える生き方23】

<感謝>は「運が悪い」という見方を変える。【毎日マインドフルネスで「運が悪い」を変える生き方23】

毎日マインドフルネス習慣で、いつもの「運が悪い」を変える生き方、始めてみませんか?

前回の記事では、なぜ不運な時ほど「感謝」は難しいのかということについて述べました。

前述したように不運な出来事に遭遇して「運が悪い」と思っている最中は、気持ちがネガティブな方に傾いているため、実はこの不運は幸運であると気づき、感謝することは難しいかもしれません。

また、自分の身に降りかかった悲惨な出来事に対し

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マインドフルネス瞑想「しない」ことのデメリットより、「する」ことのメリットのほうが大きければ習慣化しやすい。【マインドフルネスを習慣化する生き方15】

マインドフルネス瞑想「しない」ことのデメリットより、「する」ことのメリットのほうが大きければ習慣化しやすい。【マインドフルネスを習慣化する生き方15】

マインドフルネスを毎日の習慣にしてみませんか?

マインドフルネス瞑想は毎日の習慣にすることではじめて真価を発揮します。

これまでマインドフルネス瞑想を習慣化する生き方について連載してきましたが(1~14)、

今回は、

マインドフルネス瞑想を「しない」ことのデメリットよりも、「する」ことのメリットのほうが大きいと経験的に分かれば、習慣化しやすい。

ということについてです。

このマインドフ

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呼吸に気づくことで「いま・ここ」にいる自分に戻る。

呼吸に気づくことで「いま・ここ」にいる自分に戻る。

前回は、いまの「呼吸」を観察することはブッダを目指すためのシンプルな方法であると述べました。

このことに関して、ヴェトナムの禅僧であるティク・ナット・ハン師は、『微笑みを生きる 「気づき」の瞑想と実践』(池田久代 訳 春秋社)のなかで、

とシンプルに説明し、そして、

と述べています。

また、

としたうえで、

とも述べています。

このように、「意識的呼吸法」は、誰でもブッダを目指すため

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いまの「呼吸」の観察はブッダを目指すためのシンプルな方法。

いまの「呼吸」の観察はブッダを目指すためのシンプルな方法。

目覚めた人であるブッダを目指していくためには、日々、「瞑想」を実践していく必要があります。

しかし「瞑想」といっても難しく考える必要はありません。そして今すぐ「瞑想」するためのシンプルな方法のひとつは、自分自身の<いま>の呼吸を観察することです。

このことに関して、たとえばワールポラ・ラーフラ師は、『ブッダが説いたこと』(今枝由郎 訳)のなかで、

としたうえで、以下のように述べています。

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相互の「関係性に気づくこと」が、<感謝>する練習になる。

相互の「関係性に気づくこと」が、<感謝>する練習になる。

「感謝する」には、仏教のいう「縁起」、日本語で「おかげさま」「お世話様」というように、自分自身が生きていると同時に、様々な関係性、生命(いのち)の働きによって生かされていることに気づく必要があると述べました。

しかしながら、忙しすぎる毎日を送っていたり、何か面白くないことがあってストレスが溜まっていたりすると、どうしても「ありがとう」「ありがたい」という感謝の気持ちを忘れてしまいます。

また、

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