#上司
上の言うことを実現しようとしてしまう人の危うさ
最初の職場の影響がビジネスの基礎になっているからか、常に「自分はどう思うのか」を考えることが癖になっているし「あなたはどうしたい?」と聞きがちな私。
なんせ20代のあの頃、思考は浅かったし行動も全然出来てなかったのに上司は常に「お前はどう思うんだ?」って(ある意味パターンのように)聞いてくるし、納得しないままで「わかりました」って言うと「何がわかった?」って詰められるし(笑)、会議で物言わないと「
答えられないのは答えたくないからじゃない、ってこともある
上司の立場の人の嘆き、部下の立場の人の愚痴、どっちも聞く立場として思うのは「なんかほんとにズレてるよね」ということ。そんなことをいくつかの事例で考えてみます。
A「人事から部下の意見を聞くようにと言われてるから聞くけれど、何も話してくれない」という上司の話
イマドキは部下の話をちゃんと聞きましょう、というお触れが飛んでいる企業が多くて、上司は「〇〇しろ」と言えばよいというものじゃなくなっている
ちょっとした相談先があると解決できちゃうことが多いんだけどね
「ちょっと聞きたい」
「ちょっと言いたい」
それがなかなか難しいこの頃。
まあ、職場にもよると思うのだけど、余分なことしゃべるな、って空気のとこ、結構多かったり、若い人の方が話しかけられるの嫌がってチャットにしてくれって言うとかもある。改まって相談…っていうのもねってなる。
「仕事の話はしますよ」
うん、それほぼ確認とか指示を仰ぐとか、ようは業務連絡みたいなことだったりしない?
それじゃないんだよ
目先のラッキーが生涯のアンラッキーになってるかもしれないよ
立て続けにいろいろあって(&聞いて)
そういう近視眼的な行動が、ぐるりと回ってあなたに「損」させるんだぞ、と思う今日この頃。
少し話は6年くらい前にさかのぼる(いきなり?だけど、今週の朝ドラなんて一気に30年くらい先の時間と今描いている時間を往復してるから、こんなのたいしたことない←関係ないけど笑)
女子大の心理学科2年生の授業を担当していたときのこと。
通年の授業を持っていて(トータル30
相手を敵として説得しようとするから相手が敵になる
昨日は質問力セミナー(6時間)でした。
参加者が変われば雰囲気は変わる、はずなのですが、変わらないのはこういうところ。
「相手のことを知るために質問してね。」
そういうお題でたったの3分間やってみる、というロールプレイ。
知るためにやるはずが、気づくと(3分なのに)説得したりアドバイスしたりという惨状に(笑)
参加者は心理職ではなく、普通の人です。でも「上手く聞けない」という課題感があって自ら
すごく苦しい、と思っていることの隣に全然違う光景があったりする
「なんか面白くなってきました」
…キャリアコンサルティングでお話を聞いていると、終わりがけにちょくちょく聞くこの言葉。前半にお話していたことが嘘のように、さばさばした表情や、面白がってる表情でこんな風におっしゃる人がよくいる。
仕事が急に上手くいかなくなった
上司と合わなくてどうしていいかわからない
一生懸命適応してきたのに評価されない
そんな話を聞いているとよく出てくる。
たとえば担当者
異動とか担当変更とか、そういうときに言葉をケチらない
いろんな変化が押し寄せる春、人事異動とか担当変更とかそんな話題が一気に押し寄せてきています。まあ、春の風物詩ですね。
私にはこれに関する2種類の経験があります。
一つは市役所での経験。
市役所ってところは異動の幅がとんでもなくて、全く経験のない、ほぼ転職レベルのところに(希望に関わらず有無を言わせず)数日前にいきなり告げられて異動します。人によってはそれと同時にその部署で(何もわからないのに)