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異動とか担当変更とか、そういうときに言葉をケチらない

いろんな変化が押し寄せる春、人事異動とか担当変更とかそんな話題が一気に押し寄せてきています。まあ、春の風物詩ですね。

私にはこれに関する2種類の経験があります。

一つは市役所での経験。
市役所ってところは異動の幅がとんでもなくて、全く経験のない、ほぼ転職レベルのところに(希望に関わらず有無を言わせず)数日前にいきなり告げられて異動します。人によってはそれと同時にその部署で(何もわからないのに)管理職に昇進したりします。専門性?継続性?なにそれオイシイの?っていう事態です。その事実だけでかなりビックリするのですが、それ以上に驚いたのは、その「わけわからない異動」の理由を誰も本人に説明しないことです。今いる部署の上司も、新しい部署の上司も、人事も。異動の通知が出たその瞬間に「え…なんで?」ってなってる本人と、同じテンションで「だよね、びっくりだよ」と言う上司とか、普通です。
私の場合、当時何かとキャラが立っていたので(笑)、あまりにキャラと合わない異動先に挨拶にいったところ「…お手柔らかに」って言われたこともありますが、それ、私に言われましてもね(笑)。
なので、まあまあそのタイミングで悩む人はたくさんいます。

もう一つはその前に在籍していたリクルートでの経験。
あくまで私がいたころの、話です(今のことは知らない)。
私自身はほとんど大きな異動はしなかったのですが、それでも担当替えは何度かありました。希望したわけじゃないものもあり、困惑したりもしましたが、そういうときも上司は言葉を尽くして説明してくれました。何が出来ていて、何を次の仕事につなげて活かしてほしいのか、何を期待しての担当替えなのか、とかとか。もちろん中にはちょっと無理やり励ましてくれている感がしたこともあります笑。それでも「こうやって言ってくれるんだから、腐らずに気持ち切り替えてやっていこう」と思う機会になりました。常に「何を求められていて」「何が足りないという評価で」「何が出来ていると思ってくれているのか」は言葉を尽くして話すというのが、当たり前でした。

私に限らず、とにかく異動や担当替えは油断するとモチベーションが上下します。特に不本意な変化では、疑心暗鬼になったり目標を見失ったり自己肯定感が下がったりするのはよくあることです。そういうときに「なぜ今私が?」と思っている部下に対して、意味づけや次への勇気づけをすることは、ほとんど大した手間ではありませんがとても大切なことです。
私自身はその意味や価値を痛感していましたから、市役所で部下を持ってからずっとそうするように心がけてきました。まあ、自分がそうしてほしかったからなんですが。だってホントに大した手間ではないですからね。
ただそのためには、日頃の仕事ぶりをちゃんと見ていて、その人の能力や強み弱みをわかっていて、次の部署の仕事をある程度理解しておく必要はありますが(でも大した手間ではないよね)

まあ、大切な場面で言葉をケチらない、っていうのは、どんな相手のどんな場面であっても重要なことなんだと思います。言わなきゃ絶対伝わらないですからね。

そういえば、「異動で凹んだ」という人の話を聞くことがよくありますが、その中には「こんなに意味のある(重要な)異動なのに、本人が自覚していなくてもったいない」ってものもよくあります。モヤモヤしていたら、ご相談くださいね。

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