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【参謀】参謀的考察記事まとめ

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参謀視点で私が考えた記事があります!皆さんの仕事や課題解決、経営戦略に役立てば幸いです。
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#組織

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない3「共有を促進する仕組みがあるか?」と【まとめ】

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない3「共有を促進する仕組みがあるか?」と【まとめ】

前回は以下のような記事を書きました。↓
「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

3。今回は、共有を促進する仕組みがあるかどうか?

通常、独自の良い取り組みというのは、問題意識→仮説→実行も含めてかなりの労力をかけてしたものであることが多いです。

その場合、「こんな苦労したものをあっさり他人に共有することはしたくない」というのは自然な感情です。その感情を否定したり押さえ込んだりするので

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【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない2「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない2「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

よい結果が出た取り組みの共有は、単に取り組みだけではだめで、一連の取り組みを考え付くプロセス全体を共有する必要がある、という記事を以前書きました↓

今回はその前提条件明らかにしたいと思います。それは「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」です。

よくあるのはとにかく結果を出したいがゆえに、真似だけを推奨すること。しかしその豊作が本当に違う場所でも活きるかどうかは、その方策が前提としてる条

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【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない1。「重要なのは取り組みを考えてから結果の振り返りまでのプロセス全体の共有」

【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない1。「重要なのは取り組みを考えてから結果の振り返りまでのプロセス全体の共有」

まだ今の会社で超末端弱小支店長(苦笑)だった時、属している支店グループ群の会議で、ひたすら「何をどう考えて(必死に)取り組んで成果を出したかを隠さずに発表してました。」一年半後ぐらいに、それを真似するところが出て来て部全体が良くなっていきました。

ここで重要なのはその取り組みを実施してみようと考えるに至った
1。問題意識
2。考えたこと=仮説
3。実行
4。実行したことを受けての結果をどう捉えた

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【参謀】部下がミスをした時どう考えるべきか。ー教えることと仕組み作りと【真の原因を考える】

【参謀】部下がミスをした時どう考えるべきか。ー教えることと仕組み作りと【真の原因を考える】

叱るというよりは、
ミスや失敗の原因の多くが
1。仕組み作りが徹底してはできていないこと(ダブルチェックも含む)
2。マニュアル化されてないこと
3。社員教育が不足しているこちらに非があること
の三点であることが多いのでしっかり考えたいですよね。ミスの真の原因を。

結局そこをしっかり考えて仮説でも良いので対策をし、次に備える(いわゆるそれを仕組み化と呼ぶのかもしれませんが)ことでミスの少ない職場

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【参謀・教育】組織も人も「今」を等身大で捉えることができないと「未来」もうまく行かない【過大評価も過小評価も意味がない】

【参謀・教育】組織も人も「今」を等身大で捉えることができないと「未来」もうまく行かない【過大評価も過小評価も意味がない】

忙し過ぎるからか、あるいは
面倒だからか、あるいは
駄目な部分を見たくないからか、
「今」自分、「今」の組織の状態を等身大に捉える努力をせずに
・これが問題だ
・あれが足らない
・計画立てました
ということをすぐにするため
逆に「うまく行かない未来」近づいている人が多い気がする。

 一度二度は
それって本当なのか?と問いかけて立ち止まってみることを推奨したい。

「今」を
結果→プロセス→最初の

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【参謀】マネージャー(監督)の有用性【日本代表vsドイツ代表の試合より】【組織論】

【参謀】マネージャー(監督)の有用性【日本代表vsドイツ代表の試合より】【組織論】

サッカーの試合を冷静に振り返って思うことは
「マネージャーの有用性」

ドイツは選手個々の能力で日本より劣っていたわけではない。
1日本の4ー4ー2に対応できてなかった
2有能な選手をまとめ上げて、戦う集団にできてなかった。
この二つが日本に負けた大きな要因に思えました。

この二つはどう見てもマネージャー(監督)の仕事。
どんな組織であれ、
現場における戦術とチームとしてのまとまりがないと
敗北

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