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読書感想

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#読書

ブランディングとは、真面目に生きること

ブランディングとは、真面目に生きること

ブランディングというと、言葉の響きから、華やかでおしゃれなイメージもある。
でも実際は、期待に応える誠実で実直な働きかけのことなのかもしれない。

ブランディングとは、相手に好意的な想像をしてもらうこと。
サービスや商品、会社により多くの人を惹きつけるには、他人に良いイメージを与え、期待をしてもらう必要がある。

期待してもらうために大事なのは、自分たちが伝えたいことを押しつけるのではなく、他人が

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不完全が心を揺らすから

不完全が心を揺らすから

縁あってここ2週間ほどパーソナルトレーナーさんについていただいていました。
がしかし、これが全然続かなかった...

習慣化は比較的得意だと思っていたけど、やはり苦手なことを続けるのはかなり精神力が必要ですね。
そして人の行動を変えさせる、いつも通っているジムのインストラクターさんたちの素晴らしさに改めて脱帽です。

人間の行動を変えているのは、シンプルで簡単なもの。簡単な課題であれば立ち向かえる

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エモさは人間らしさ

エモさは人間らしさ

日々出口のない不安や慣れない仕事の中で、最近特に、「エモさ」の力に励まされ、助けられています。

魂をそのまま言葉にして、叫ぶようなロック曲やコンサート、楽しさをそのまま表現して跳ねるようなダンス。視覚的に表現した漫画や小説。
それらに没頭していればネガティブな気持ちを一時だけでも忘れられるし、その後踏ん張る力になります。

感情的というと、動物的でネガティブなイメージもあります。
感情は知性と対

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こんな時だから、ゆっくり待てるようになりたい

こんな時だから、ゆっくり待てるようになりたい

多くの人が様々なことを耐え忍ぶ状況が続いていると思います。
どんな努力をしたって、どうあがいたって解決できない問題が、世の中にあふれていることを改めて感じます。

コロナの影響もそうだし、アラサーの数年間は、結婚や子供、仕事など人生の大きな岐路に立たされることが多く、努力だけで解決できない問題に直面します。

実際わたしはこの1年の間、ずーっと「子ども」という答えのない問題に直面しており、あまりに

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うわさはなぜ広まるのか

うわさはなぜ広まるのか

この非常事態の中で、大好きなSNSを見ているのが嫌になってしまった。
いろんな感情が入り乱れていくSNS、非常時に混乱するのは予想がつくけれど、なかでも「なんだかなー」と思ってしまうものが2つある。

・他人の行動を律する、監視するもの
・根拠がなさそうな噂

この2つのような投稿を見てしまうと、わたしはすごく不安で残念でネガティブな気持ちになってしまう。

今回は後者、根拠のない情報を信じて広げ

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他人を許せなくなる理由

他人を許せなくなる理由

このコロナ禍で、一時期SNSを見ることが辛くなった。
前回の読書めもに続き、今回は「他人の行動を律して、監視するもの」「正義を振りかざす主張」の気持ち悪さの正体について考えてみたく、本を読んでみました。

SNSで古くからある許さない感情が見える化されました。
SNS普及以前は、自分と異なる考えを持つ人に対して「許せない」と思っても、それを伝える範囲には限りがありました。
誰かに口頭で愚痴を言うか

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13歳からのアート思考

13歳からのアート思考

学生の頃の美術の成績は2。
絵を描いたり工作をするのがとても苦手で、芸術やアートには、これまであまり興味を持ってきませんでした。

コロナ禍で、自分にとって新しいものに触れ続けることの重要さに改めて気づき、これまで触れてこなかったテーマの本を読んでみました。

本の中では、「自分だけの視点で自分なりの答えを作り出す作法がアート思考」とし、自分の内側にある興味を元に自分のものの見方で世界を捉え、自分

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