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アーユルウェーダ的生き方

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2022年7月の記事一覧

「ロープの蛇」あんなに怖かったものは、実は怖いものではなかった

「ロープの蛇」あんなに怖かったものは、実は怖いものではなかった

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

月1回のCoreミーティングでは
ヴェーダンタの教えでおなじみの「ロープの蛇」の話から
「怖れの扱い方」についてみんなで対話をすすめました。

ロープの蛇とは・・・

たとえば、夕暮れ時など、散歩して道端にヘビがいると
私たちはとても驚きます。

でもそのヘビは実際は、ただのロープです。

ロープに自分の恐怖を投影しているだけです、
だから

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瞑想中、心を無にできない「理由」

瞑想中、心を無にできない「理由」

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

「瞑想中、無になることができません」と
よく言われますが、

私も同じです。
でも私は、気にしていません。

この質問の場合、
「瞑想中に無になれるかどうか」というよりも、
「無になるべき」と思っている

そちらの前提(信念)の方を
観ていく良いのかなと思います。

この二元論にもっていってしまう犯人を
自我(思考の自分・エゴ)と言いますが

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「何かおかしい」と思ったら、「自我」に基づいた考え方や行動から離れてみる

「何かおかしい」と思ったら、「自我」に基づいた考え方や行動から離れてみる

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

アーユルヴェーダやヨガを取り入れた生活をしていても、
疲れていたり、
身体や心に無理がつづけば、

状況が悪化してるように思えたり、と
苦しみの中に
スッポリと入ってしまうことはあります。

そんな時には、
「本来の自分」と「自我(思考の自分)」とが
一致していないんだ、ということを
思い出してみると良いと思います。

そして

を思い出し

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自分をありのままに観れるようになるためには、日々「自分を見つめる時間」が必要

自分をありのままに観れるようになるためには、日々「自分を見つめる時間」が必要

私たちの多くは、今
「外側の世界にどういう自分を合わせて生きたら良いのか」
という生活を送っています。

たとえば、
会社組織に合わない自分は、
何が足りていなくて、どう自分を変えていけば、
うまく会社で活躍できる人間になれるんだろうか、、、

と日々、悩んだり、葛藤したりしながら、
セミナーにでたり、
本を読んだり勉強する、などです。

そして、
これが今までの多くの方の生き方だったと思います。

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今、居心地の悪さや、生き辛さを感じていても、絶対に大丈夫

今、居心地の悪さや、生き辛さを感じていても、絶対に大丈夫

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

今、なぜ、こんなにも多くの人が
生き辛さを感じているか、といえば、

生きる上で、もともと決めてきた
自分の人生の目的がある、という
前提で生きていないから。

私たちは、生まれてからすぐ、
親の期待に応え、社会の期待に応え、と

外側にすでにある世界に適合することを
求められて生きたので
(そうでないと、生きられなかったので)

もう、期

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出来ないことを「克服する」必要はない

出来ないことを「克服する」必要はない

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

何か私たちはできないことや
苦手なものを「克服する」という感覚が
とても強いですし、

そういう教育のもとで育ってきています。

だから「克服」という言葉には、
どこか「ダメなものを直していく」という
感覚になると思います。

でも、本来の人間は、
ダメとか良いとか、そういった存在では
ありません。

修行して、克服して、何か鍛錬した暁に

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全ての問題は、自分自身を知ることからしか解決できない

全ての問題は、自分自身を知ることからしか解決できない

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

私たちは
自分のままで良いんだ、となった瞬間、

長年続けてきた

「何か今の自分ではない何者かにならなければならない」
「何者かにならなければ認めてもらえない」
「何かを手にいれた自分でなければ愛されない」

という戦いが終わります。

その時、はじめて、
本当の意味で内側に平和がやってきます。

私たちみんなが得たいと心の底で思っている

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本当に探しているものは、「痛み」の裏側にある

本当に探しているものは、「痛み」の裏側にある

【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】

「自分の住む世界は全て自分で創り出している」

は、真実で、

自分の意識が変わることでしか
創り出される現実も変わることはない、ということ。

アインシュタインが言った、
「その問題を作り出した意識ではそれを解決することはできない」
ということ、ですね。

ですから、私たちが幸せで満たされた世界を
生きたいと思うのであれば、
自分の内側を

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心を落ち着ける。内なる自分と繋がる。朝の「ジャーナリング」のススメ

心を落ち着ける。内なる自分と繋がる。朝の「ジャーナリング」のススメ

心がざわざわとするような出来事が続きますね。

呼吸法やヨガ、瞑想、
アーユルヴェーダのセルフマッサージも有効ですが、

紙とペンさえあれば、
「ジャーナリング」がとても役に立つと思ったので、
昨年書いた「ジャーナリング」についての記事を
少し書き加えて、載せておきたいと思います。

「​ジャーナリング」は、
心の中(頭の中)に浮かんできたことを
片っ端からノートに書いていく、というシンプルなもの

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「みんなとは生きている世界が違うのかも」とずっと感じてきたから見える世界

「みんなとは生きている世界が違うのかも」とずっと感じてきたから見える世界

「もしかしたら私は、
みんなとは生きている世界が違うのかも、、」

小さな頃から、そんなことは
薄々感じていました。

現実的に生きている世界は
もちろん同じなのですが、
見ている世界が全然違う、という感じ。

「これ面白い!!」
とおもって
ひとりで本を読んだり、何かに取り組んでいると、
あっという間に数時間経ち、

その間に、
友達は外遊びも、内あそびも、
おやつも、おしゃべりも終えて、
帰り

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自分で自分を「否定する声」から距離を取るだけで、特別な1日になる

自分で自分を「否定する声」から距離を取るだけで、特別な1日になる

自分自身が
これをやろう!やりたい!と思っていても
できなかったり、面倒くさくなってしまうのは

頭の中の「思考」が

「どうしてこんなことしても無駄」とか
「どうせ自分にはできない」とか
「これをして、誰かに批難されたらどうしよう」とか
「間違ったらどうしよう」とか

そうして、自分を否定する声が
はじまるから、
なかなか手を付けられなかったりします。

さらに、それが重なると、
その声に疲れて

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「ありたい自分」であるために、「怖れ」を細切れにして、毎日小さく飛び越える

「ありたい自分」であるために、「怖れ」を細切れにして、毎日小さく飛び越える

「ありたい自分」
「本来の自分」であるためには

今まで、そうでなかった自分の生き方や在り方とは
違った道を進むことで、

それは、小さなことでも
なにか新しい世界に飛び込むとか、
何かチャレンジをすることになります。

そこは当然未知の世界ですから、
誰でも不安は感じるものです。

でも、在りたい自分であれる人、
本来の自分を生きられる人と
そうでない人の違いは、

やはり、この「不安」を
乗り

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