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死んだように生きていた私
やりがいのある「看取り」という天職を見つけ、どんどんやりたいことを実践していくエネルギッシュな私。
20代の頃には、休みになると南国に行ってダイビング三昧や野生のイルカと泳いで真っ黒に日焼けして楽しみまくっていた私。
そんな私からは想像できないかもしれないけれど。
私はずっと「死んだように生きている」と感じていた。それがなぜだかずっとわからなかった。
休みの日、電池が切れたかのように全く動
電車で席を譲る時における私の思考のカラクリ
↑ここに書いた、電車に乗って座っている時に出くわす「席を譲るかどうするか」という場面。よくある場面で、昔の私の頭の中は、もっともっと忙しかったなー、自分がお留守だったなーと、しみじみしたので、今日はそのことを書いてみようと思う。
電車に乗って座っている時、後から高齢者の方が乗って来て座れなかった時の私の頭の中。
◎あ、席を立たなければならない(「立ちたい」じゃなくて、mustの「~なければなら
思考を使わない練習@席を譲る編
私は、とっても思考過多で。考えすぎて、先を見越しすぎて、気を遣いすぎて疲れ果てることが多かった。
常に頭の中が忙しくて、「今ここ」におらずに「人のこと」「未来のこと」「過去のこと」「あらぬ心配」「不安」でいっぱいだった。
思考はエネルギーをものすごく使うことがわかり。身体を動かしてなくても、疲れ果てていることが多かった。
そんな私が生き方を変える中で取り組んでいるのが、「思考を使わない」こと
自分が「身体の中」にいない衝撃
このお話しの続き。
2018年11月にmanakiのワークショップに行って、初めて孝先生と出会い、manakiを体感することになった。
どんなものかもわからずに、あまり期待もせずに、本当に楽~な感じでフラットに参加した。それが号泣することになるとは・・・・
気功と言うと、「気を流す」というイメージがあって、自分と繋がるというよりは「天と繋がる」みたいなイメージを持っていた私。
だけど、この
自分の身体と心の不一致に気づいた4年前①
4年前のお話し。
私は仕事が楽しくて仕方がなかった。20代の頃から思い描いていた「自宅で最期を迎える人のお手伝いがしたい」という夢を叶え、癌末期専門の訪問看護師として患者さんの人生で最大の生きる輝きを放つ瞬間を引き出すべく奮闘し、看護師長としてスタッフを育成し、診療所を大きくしていた。
大変だったけれど、とってもやりがいを持っていたし、夢を叶えられていてハッピーだったんだ。
そんな2015年
自分を知る旅のはじまり
今から20年ちょっと前のお話し。
看護師になって2年目の春に、母親が癌になった。自分が勤務する病院に入院し、手術や化学療法で毎月入院が必要だった。
まだ私は新人に毛を生えたレベルで、仕事がものすごく大変だった中、仕事終わりに面会に行っては、母親の身体拭きをしたり、休みの日にも病院に行って、母親の看護にあたりながら、実家に行って掃除をしたりと多忙な日々を送っていた。
それよりも辛かったことが、