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大地とつながる健康法〜アーシングタイチ®︎

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アーシングタイチ®︎ 〜自然と一体となって、はだしで太極拳を楽しむオリジナルの健康法の基本、1分エクササイズ動画108本を一つひとつ解説していきます。
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2020年4月の記事一覧

#92 両拳で上下同時に打つ

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第92回 両拳で上下同時に打つ

馬歩で立ち、両拳で円弧を描きながら、正面に向かって、
右拳で上、左拳で下を同時に打ち、それを交互に打ちます。

正面にいる相手のコメカミと脇腹を同時に打つイメージです。


● ポイント1 両腕はリラックスさせ、腰の回転とうまく連動させます

● ポイント2 打つ瞬間は寸勁を意識して、拳をぐっと握ります。
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#91 左右に向かって縦に両拳突き

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第91回 左右に向かって縦に両拳突き

右拳と左拳を向かい合わせ、両腕で作ったUの字を左右交互に90度倒すようなイメージで両拳突きします。

突く方向と反対側の足を、軸足の後方から、突きに合わせてすり足。

突いたあとは大きな円を描くと同時に出した足を元の位置に戻し、
反対側に向かって同様に突きます。


● ポイント1 上に来る腕の肘が
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#90 掩手肱拳

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第90回 掩手肱拳

左脚を前に出して弓歩で立ち、右拳で前方を突きます。

左掌は爪を立てるように5本の指先をを曲げて、胸元におきます。

上半身はやや前傾します。

重心を後ろに移し、右腕で円を描き、腰元に引き寄せます。

左手は前方を上から下に払い落とすようにします。

左手を胸元に引き寄せると同時に右拳をすばやく突き出します。

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#89 その場で素早く足を入れ替え

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第89回 その場で素早く足の前後を入れ替え

虚歩で立ち、その場で前後の脚を瞬間的に入れ替えます。

右手、右脚前の状態から、右手を胸元に引き寄せると同時に、
左手掌を正面に打ち出します。

タタン、タタンとリズミカルな足音とともに、
前進に響きわたる波動を感じてみましょう。


● ポイント1 できるだけ、頭の高さが上下しないようにしま
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#88 横方向にチー

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第88回 横方向にチー

肩幅よりやや広めで爪先を平行にして立ち、
右斜め方向に向かって、両手首を近づけて、
首の高さで重心移動と併せて押します。

両手のひらを左右交差させて返し、
手のひらを天に向けて、手首を軸に回転させながら円弧を描き、
首のそばに引き寄せます。

重心は左足に移し、やや左方向に腰を回転させます。
再び両手首を首元か
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#87 縦の円から左右を押さえる

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第87回 縦の円から左右を押さえる

肩幅よりやや広めの歩幅で、つま先は前方に向けて立ち、
左右交互に両手で上から下に押さえます(按)。

押さえた後はその反動で縦円を描き、腰を回転させて、
反対側も同様に上から下に押さえます。

押さえるタイミングで、仙骨を後ろ(手と反対方向)に引きます。

● ポイント1 縦の円の動きは両手首から動か
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#86 スクワット2つのパターン

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第86回 スクワット2つのパターン

ひざと肘をつける、スクワット2パターンです。

パターン1:
両手の五本指の指先を軽くつけて合掌のポーズのまま、ひざをゆっくり曲げていき、両肘を両ひざに軽くつけたあと、ゆっくり体を起こします。

パターン2:
両腕を後頭部で組み、体をねじりながらゆっくりひざを曲げていき、右肘を左ひざにつけ、ゆっくり体
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#85 いろいろな立ち方のチェック

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第85回 いろいろな立ち方のチェック

傘の動きに注目してください!

傘を持って、いろんな立ち方で、股関節を緩めて腰の回転を使い、
傘を揺らしてみました。

直立→低重心→馬歩→高馬歩→弓歩(左/右)→虚歩(右/左)→ 仆歩(右/左)

● ポイント1 低い姿勢でも、こわばらずリラックスしていることが大切。自分にとっていちばん動きやすい
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#84 自由に移動しながら肘打ち

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第84回 自由に移動しながら肘打ち

左右交互に、2回ずつ、肘打ちします。

足さばきを自由自在にして、肘打ちの角度、方向を変えてみましょう。

肘打ちする手は拳を握り、反対側の手のひらで、しっかりと支えましょう。

方向を変えるときも、手のひらを離さず、すべらせるようにします。


● ポイント1 1回目はゆっくり押す、2回目はぐっと拳
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#83 上後方に挒(リエ)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第83回 上後方に挒(リエ)

一歩一歩、前進しながら、左右交互に、両腕で一本の棒(相手の片腕)をつかんで、
肩に担ぐようなイメージで行います。

視線は棒の先端を意識します。

反動で戻り、円を描いて反対方向に突き上げます。


● ポイント1 両腕の役割の違いを意識しましょう。上側の腕は引き上げる、下側の腕は押し上げる、です

● ポ
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#82 膝上に沿って突き出す

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第82回 膝上に沿って突き出す

馬歩で立ちます。

縦拳を腰のつけ根からひざの直上を通って、ひざの少し前にまっすぐ突き出します(発勁)。

突き出した後の反動を利用して、両腕で大きな円を描き(蓄勁)、
反対方向に向かって同様に突き出します。

左拳で突く時は、左側の腰元で、左手首の上に、右拳の手首を重ねたあと、右拳は左拳で突きだすタイ
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#81肩越しに背後を刺す

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第81回 肩越しに背後を刺す

左肩の後ろを目がけて、左手の五本の指で刺します。

右手は、丹田を中心に、左手が刺す方向と逆方向に分けます(対拉勁)。

刺した時の自然な反動で戻り、両手で円を描き(蓄勁)、もう一度同じ方向に刺したあと、右方向を同様に刺します。

腰の回転を刺す腕の動きに一致させます。

重心の移動は刺す腕と反対側におきま
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#80 独立掌

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第80回 独立掌

陳式太極拳の基本套路に出てくる一動作の繰り返しです。

片手を斜め上に押し上げ、同じ側の足を同時に膝から持ち上げると同時に、もう片手を斜め下に広げていきます。

いったん両手を持ち上げ、弧を描きながら正面で両手を合わせ、降ろすと共に、持ち上げたひざも降ろします。

降ろした両手でぐるっとかき集めるように円を描き、先
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#79 金鶏独立

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第79回 金鶏独立

簡化24式太極拳に出てくる「金鷄独立」の繰り返しです。

片側の手足を同時にゆっくり持ち上げ、手首を返したあと、ゆっくり降ろします。

5本の指を立て、上を突き上げます。
じゃんけんのパーのように、平べったくならないよう、親指で立体感をもたせます。

反対側の手は、地面を押さえるように、上下のバランスを取ります。
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