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記事一覧

#570 「10年後になりたい自分」について100個書ける?

#570 「10年後になりたい自分」について100個書ける?

“けんすう”こと古川健介さんの著書「物語思考」を通しで読み終えた。読み終えただけで、この本の中に出てきたワークをまだやっていないから、全て活用できたとは言えない。ワークはこれから取り組んでいく。

けんすうさんの述べられている物語思考を大雑把にまとめると、自分という人間のキャラを設定してそれを俯瞰し、行動させることで自分の物語を転がしていくつもりで幸せな人生を実現していこう、という感じである。この

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#566 今の学びはいつか誰かの役に立つ

#566 今の学びはいつか誰かの役に立つ

先日の「手紙屋」に続いて、同じく喜多川泰さんの「手紙屋 ~蛍雪編~」を読んだ。この物語は、第一作の手紙屋にも登場した内田和花という女の子が高校生だった頃の話だ。和花が勉強することの意味について、手紙屋とのやり取りの中で知り成長していく姿を描いている。

第一作の「手紙屋」が働くことの意味について説いたものであるのに対し、今作の手紙屋は学ぶことの意味について説いてくれる。和花は高校生らしく学校生活や

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#565 この時期、子どもに元気が無いと感じたら

#565 この時期、子どもに元気が無いと感じたら

今日の滋賀県南部の最高気温は32℃ぐらいだったらしい。この時期の気温としては平年より6~7℃ぐらい高く、県内のニュースでは運動会をしていた小学生30名ほどが、閉会後に体調不良を訴えたということもあったらしい。日中の暑さは続いているものの朝晩は涼しいし、先週などは日によっては日中でも秋らしさをかなり感じるような気温の日もあった。これだけ寒暖差が激しいと、身体へかかる負担も大きくなってくる。

専門家

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#564 もやもやしてたってしょうがないのに不機嫌に生きる人へ

#564 もやもやしてたってしょうがないのに不機嫌に生きる人へ

今回のタイトルは、まさに今日の自分に宛てたものだ。今日は朝それなりに早起きできてゆったりと時間を過ごせたことと、夜のソフトテニス練習会では前までなら怒っていたような状況でも穏やかに子どもたちに語りかけることができたぐらいで、あとの時間は比較的イライラしていたように思う。朝と夜は良い精神状態だったのだから、それだけでもよくがんばったと思うけれど。

とある件で、もやもやを抱えている。それがどういう内

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#563 試合でできるように練習するのではなく、試合を先にする

#563 試合でできるように練習するのではなく、試合を先にする

最近読んでいる本「手紙屋 ~螢雪編~/喜多川泰 著」の中で、次のような場面があった。

主人公・和花が学ぶ意味を知り、本格的に勉強をしようとしていたところ、兄・喜太郎から「先に過去問などの問題集から取り掛かった方がいい」とアドバイスを受ける。きちんと基礎の暗記などから取り組んだほうがいいのではないかと言う和花に対し喜太郎は「それは辞書を全て暗記してから英文を読もうとするようなもの。そうではなく、先

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#562 【コーチ週報&目標振り返り】9/18~9/24

#562 【コーチ週報&目標振り返り】9/18~9/24

月曜日は一週間のコーチ活動を振り返る。

9月18日から始まった一週間。
9月18日(月)、愛知県豊田市で、小学生の研修大会。
9月19日(火)、栗東運動公園での練習会は休園日のためお休み。
9月20日(水)19〜21時、守山市民運動公園で練習会。
9月21日(木)19~21時、守山ジュニアの練習は雨天中止。
9月22日(金)19〜21時、守山ふれあい公園で練習会。
9月23日(土)7~9時、守山

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#561 脳高速指導者マニーとの酒場談義

#561 脳高速指導者マニーとの酒場談義

今回は特別編。全国で活躍する人気講師、間庭経之さんが滋賀県に講習会に来てくださり、その後の夕食のときの会話を収録したものをお届けする。もちろん、御本人には許可を得て録音している。その場で始めた会話の録音なので、文字起こしが存在しないことをご了承いただきたい。

間庭さん、今回も多くの学びをいただき、またstand.fmの収録にもご協力いただき、ありがとうございました。

(了)

#560 自らを助ける力

#560 自らを助ける力

この2ヶ月ぐらいの間に新しく練習会に参加してくれるようになった中学生の意欲が高い。先日の練習会ではサーブ練習で質問やフォームの確認をひっきりなしに受けた。20分ぐらい確保していたサーブ練習時間のうち、15分ぐらいはそんな感じだった。「ちょっと他の子の様子も見に行きたいから」と言って離れたが、そうしなかったら20分丸々費やしていたかもしれない。ただ、これは愚痴ではない。

小中学生ぐらいの子と関わっ

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#559 手紙屋

#559 手紙屋

今回は喜多川泰さんの「手紙屋」という作品について。この本は2007年に初版が発行されたものだが、15年以上たった今でも大切なことを教えてくれる一冊となっている。

主人公は、就職活動を間近に控えた大学生の西山諒太。将来についてイメージが持てず、漠然とした不安を抱えていた諒太はある日、顔なじみの書斎カフェ・書楽で「手紙屋」の広告を見つける。半信半疑のまま手紙屋とのやり取りを始める諒太だったが、10通

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悲しみの淵から這い上がり、希望を持って生きていく

悲しみの淵から這い上がり、希望を持って生きていく

富、名声、そして幸せな家庭を手にした会社経営者のジョンが、愛する家族を事故で失った悲しみのなかリトルリーグ(少年野球)チームの監督を引き受け、そこで出会った一人の少年・ティモシーと心を通わせながら再び生きる希望を見出していくストーリー。

著者はオグ・マンディーノ。訳者あとがきによれば「この世で最も多くの読者を持つ人生哲学書作家」。訳者の言葉をここに引用します。

その物語はぜひお読みいただければ

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問うことで、考えが深まる

問うことで、考えが深まる

哲学、してますか哲学と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。なんか小難しいことを考える学問…?実用的な学問ではない…?あまり身近なイメージを持たない方が多いと思います。

デジタル大辞泉による「哲学」の定義は以下のとおりです。

《philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛

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お金のお守り、持ってますか

お金のお守り、持ってますか

お金の不安は、増すばかり2,000万円問題をはじめ、この先のお金の心配はつきません。コロナ禍のようなもしものときの備え、この先のライフステージにおいて必要なお金、老後の必要資金など、お金が足りないかもしれないことによる不安を抱える人も多いと思います。

この本は

・投資を始めたいけど知識がないので始める勇気を持てない
・お金の勉強をしたいけど、難しい本を読むのは気が引ける
・貯蓄だけで将来への備

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偏食王との戦い

偏食王との戦い

火の玉ストレートの影に元プロ野球選手で、NPB阪神タイガースやMLBでも活躍された藤川球児さんの妻である藤川英子さんが、アスリートの妻として夫を食から支えてきた体験談やその中で生まれたアイデアレシピがまとめられたコミックエッセイです。この本は

・アスリートである自分や家族、身近な人の食について学びたい人
・家族など身近な人の偏食に対して解決策を求めている人

このような方におすすめです。

アス

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がんばりき。

がんばりき。

菅井友香さんがレギュラーパーソナリティーを務める「レコメン!」の卒業発表回(2021年9月6日放送)を聞きながら。​

櫻坂46は、2020年に欅坂46から改名したアイドルグループです。改名前からを通じてグループのキャプテンを務めています。

菅井さんが「日経エンタテインメント!」誌において2018年から務めていた連載をまとめた著書「あの日、こんなことを考えていた」を読みました。育ちがよく、純粋で

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