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悲しみの淵から這い上がり、希望を持って生きていく

富、名声、そして幸せな家庭を手にした会社経営者のジョンが、愛する家族を事故で失った悲しみのなかリトルリーグ(少年野球)チームの監督を引き受け、そこで出会った一人の少年・ティモシーと心を通わせながら再び生きる希望を見出していくストーリー。

著者はオグ・マンディーノ。訳者あとがきによれば「この世で最も多くの読者を持つ人生哲学書作家」。訳者の言葉をここに引用します。

ただし、お読みいただいてお分かりのように、マンディーノの本は、本書も含めてほとんどが小説であり、彼はその中で、「人生とはこう生きるべきだ」といった類のことをクドクドと述べ立てたりは決してしていません。物語の中にすーっと読者を引き込み、より良い人生を生きようとする意欲と、そのための極意を、それとなく読者の心に植え付けてしまう。これがマンディーノの作品の最大の特徴かと思います。

十二番目の天使 訳者あとがきより

その物語はぜひお読みいただければと思いますが、物語の中で何度も登場するティモシーの言葉(これは実在の偉人の言葉でもある)を紹介します。

「毎日、毎日、あらゆる面で自分は良くなっている」
エミール・クーエ

「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな」
ウィンストン・チャーチル

ティモシーの姿に勇気をもらい、僕も希望を胸に生きていきたいと思います。

#読書感想文

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