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☆DXリテラシー(LPWAとは? #8)


こんにちは、モーリーです。


本日は DXリテラシーの知識として『 LPWA』について解説します。



1. LPWAってなに?

LPWA 』って聞いたことありますか?実は、この言葉は『Low Power Wide Area』の頭文字を取った略語なんです。要するに、訳してみると、少ない電力で広範囲かつ遠距離の通信ができる技術(低電力通信技術)のことを意味します。別名は『LPWAN(Low Power Wide Area Network)』と呼ばれています。




現在では、Bluetoothなども低電力通信技術として広まってきましたが、通信範囲は10メートル程度です。ところが、LPWAを使えばなんと50キロメートル程度も通信できてしまいます!だから、IoTの進化を支える重要な技術として、今注目されているのです。しかも、電力の確保が難しい場所でも活躍できるんですから、すごいです!



2. LPWA の使い方は?

それでは、LPWAは、具体的にどんな場面で使われるのでしょうか。実は、LPWAは身の回りの家電から産業分野や公共サービスまで、いろんなシーンで使われています。特に産業分野では、LPWAの長距離通信の優れた性能を活かして、物流や輸送管理に活用する例が増えてきています。LPWAは、国や地域を超えて通信が可能なので、船や飛行機で使われる輸送パレットにLPWAモジュールを組み込んで、紛失を防ぐことができたり、輸送パレットの動きを可視化することで、輸送ルートの再検討や効率化も可能となります。


LPWA
は、公共サービスにおいては自然災害対策でも使われています。たとえば、2017年に起きた九州北部豪雨ではたくさんの人が亡くなってしまいましたが、その反省から国土交通省はLPWAの一種であるLTE-Cat.1』を使って、危機管理型の水位計を1,000台ほど導入しました。しかも、低コストなLPWAを採用することで、従来の10分の1から100分の1のコスト削減にも成功したのです。


LPWAの通信範囲や低消費電力は、ちょうどIoTの要件とピッタリ合っているので、最近ではIoTソリューションでもLPWAを使った導入事例が増えてきています。


3. LPWAと 他の通信規格との違いは?

LPWA以外にも、IoTの世界では『3G/LTE/5G』『Wi-Fi』『Bluetooth』『NFC』など、さまざまな通信規格が使用されています。ただし、LPWAには他の規格とは異なる特徴があります。確かに3G/LTE/5GやWi-Fiよりも通信速度は遅いですが、その代わりに通信距離は長くなります。現在、IoTソリューションは広まりを見せており、ビジネスの効率化や情報の活用に不可欠な存在となっています。しかし、無線通信ネットワークを利用する場合、高い通信コストや制約などの問題も存在します。そこで、LPWA(Low Power Wide Area)のような低消費電力で低速かつ長距離通信が可能な規格が注目されています。日本でも最近では、IoTへの関心が高まり、LPWAに注目が集まっています。今後、LPWAはますます進化していくことが間違いないでしょう。


本日は、以上です。

それでは、皆さん 良い1日を

また 明日

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