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☆ DXリテラシー(ノーコード・ローコード)

本日は、DXリテラシーにおいて必要な知識『ノーコード・ローコード』について解説します。

従来のシステム開発・ソフトウェア開発においては、『プログラミング』が必要でした。つまり、HTML(エイチティーエムエル)やJavaScript(ジャバ スクリプト)などのプログラミング言語を使ってシステムを構築する必要がありました。しかし、これらのプログラミング言語を使って構築する場合、開発には多くの時間とお金がかかってしまいます。また、専門知識が必要なため、開発・運用・保守のハードルが高いというデメリットもありました。そこで開発されたのが『ノーコード・ローコード』です。



ノーコード・ローコードとは、専門的なプログラム開発言語を使ったコーディングを全く、あるいは、ほとんど行わずにアプリケーションの開発を行うことを指します。このノーコード・ローコードは、近年ますます注目を集めています。ミックス経済研究所による市場調査レポートによれば、2023年度にはローコード開発市場全体で4,560億円、CAGR(年平均成長率)16.3%という予測がされており、大きな伸びが見込まれています。

なぜ今、ノーコード・ローコードが注目を浴びているのでしょうか?
その理由は、日本の企業やIT業界が直面している課題と、ノーコード・ローコードが持つDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるための大きな可能性にあります。

現在、日本の企業が大きなITの課題に直面しています。経済産業省によるレポートによれば、DXの推進を阻む課題を抱えている企業が多く、それを放置すれば2025年以降、最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。これがいわゆる『2025年の崖』と呼ばれるものです。過去には、プログラミング開発は複雑で、専門の技術者でなければ対応できないということが一般的でしたが、システム開発の方法が多様化する現代において、技術者以外でも開発に携われるこのノーコード・ローコードこそ、2025年の崖を打ち破る可能性を秘めているのです。


ノーコード・ローコードを使えば、専門的知識が少ない人でも開発に携わることが可能になるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)をより加速させることができるでしょう。また、ノーコード・ローコードは、システム開発のハードルを下げることができるため、IT業界にとっても大きなメリットがあります。例えば、専門的なスキルを持っていない人でも、ノーコード・ローコードを使えば、簡単にアプリケーションを作成することができます。これにより、新しいビジネスモデルの開発や、顧客とのコミュニケーション改善など、ビジネスにおいて多くの可能性が生まれることが期待されます。

次回以降、より具体的にノーコード・ローコードについて説明していきます。本日は、以上です。

それでは、みなさん 良い1日を

また 明日

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