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旅ブックスMAGAZINE|2022年6月記事まとめ

2022年6月に公開した記事を紹介します。



6月2日(木)
【5】 ダムの湖底に消えた村 「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志

 北海道を宗谷岬から剣淵、札幌と縦断し、室蘭市から30年前と同じようにフェリーに乗り、本州の青森市へ渡った。


6月6日(月)
第5橋 橋のもつ雰囲気がどことなく東欧っぽい 旭橋と幣舞橋 前編・旭橋 (北海道旭川市)|吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

前回が沖縄だったが、今回はドーンと一気に北海道へ飛ぶ。南の島から北の大地へ。暢気な観光客的には、どちらも異国情緒が味わえて捨てがたい。
 北海道の橋といえば、すぐに思いつくのは二つの橋だ。「旭橋」と「弊舞橋」である。補足しておくと旭橋は旭川、弊舞橋は釧路にある。弊舞橋は「ぬさまいばし」と読む。


6月9日(木)
【日本全国写真紀行】 24 千葉県銚子市外川町外川

取材で訪れた、日本全国津々浦々の心にしみる風景を紹介します。ページの都合上、書籍では使用できなかった写真も掲載。日本の原風景に出会う旅をお楽しみいただけます。


6月9日(木)
「全国最中図鑑」29 烏賊もなか(佐賀県唐津市)

日本を代表する和菓子の一つである「最中」。香ばしいパリパリの皮とともに餡を頬張れば、口の中にふわっと広がる品のよい甘さ。なんとも幸せな気分になるお菓子です。編集スタッフが取材の途中で出会った最中のなかで、ユニークで忘れることのできないご当地最中を紹介していきます。



6月13日(月)
1 2年半ぶりの南米 【コルドバ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄

 キューバ革命の指導者チェ・ゲバラが、23歳のときに旅立った南米大陸縦断の旅。のちに『モーターサイクル・ダイアリーズ』という書籍で広く知られるようになったその旅は、多くの若者たちに影響を与えた。日本でも「いつかはゲバラと同じ旅路を辿ってみたい」と夢見ていたひとりの男がいた。北澤豊雄、職業ノンフィクションライター。機は熟し、いままさにその男の思いが実現しようとしている。そして北澤は、この旅にもうひとつの夢の実現を加えた。最良の伴侶を見つけることである。ゲバラの青春の軌跡をたどりながら、プロポーズの花束を贈る女性に巡り合う、果たしてこの奇妙な組み合わせの夢は叶うのか。北澤の南米大陸縦断の旅がはじまった。



6月16日(木)
【6】 おこづかいを出し合った小学生 「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志

 30年前—
 山形県村山市にある国鉄奥羽本線の「袖崎駅」に、17時過ぎに着いた。
 そこは無人駅で、利用者も多くない上に電車は1時間に1本なので、駅舎の中にある長椅子が今夜の寝床にちょうど良さそうだ。



6月16日(木)
2 婚活、始動 【コルドバ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄

 マッチングアプリ「ティンダー」の画面には、大胆なセクシーポーズを決めた女性たちの写真が次から次へと流れてくる。



6月20日(月)
第5橋 妙に存在感があるヨーロッパスタイルの橋 旭橋と幣舞橋 後編・幣舞橋 (北海道釧路市)|吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

 いまのところ、夜景の美しさナンバーワンの橋である。異論は認める。あくまでも現時点での話なので、今後考えが変わることもある。前編で紹介した旭橋に続き、後編では弊舞橋を取り上げたい。同じく北海道三大名橋のひとつだ。


6月20日(月)
3 ゲバラの生家がある町で 【ロサリオ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄

 チェ・ゲバラの生家が近くにあると教えてくれたのは、アルゼンチン第三の都市ロサリオで投宿した「ハイ・ホステル」の従業員の女性である。


6月20日(月)
「全国最中図鑑」30 王将もなか(山形県天童市)

山形県天童市は、将棋の町として有名である。その天童市には当然、将棋関連の最中があるに違いないと調べてみると、やはりあった。大正10年創業の老舗菓子店・盛寿庵の「王将もなか」だ。


6月23日(木)
4 旅の理由 【ロサリオ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北沢豊雄

 マルガリータは姉御肌の江戸っ子タイプだった。「ティンダー」の写真通りか、それ以上の美人だった。


6月23日(木)
第八話 ニューヨーク(後編)|ドリアン助川「寂しさから290円儲ける方法」

 ケイタさんとSAKEバーで声を嗄らし合った翌々日の午後、私はチャイナタウンからウォール街を抜け、マンハッタンの最南端に位置するバッテリー・パークへと向かいました。



6月27日(月)
5 ゲバラの母校にて 【ブエノスアイレス編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄

ゲバラの母校、南米最高峰の国立ブエノスアイレス大学医学部に行ってみた。1822年創設、3万人収容のキャンパスである。


6月27日(月)
15皿目 自家製ソースがマッチする昔懐かしカレー ―和風レストラン松竹|元気の出るカツカレー

取材で日本全国を飛び回っている編集チームの一員・T郎が、旅先で食べたカツカレーをゆるーく紹介していきます。ご当地ものや地元の名物というわけではありませんが、いつも頼んでしまうのがカツカレー。旅先で食べるカツカレーは、旅の開放感が背中を押す「ちょっとした贅沢」であり、旅の続きを楽しむための活力の源なのです。


6月30日(木)
6 久しぶりのマッチング 【ブエノスアイレス編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄

 マッチングしてすぐに、メッセージのやり取りが始まった。
 ナタリア(仮名)のプロフィールは簡潔だ。40歳、独身、会計士、趣味は映画鑑賞と散歩とある。鏡の前で自撮りした表情ははにかみ、年齢より若く見える。のちにゲバラの母校、国立ブエノスアイレス経済学部の出身だと分かる。


6月30日(木)
【7】 子供と共に歩く旅/今は亡き父が残した字 「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志

 父が歩く姿――。それを身近に自然に伝えられたことが、うれしかった。今度は、もっと長い距離を一緒に歩いてみたいと思った。

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