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私の本棚

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図書館で借りる本が多めです。感じたことや考えたことなどを綴ります。
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#瀬尾まいこ

誰もが同じ空の下で命を灯す

誰もが同じ空の下で命を灯す

瀬尾まいこさんの、ファミリーデイズと言うエッセイを読み終えた。タイトルの通り、瀬尾さんご家族の日常が紡がれている。

私はと言えば、部屋で寝転がって読みながら、ふふっと笑ってみたり、ゲラゲラと笑い転げてみたり、かと思えばへえ~!と声を上げて驚いてみたり。何とも心の動きがいい意味で忙しかった。

そしてふと、私もエッセイなるものを書いてみたいと思った。エッセイとは、言わば平安時代で言う随筆であり、清

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終始声を押し殺して笑った。別に押し殺さなくてもいいんじゃないかと思う。自宅で読んでいるのだし、実際漏れ出ていたし笑 それでも何となく、本の世界に入り浸っていたくて、瀬尾さんの言葉を独り占めしたくて。エッセイっていいなあと改めて思った。[瀬尾まいこ ファミリーデイズ]

瀬尾まいこさんの、ファミリーデイズと言うエッセイを読んでいる。ひとつひとつの出来事を頭の中で想像しやすい文章のおかげで、読み進める度、ふふっと笑みが零れ落ちる。いや、ふふっどころか、ツボにハマって笑い転げてしまう。私も瀬尾さんみたいな文章、書けるようになりたいな。

瀬尾まいこさん「夜明けのすべて」読了。映画化もされた作品の原作に満を持してご対面できたのが、とっても嬉しかった。

『温室デイズ』に救われた、中学時代

『温室デイズ』に救われた、中学時代

瀬尾まいこさんのエッセイを読んだ。中学校の教師として従事されていた瀬尾さんの日常が書かれていて、読んでいてほっこりした。そんな瀬尾さんのとある作品に、中学時代の私は救われていた。

その作品とは「温室デイズ」。

単刀直入に言えば「いじめ」がテーマになっていて、学級崩壊や登校拒否等が取り扱われている。当時読んでいて、随分とリアリティがあるように感じていた。

だがまさか、瀬尾さんご自身が教鞭を取っ

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