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耐え難いお隣さん(備忘録12)
1ヶ月以上も入院していると同部屋で退院していく人もいたり他の部屋から移動してくる人もいたり。隣のベッドのおじいさんが他の部屋に移っていかれ入れ替わりに来られたSさんは膝の半月板損傷のようでまだ手術してさほど時間がたってないらしい。移って来られてからずっと「痛い、痛い
」を繰り返す。日中はもとより夜中まで。よっぽど痛いんだろう。しばらくすると今度は「帰りたい」が加わってきた。ときどき泣きが入りだす。
抜糸、急性期病棟から回復期病棟へ①(備忘録6)
4F病棟の暮らしに慣れてきて看護師さんの名前も少しは覚え始めた頃、執刀医で主治医のT先生がたまに手術の傷跡の様子を観に来ては「洗髪っしてもらえるように言っておきます」とのこと。術後、何日経ったかわからないくらい時間が経っていたので期待していました。ところが、そんな話が幾度かあったけれど何事も泣く日々は過ぎ、ある日、「抜糸します」となりました。
わたしの場合、抜ホッチキス。もうすでに記憶が曖昧なので
脳出血、急性期病棟③(備忘録5)
ずっとシモのほうの話で恐縮ではございますが、しかたない。
2夜連続で導尿カテーテルしたもらったが、さらに翌日もうまくいかず、と
思ったら、担当が主任・看護師のUさんのとき転機がおとずれた。
ついにオムツに出た。しかも連続で。すると次のおしっこ・ナースコールしたとき、Uさんが「車いすでトイレに行ってみよう」と願ったりかなったりのお言葉。待ってました。身障者用トイレのウォシュレットで気持ちよく小できた