抜糸、急性期病棟から回復期病棟へ①(備忘録6)
4F病棟の暮らしに慣れてきて看護師さんの名前も少しは覚え始めた頃、執刀医で主治医のT先生がたまに手術の傷跡の様子を観に来ては「洗髪っしてもらえるように言っておきます」とのこと。術後、何日経ったかわからないくらい時間が経っていたので期待していました。ところが、そんな話が幾度かあったけれど何事も泣く日々は過ぎ、ある日、「抜糸します」となりました。
わたしの場合、抜ホッチキス。もうすでに記憶が曖昧なのですが、病室のベッドで(だったように記憶)30本ほど金色でM字型のやつをチョンチョンという感じで抜かれました。まあまあ痛かった。結局4Fでは入浴はなかった。なぜ看護師さんは洗髪しなかったか?のまま。
数日しないうちに同じ4Fの別の部屋に移動に。
日々の流れは特に変わりはない。トイレが近くなったくらい。ずっとナースコールして車椅子でトイレに揺れて行ってもらうので、ナースセンターから遠くなったかなという感じ。当初は寝てばかりでTVなど見たりしてなかった。この頃になって、妹に頼んでスマホの充電器を家から持ってきてもらったり、TVカードを買ってもらったりした。徐々にTV見たりしていた。
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