恋愛感情はナマモノ?

個人的に、恋愛感情って生物(ナマモノ)みたい…と思います。

持ち方、保存のやり方によっては腐らせてしまう生物と同じ感覚で時間の経過と共に、
最初の気持ちを忘れたり、相手のことばかり考えて自分を大事にできずにいることが続くと
知らず知らずの間に、執着心や依存心に変化する、
そんな取り扱い注意な物である気がしています。


よく分からないですが、
きっと最初は「相手は相手、自分は自分」というように、分けて考えられているからこそ、相手を個人として好きになる。
相手は自分ではないからこそ、自分は予測不可能な相手の行動に一喜一憂する。

→その境目が分からなくなったり、バランスが崩れてくると、自分目線が強くなり、相手に対して「どうしてこうしてくれないの?」という不満や幻滅、
「相手が離れたらどうしよう、引き止めておきたい」「他に男(女)がいるのでは?自分は何番目?」という執着心に変わるのかなあ…と。

それが酷くなると、「相手に○○された!」と被害意識が強くなる
→その負の感情に相乗りする人達が集まり、それによって自分は正しいと思い込んでしまう負のループへ。(更に酷くなると相手だけではなく、赤の他人でも、被害者と加害者を作り出して「この人は、あいつと似たことをしているから間違っているんだ。」と認識して攻撃する人も…)


恋心を抱いたときは「素敵」「可愛い」「凄い」「良い人だ」など素直で明るい気持ちだったものが、
いずれ「もっとこうしたい、こうして欲しいのに…」「どうしてこうなんだ…」「○○された…」と変わってしまうのは、非常に勿体ないことと思います。

※この負の感情が自分の成長の糧になるなら良いこともありますが、そこは今回の話とは別なので割愛します


恋心を明るく美しい気持ちであり続けるためには、自分を大事にすること、相手を個人として見続けること、
そのためには初心の明るい気持ちを思い出しつつ、視点のバランスを見直すことが必要なのかなあ…と思うのでした。
バランスを見直すことは、自分を大事にできているかのバロメーターとも考えます。
(バランスがとれるからこそ、調和できる。そして自分を大事にできるからこそ、相手を認めようという気持ちや感謝の気持ちが溢れてくる→それがいずれ愛情へ、より暖かい気持ちへと変わるのかな…と思っています)


せっかく心に芽生えた明るい気持ちを美しい形のまま育てていけるよう、
私も定期的に立ち止まって、自分の行いを見つめ直したいものです

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