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ジンとチラーとタニマギー

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「カネと顔と大っきい●●…」 ××がピクリと反応した言葉をどうぞ。 (新聞、雑誌、小説、エッセー、映画、ドラマなどから拾いました)
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2023年8月の記事一覧

「朝鮮人はみんな、連隊まで連れて行くことになっていたが、兵隊はみんな気が張っていたので、連れて行く途中で五、六人殺してしまった」「今の新津田沼駅のあたりは原っぱだったが、そこでトビでぶんなぐったりけったりした」(「うつりかわる鷺沼」)
※8/28/2023、東京新聞千葉県版

「私」「僕」といった一人称単数の主語を失い、「われわれ」「国家」などの集合代名詞に置き換わると、人はやさしいままで、限りなく残虐になれるのです。(映画監督・森達也)
※マガジン9
https://maga9.jp/230809-1/

混乱の中、村人は蟻(あり)のように殺到する。一行を針金で縛り、ついにとび口を振り降ろし、頭から血の柱が噴き上がった。
(『福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇』辻野弥生)
※8/26/2023、東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272727

朝鮮人が放火した等の流言を信じ込んだ民衆・自警団による犯行とされるが、海軍船橋送信所から各地方長官への電報が示すように政府こそが流言をばらまいた。
※8/27/2023、東京新聞「ドキュメンタリー覚書 関東大震災を撮る 朝鮮人虐殺 軍や警察が主導」

労働運動の活動家や社会主義者ら計十人は同日夜から五日朝にかけ、警察署の中庭で虐殺された。暴動鎮圧を名目に亀戸に出動した習志野騎兵第十三連隊が銃剣で刺すなどした。
※8/27/2023、東京新聞「亀戸事件が問うもの」

最優先事項は戦争回避の努力だが、果たしてなされているのだろうか? 日本が戦場になった時の、あるいは原発施設が攻撃された時の避難方法と避難場所は、設計されているのか? 戦時の日常を想像できない人が戦争に容易に賛同する。
※8/13/2023、東京新聞「時代を読む」

原爆句集「広島」(1955年)
・みどり児は乳房を垂るる血を吸えり
・肌脱ぎつお母さん熱いと言ひ遺す
・薬塗るや裸形を女体とも知らで
・蝉鳴くな正信ちゃんを思い出す
※8/24/2023、東京新聞より
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272040

寿恵子「私、言いたいことがあったら、はっきり言いますし、言いなりにはなりません」
※朝ドラ「らんまん」(第104回、8/24/2023)

「さすが憲兵上がりだな。戦争中、こうやって何人殴り殺した」
「お言葉ですが、わたくしは殺さなくても痛めつける方法をいくらでも知っているんです」
※皇帝のいない八月(1978、吉永小百合、渡瀬恒彦、三國連太郎、山本薩夫監督)

「時流に媚びたら、おしまい」
※舟橋聖一氏「悉皆屋康吉」

https://news.kodansha.co.jp/20170122_b02

“男人至死是少年”,而女孩则必须变成女人,去包容那个莽撞无知的少年……
「男は永遠の少年」で、少女は大人の女性になり、粗野で無知な少年を包み込まなければならない
※8/21/2023,新民周刊読書欄「我,厌男(私は男が大嫌い)」

https://x.com/hudesukebe/status/1693393989578510769?s=61

彼女は…あなたはが悪いんじゃないと言ってくれた。世の中にはおかしな男がいっぱいいる…おかしいのは彼らの方で、あなたは何も間違ったことはしていない…彼女はつけ加えた。「でもね、世の中にはいい男の人の方が多いのよ」
※「82年生まれ、キム・ジヨン」(ちくま文庫、p72)

「私がどんな服を着てもセクハラ と性的暴行は正当化できない。私は触ってほしいから露出した服を着るのではない」(DJ SODAさん)
※8/17/2023、東京新聞
※リンクは日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/327715

「司馬さん、人を悪く書く時の筆は伸びるんですよ」(安部龍太郎氏)
※8/14/2023「100分de名著 司馬遼太郎 覇王の家 第2回」

https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/poRRQrG9Wo/