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アカツキ特別企業説明会 * ONE CAREER #就活 その2

今日は昨日の続き(第二弾)。

アカツキに興味がなくても、「こんなに面白い企業説明会もあるのか!」「新感覚!」という気持ちになりたい就活生に見てみてほしい。
そして単純に(私のように)川村元気さんの大ファン!!という人にも見てほしい。作品についても色々と語ってくださっている。
ワンキャリアのことを少し書くと、ワンキャリアのYouTubeチャンネルには過去の企業説明会のアーカイブが多く残されていて、かなり見がいがある。時間があるときにラジオ感覚で聴いてみるのも業界研究や企業研究の第一歩位になるのではないかな〜と思う。


川村元気さん(映画プロデューサー)と香田哲朗さん(アカツキCEO)の対談。
(※どちらの発言か曖昧になっている部分があるが、実際の配信はまだアーカイブがYouTubeにないので しばしお待ちを。)


川村さん
・出身地を大事にしている→自分は映画出身だから、結果(作品ドーン)で勝負する。作るまでの過程では勝負しない。
→過程で勝負する人、意見を聞きながら作品を完成させていく人はメンタルが強い人だと思っている。
・自分のやりたいことを仕事にしたいという人が多いんだけれど、実はそんなにやりたいことないんじゃない?無限に自分のやりたいことがあると思っていると誤解している人が多い、本当はそれは自分の中から生んでいるように見えて人との関わりの中で増えていくもの?
・やりたいことは案外一つにできちゃう、物事との出会い方が大事(就活も無限に情報にアクセスできちゃうから選ぶのが難しい、選ぶために必要な経験値が少ない)
・何をするかよりも、何をしないかを決めるのが大事。「これをやらない」って決めるのが企画だったりする。ストレスやプレッシャーは必要。
・結局自分の好きなものからやるしかないけど、それが「おいしい」かどうかはわからないので精度を上げていくしかない。どこまで自分の先を疑えるか、「つまんない」を言い続けて面白いものを生み出し続ける。
・面白いものを見て打ちのめされている自分も好き
・知らず知らずのうちに人の真似をしてしまわないように目を鍛えるべし、いろいろな本を読む。ノリや感性だけでは作品は作れない、勉強は必要。
・宣伝しなくても面白いとわかってもらえるものが本物だと思っている。面白さは内在していると思っている。だからプロモーションなどより、(自分は)物語の根幹を考える人。


香田さん
・人のニーズを捉えることが人の本質だと思っている。
・やりたいことをやろうというキャリアが勧められているけれど、本当は仕事はもっとクローズドで目の前の人から課題解決、届けたいものを届けることから始める必要があるのかもしれない。

・緊張感が偉人を生む?空気感が高みを作る?(例えば強い部活とか会社が持っている空気感がすごいものを生んでいる)
→まずはバッターボックスに立つこと、そういう空気感のある場所に行くこと(もしくは作り出すこと)。同世代ばっかで喋らないこと、知り合い以外に目を向けること。
→そういう空気感の中での自分の場所を意識すること、その中でも少しずれていける人が勝てる。
Ex) トキワ荘(手塚治虫とか ….)


「クリエイティブに携わるには何をしたらいい?」
・お金を使ってほしい、お金を使って感情を抱いてほしい。感情を抱いた人の気持ちをわかってほしい。
映画は映画館で見てほしいし、本は図書館ではなく買って読んでほしい。
→(モノに)お金を使ってみないと(そのモノを)「つくる」側にはなれない。
・「つくる」だとテクニックに重点が置かれるけど、それは経験を重ねていけば良い。それより重要なのは「何に気づくことができるか」ということ。「みんなが気づいている」ものを映像や言葉や音楽にするのが自分だと思っている。
→だからまず自分が気づくことが大事。そこら中にある多くの人が見ている些細なことに気づいてほしい。
なんでここにドーナツ屋ができた?なんでこの女性タレントは最近人気に?とかとか。

・これは嫌だな、を削っていって残ったものに歩みを進めていけばいい。
→力が入りすぎていると方向転換しづらくなるから要注意。肩の力を抜いていく、空気を読みすぎたら動けなくなる。



[感想]
「やりたいこと」を考えるよりも「やりたくないこと」を考えていったほうが(「やりたくないこと」を切り捨てていった方が)「やりたいこと」を見つけやすい、というアドバイスを就活を始めてからよく耳にするようになった。
わたしは「やりたいこと」がありすぎるので"やりたいことがない人"の悩みはなかなか理解できないのかもしれないけれど、「やりたいこと」がありすぎる、というのも"自己分析が足りない"という証拠らしいので嫌になる。

「やりたいこと」に優先順位をつければ良いだけなんだけれど、
そうはいっても「やりたいこと」が1つでも多くできる会社に入りたいものだ。

自分が「面白い」と思ってもみんなが「面白い」と思うかは分からない。常に多くの人が「面白い」と思えるものを生み出し続けられることの凄さをひしひしと感じた。

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