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2019年3月の記事一覧

運命のピアス

運命のピアス

多くのアクセサリーを捨てられたのは、運命のピアスに出合ったからだ。

1月のある日、ハワイのホノルルで、ダウンタウンをうろうろしながら写真を撮っていたとき。そのお店を見つけた。

「GINGER13」

店内には、天然石を使ったアクセサリー。ピアスもネックレスも、オーナーでジュエリーアーティストの、シンディ・ヨコヤマさんがつくったものだと本人が教えてくれた。グラマーで黒目黒髪のシンディさん。パキっ

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たくさんの失敗をした人は、成功の大通りを自ら踏み固めて

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

何かを試みて、失敗したとしても、そのやり方がダメなのだとわかることが自分にとっての大きな情報になる。

失敗はゼロではなく、むしろ人生における有益な身体化された情報になるのである。

人生の分岐点は無限にある。

その枝分かれのどちらに行くかを踏査するために、試みて、ダメだと思ったら撤退する。

そのことで、

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例えばこの写真。1

例えばこの写真。1

はじめまして、よしーと申します。

写真撮ってます。

コスプレのスタジオの代表もしていました(過去形)。

自分がカメラ始めた時に「こんな情報が役に立った」「こういうことが知りたかった」「そう言ってくれればもっと早くわかったのに」なんてことを書いていければなと思っています。

カメラを買っても最初は全然うまく撮れなくてどうやったらうまくなるんだろうって悩んでると、僕より早く始めた人たちは「考えて

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あっさり、びっくりするくらい変わってしまって良い

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 ずっと同じ自分を保つ必要はないのであって、周囲が、何よりも自分が唖然とするほど変わってしまって良い。

 つまり、時間軸の上で、異なる自分が共存するような、そんな仕掛けをしてしまって良い。

 そもそも異なる自分は時間軸の上にしか共存し得ないのであって、空間軸上では一人しかいないのである。

 だから、人生

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思ってもないほめ言葉は身を滅ぼす

思ってもないほめ言葉は身を滅ぼす

SNSの時代になって、自分の言葉は遠くまで届くようになった。極端な話、部屋のなかで小声で言ったひとことが、Wi-fiとやらに乗って、ブラジルのサンパウロ市まで秒で届くみたいな感じだ。こんな時代になると、人々は互いの言葉を待ち受けるようになる。建物の陰に隠れ、酔っ払いながら言った不用意な言葉をひとつ聞くと、「言った!」という感じで建物の陰から出てきて、その言葉の狩りを始める。

こうした世界では、言

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文書の底ヂカラ。

文書の底ヂカラ。

このツイートでは書ききれなかったっことをnoteにまとめておこうと思う。

「追note」
とでも言おうか。

何気なくツイッターでつぶやくものの中で、波紋や共感の連鎖が広がる事がある。その世の中の関心ごとに合わせて「追note」で深掘っていくのは、なんともヘルシーな思考/創作活動である。

というわけで、今衝動的に「追note」したいのは現代における文章力に関して。

なぜ、今文章力なのか。

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noteを続けて学んだ3つのこと

noteを続けて学んだ3つのこと

noteで発信し始めてから、もう一年になる。

ある日の夜、心のモヤモヤをどこかにぶつけたい!と強く思って、夜中に取り憑いたように書いたのが土屋鞄さんのnoteだった。

このnoteは、未だに一番お気に入りで、これからもこれ以上のものは書けない気がする。

こんなに短い言葉で、これほどまで思いを十分伝えられたことはないと思う。

まだ一年しか経っていないけれど、noteを始めて本当に良かっ

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みんなが僕に「ケアが足りない」と言う意味が、ようやくわかった。

みんなが僕に「ケアが足りない」と言う意味が、ようやくわかった。

昔から僕は、「人に対してケアが足りない。佐渡島は人に厳しい」とよく言われる。

でも、僕は僕なりに相手のことを誠実に思い、一生懸命ケアしているつもりだった。

このギャップは、一体どうして生まれるのか?

その長年の謎が、臨床心理学者の東畑さんの新刊『居るのはつらいよ』を読むことで、ようやく理解することができた。

この本は、「ケアとセラピーについての覚書」という副題がついているが、僕が他人に対し

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不確実性をうまく設計して、脳の潜在的な学習能力を活かす

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 脳の報酬系の特徴は、不確実性こそが大切だということで、できるかどうかわからないことに挑戦して成功したときに活性化して、それに関連する神経回路が強化される。

 つまり、強化学習の最先端は、常に、不確実性があるということである。
 
 確実な中でやってばかりいると、成長はない。

 不確実なことに取り組んで、

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誰のために装うのか

誰のために装うのか

「なんかアイメイクすごいっすね」
「眉毛の角度は〇度がよくて……」
「リップはピンク系がいいんじゃない?」

私が社会に出てから、さして親しくもない男性からかけられたお化粧に関するごく一部の感想だ。彼らの年齢は20代から50代まで幅広い。私はお化粧を始めて十年以上、毎日自分を鏡で見ては、ああでもない、こうでないと悩み、プロのメイクさんに相談し、知人女性と情報交換をしている。にもかかわらず、知り合っ

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理解力よりも、さらに大切な上位概念

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 読解力というのは何かというのは難しい問題で、説明的な文章や論理的な文章だったら、確かに読解力を定義できるような気もするけれども、文学的な文章だとそんなに簡単に定義できるとは思えない。

 ある小説を読んでいて、それが理解できるというのはどういう意味か、私にはよくわからない。

 小説の作者自身にだって、なぜ

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意識と無意識の関係の微妙なバランスを整える

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 発話というのは微妙なバランスの上になりたっている。

 自分の口からどのような文字列が出るかということは無意識のプロセスなので、脳を脱抑制してできるだけその邪魔をしないようにした方が良い。

 意識してしまうと、無意識のプロセスの邪魔をしてしまうので、なめらかに言葉が出てこなくなる。
 
 その一方で、無意

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現実に実際的に接地しながら、自由に想像力を羽ばたかせる

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 人間の想像力は自由に躍動するものだから、これから嫌なことがあるぞ、大変なことがあるぞと思っている時、そのかなりの部分は自分の想像力が作っているものなのである。

 案ずるよりも、飛び込んで実際に現場でがんばってみると、案外うまく行ったり、予想もしなかったような幸運があったり、考えていたよりも大丈夫なことが多

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