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もしも愛に『老子』を加えたら?
この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
【まえがき】
この記事の内容
『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?
※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。
【愛のご紹介】
誰もが相手に与えることの出来る愛。
今回はこの自己啓発を加えてみましょう。
【加える自己啓発はこちら】
✅ 【矛盾を内包する】
老子とは?
何かを変えたいなら「老子」に聞け
「老子」は、約二千五百年間を生き残ってきた書物です。
こんなに長く読まれ続けてきたということは、それだけの大きな理由と魅力が、この本にはあるということです。
実は、老子は「何かを変えたいときの、最高のガイドブックとして実に有効だ」と言われているのです。
「気分を変えたい」から「人生を一変させたい」、あるいは「社会を一新させたい」まで・・・・・・。
人間は常に何かを転換させ、革新させたいと思って、生活や人生をより良くしてきましたし、社会や国家を新しく変えたいと思って、歴史を進めてきました。
〜中略〜
老子は、社会の外から社会を見ています。
つまり、宇宙からこの地上を眺めているような視点で語られているのです。
ひどく客観的に、全体的にわれわれ人間やこの人間社会を見ているので、それだけ本質をついていると言っていいでしょう。
したがって、何かを変えたいときや転換をしたいときに、客観的、全体的な視点からアドバイスしてくれるのです。
加える教えはこちら。
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道ーを生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物陰を負いて陽を抱き、沖気以て和を為す。(道化第四十二)
完璧なものは相矛盾する陰陽二つの要素を、矛盾なく内包している。「陰を取るか、陽を取るか」ではなく「陰も陽も両方取る」と考え、没頭没我して物事に取り組みなさい。そうすれば、矛盾を乗り越えることができる。
【恐らくこうなる】
「こら!ちゃんと食べなさい!」
ハルカは、またピーマンをアンパンマンのお皿のほっぺ部分に移動していた。
私は都内の小学校に通うハルカの母親だ。
ハルカが可愛くてしょうがない。
だからつい怒っちゃう。
丁度こんなふうに。
でも、それはハルカのためを思ってのこと。
好き嫌いはよくないから。
将来出会うであろうハルカの素敵な旦那さんに、ピーマンを移動するところなど見せたくはない。
ある日、私が幼い頃に通っていた都内にある幼稚園の園長先生のもとを訪ねた。私の恩師だ。
昔、両親が離婚した時に通っていた幼稚園で、その時に貰った園長先生からの愛を、私はずっと覚えている。
それから私は、時が経ち親になった。至らない点など山のようにある。もちろん悩みも。
そして、救いを求めるように、先生がいる幼稚園まで足を運ぶようになっていた。
先生はいつもの笑顔と共に、園内の南にある応接室に案内してくれた。大塚家具の茶色の本革ソファーに腰掛けた。
そして、先生お気に入りの有田焼の青い湯呑みから、ゆらゆらと湯気と香りが立ち上る掛川茶を飲んだ。
お茶で心が落ち着き、一呼吸置いた。
私はこう言った。
「先生、子供が言うことを聞かないんです。どうしたらいいのでしょうか?」
先生は、まるで世界中の愛が先生の顔に集められたような惹き込まれる笑顔をこちらに向けて、こう言った。
「『子どもは大人の話を聞くのはとても苦手です。しかし、大人のマネをするのはとても上手です』これは、アメリカの作家のジェームズ・ボールドウィンの言葉です。ですから、私達が見本となり、愛を伝えればいいのです。冬の寒さのように厳しいときもある。太陽みたいに優しいときもある。それは矛盾しています。でも、その両方を含めて本当の愛なのです」
私は涙した。
先生の母親のような優しい言葉に。
大粒の涙が顔に轍を作り、床にこぼれ落ちた。
そして、その言葉を受けて真っ先に思い浮かべたのは他でもない。
誰よりも可愛くて愛おしいハルカの顔だった。
🅿️矛盾を内包したものは、美しく、人の心を打ちます。
物事の大半は矛盾していますが、その矛盾を内包するために、私達は日々努力を重ねます。
矛盾の内包は簡単じゃない。
だからこそ、私達は一生をかけて、愛を育て、愛を与えていくんだ。
もしも愛に『老子』を加えたら、恐らくこうなる。
参考文献
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自己啓発ソムリエ 言葉で動くの
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「私が何故、自己啓発を記事にするのか?」その理由が書いてある記事となります。
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「何故、本を読み続けるのか?」その理由が書いてある記事となります。
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「私が知識にどういう思いをかけているのか?」を書きました。
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