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読書記録

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読んだ本の感想をまとめました。
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#HSP

実家での生活で『「違うこと」をしないこと』を考える

実家での生活で『「違うこと」をしないこと』を考える

幸せな里帰り生活ではありますが、「違うこと」をしちゃってるな…と思うときがあります。

吉本ばななさんがこちらの本で「小さい頃は家族の調整役だった」と仰っていて、私もそうだなと。

HSP気質なので、意見を通すよりも共感や同調を優先してしまうんですよね。
父、母、妹、それぞれの想いも、長年一緒に生きてきたからこそよく分かるし…

たいていのアドバイスは、私のことを心配して、私のためを思って言ってく

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『発信する勇気』を読んで変化した気持ち

『発信する勇気』を読んで変化した気持ち

末吉宏臣さんの『発信する勇気』、めちゃくちゃ心に響きました…!
発信することに対して気負っていたものが軽くなり、自分の発信が好きになれたような気がします(自分の書いた文章を読み返すのは苦手だったのに、すごい変化!)。
学びや気づきは書ききれないほど。そのなかでもとくに大きく心を動かされたことを3つ紹介させてください。

普段のnoteが書きやすくなった

価値のない発信なんてない。自分ならではのノ

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HSPが自分を好きになれない理由

HSPが自分を好きになれない理由

適応障害から回復するなかで起きた心の変化をエッセイにし、先日Kindleで出版しました。
これを書くにあたって繰り返し読んでいたのが『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』。

私はHSPなので、適応障害にもなりやすかったのかなと思います。
ストレスに弱い自分がダメなんだよなあ…と落ち込んでいました。自分のことが嫌いでした。

この本によると、HSPの人たちは自分を好きになれないことが多く、自己評価が低

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母を愛していた自分、母から愛されていた自分に気づいて楽になった

母を愛していた自分、母から愛されていた自分に気づいて楽になった

私が手放したいのは母へのモヤモヤした気持ち。
否定されたり攻撃されたりするのが怖くて意見できない。
過干渉が嫌で適度に距離を置きたいのに、「冷たくなった」と言われるのが怖くて離れられない。
母への思いやりと自分の気持ちの尊重、このバランスのとり方が分かりません。

電話したり会ったりするときにも神経がすり減ってしまい、イライラしてしまいます。
親に対するネガティブな感情が止まらない…遅れてきた反抗

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母から精神的に自立するために執着を手放そうと思った

母から精神的に自立するために執着を手放そうと思った

Kindle Unlimitedでずっと積読していた本。読んでよかった…いまの私が望む「執着の手放し」を実行できました。

心理カウンセリングでいう「執着」とは

ある人物(もの)が気になってたまらない、心のほとんどがそれを占めている状態が「執着」。それに伴う感情は怖れ・不安・悲しみ・無価値観など苦しいものばかり。
反対に、何らかの目的を果たしたいという思いがベースとなり、希望や夢を伴うポジティブ

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自分への期待値を下げたら、もっと幸せになれるはず-「『誰かのため』に生きすぎない」

自分への期待値を下げたら、もっと幸せになれるはず-「『誰かのため』に生きすぎない」

過去のことをふとしたときに思い出して、「できなかった」と自分に腹を立てたり、失望したり…
ダメ出しをし続けるクセがやめられません。

本当に些細なことをいまだに思い出します。
高校のときの文化祭でクラスのとりまとめ役だったのにうまくできなかったとか、
大学のサークルで後輩にきちんと教えられなくて顧問の先生に迷惑かけたとか、
新卒で入った会社で、任された仕事を中途半端なままで退職してしまって、引継ぎ

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私にとっての生きやすさを優先する『「そんなこと気にしなければいいのに」ができない人のための本』

私にとっての生きやすさを優先する『「そんなこと気にしなければいいのに」ができない人のための本』

「力を抜く」っていう感覚がいまいち掴めません。
この前、これからやってくる子育てについて母親と話していて、
「私は目の前のことに必死になりすぎる性格だから、ピリピリして周りにも迷惑かけちゃうかも」と不安をこぼしました。
「そうだね、あんまり気にしないで、力抜いてね」と言われてモヤモヤ。それができなくて悩んでるんだけど…

「そんなに真面目にやらなくていいんだよ」「そんなこと気にしなければいいんだよ

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もう一歩だけ、私自身に歩み寄ってみよう-りあらいあさんの素敵なKindle本を読んで

もう一歩だけ、私自身に歩み寄ってみよう-りあらいあさんの素敵なKindle本を読んで

「こんな自分を変えたい」といつも思っている私。
どうしてそう思うのかな?と考えたとき、
「今の自分では社会でうまくやっていけない、認められない」という気持ちを抱えている自分に気づきました。
つまり、強い承認欲求があるということです。

元精神科看護師で心理カウンセラーのりあらいあさんが出版されたkindle本『ねぇ、私って生きていてもいいの?: 承認欲求で認めて欲しい、ホントのキモチ』。
まさに、

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