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真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです【マンガ紹介】

最近よくある追放もの。

こんにちは 漫画大好きでなるべく今まで見たことのないパターンの漫画をいつも探し求めているメルカです。

…と言いつつも今回の漫画はよくある異世界ファンタジーの不遇追放ものです。
あるあるパターンもたまには食べたくなるアレですね。
ハンバーグは何度でも食べたくなるものです。

漫画:松もくば 原作:鬱沢色素 キャラクター原案:ぷきゅのすけ

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主人公は聖女エリアーヌ

治癒や結界が得意な国のお抱えの聖女です。

彼女は日々過酷な聖女業務をこなしていましたが、婚約者であるクロード王子にはそれが理解できていませんでした。
残念な頭のデキだったんですね…。

更には彼には婚約者である聖女がいながら堂々と浮気をしていてそれを隠そうともしていませんでした。
浮気相手レティシアは元から王子に取り入るつもりで動いているとっても分かりやすい構図です。

彼女の甘言もありクロード王子はエリアーヌを国外追放することに決めてしまいました。
彼女の結界のおかげでこの国は平和でいられた事実など気づきもせず。

王子の馬鹿さ加減にうんざりしつつも全く王子には未練がなかったエリアーヌは国の安否を気遣いつつも念押しして王子に確認します。
「本当に良いんですね?」

レティシアはほんの少し回復魔法などが使えるだけ。
元々エリアーヌの力量を理解出来ていない王子はそれで聖女の代わりのつもりです。

国の命運が決まりました。

王子の為ではなく国の為に何度も確認しますが王子の態度は変わらず。

わずかばかりの知り合いに挨拶を済ませ早々に出ていくことになりました。
読者としても馬鹿王子はどうでも良いけど市井(しせい)のことは大丈夫かなぁ?と心配になりますがどうしようもありません。

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馬車で国を出たエリアーヌ。
道中別の馬車を止まっているのが目に入りました。
どうやら魔物に襲われけが人多数の様子。
さっそくヒールで全員をあっという間に回復させました。

元聖女だとバレてもこの先 生きづらいので治癒士と偽っておきます。
その馬車にはとある国のお偉いさんも乗っていたようです。
もうお分かりの通りあるあるの展開が進んでいきます。

「僕たちの国でお礼をさせてほしい。」との事。
少し考えた後、お世話になることにしました…。

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一方その頃

元の国では危機が迫っていました。

国家の絶体絶命の危機に対して王子がした決断は民を守るべき王族として全く正しい判断ではありませんでした。

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ここまでが1話の内容となります。

世間に対する見聞や知識が薄いエリアーヌですが、常識はずれという程ではないですし臨機応変に頭を回せるタイプなので彼女の頭の理解が追い付かない部分でページが割かれることがなくスイスイ読み進められます。

そしてドラゴンが王国にどう関わるのかは読み進めていけばすぐに分かります。

衰退の一途を辿る王国とエリアーヌが行った王国との対比が交錯しながら物語が進んでいきます。

道中で助けた貴公子の助力や心遣いもあってか特に力を隠すことなく披露することも出来、その辺のもやもやもありません。
元の国では治して当たり前とされていたのでその対比も読んでいてすっきりしますね。
「なぜか治った!誰がやったんだ!」とかの展開も嫌いではありませんけどねw

ただ、3巻まで読んでみた感想ですが、一度状況がフラットになってからの展開速度は多少 鈍化します。
ジェットコースターみたいな急展開がずっと続くわけではないので、その辺吟味して読むかどうか決めても良いかもしれませんね。

元の国の住民は気になりますが正当な評価をされ笑顔が増えたエリエーヌの物語を読んでみたいと思った方はスキをお願いします♪

序章はこちらから

今まで30作品以上の漫画紹介noteを書いた記事をマガジンにまとめています。
興味がありましたら読んでみてください♪

では今回はこんなところでノシ

メルカ

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