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ロシアでマクドナルドそっくりのハンバーガーチェーンがオープンした

記事タイトルを見た時、「やっぱり出たか!」と声が出ました。

記事タイトル 【 代替「マック」、モスクワで開店 「味落ちた」の声も 】


マクドナルドはその国の特色に溶け込みつつアメリカマクドナルドのオリジナリティを保った世界で有数と言われるほど有名なファーストフードのチェーン店です。

素材を選び抜き旨味を引き出すことに異常なこだわりがあります。

日本では全体的な食のレベルが高く、B級グルメも強いので他のファーストフードも美味しいですよね。
ハンバーガーだけに焦点を当てて見ても、モスバーガー派も多いですし、ウェンディーズとかファーストキッチン、ロッテリア、フレッシュネスバーガー、バーガーキング、ドムドムバーガーなどそれぞれに一定のファンが付いています。

じゃあなぜこんなマクドナルドのパチモンが注目されるのかというと、ロシアではマクドナルドが全て閉店してしまったからなのです。

理由は言うまでもなくウクライナ侵攻をしてしまったのでアメリカを中心に世界から制裁を受けてやっていられなくなった外国チェーン店が一斉に引いていったからです。

引き方はロシアへの売却。
その店舗や機材を利用して新しいロシア独自(パクり)チェーン店が開店したということですね。

上記記事でも説明していますが、当初マクドナルドは静観していました。
一時休業にしてウクライナ情勢が落ち着くまで待つスタイルだったんですね。
ですが戦争は続きロシアで事業をやるメリットよりデメリットが膨らんできて撤退を決意しました。
なので今ロシアではマクドナルドもイケアもザラもトヨタ自動車のメンテもできません。


ですがロシア全土で850店もあったマクドナルドが突然なくなったのでマクドナルド好きの市民は口寂しくなります。

その隙をついたのが今回のマクドナルドのパチモンです。

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どうみてもマック!(関西ではマクド呼び)

これまで850店もあったのです。
多少の味の変化はあってもノウハウを持っているロシア人など現地の人のスキルはそのままです。

機材はそのままロシアで買い取っていますので一定の味の保証はされているのかもしれません。
ですが原材料や現場のやり方は経営者がロシア企業に変わることで確実に変化しているでしょう。
今は一部在庫が残ってそこそこのクオリティを保つことができてもいずれ材料の仕入れに苦しめられ安価な材料と安価な味に落ち着いてしまうのではないかと考えられないでしょうか。
ロシアが安全保障のしっかりした材料を仕入れたり、画期的な新メニューを開発できるのかは疑問です。

「これは全然マクドナルドじゃない」と訴える人が出てきたりするのでしょうか。

店名は「フクースノ・イ・トーチカ」

運営会社は6月末までに全国で200店を開店させ、今後数年間で1千店までチェーンを拡大する予定だとしている。

2022/6/12時点ではロシアの首都モスクワ周辺で15店舗が開始したそうです。
果たしてロシア単体でマクドナルドの代替え品として成立するのか今後の記事が出た時にまたリアルな様子を見てみたいと思います。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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