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2021年12月の記事一覧
「ヒューマニエンス」
NHKの番組名です。「ヒューマン(人間)」と「サイエンス(科学)」を合成した造語なのでしょう。科学好きには興味深いテーマが多いです。再放送で人間の「怒り」を取り上げていました。
「怒り」は、喜怒哀楽と称される感情の一様であり、感情の中枢である扁桃体で生まれるものです。扁桃体で生まれる感情は本来「今ここ」で発生するもので、他の喜哀楽も時間軸がないのが特徴です。そして、人間以外の動物は皆そうなのです
「大阪ビル放火事件」
この度の大阪北新地放火事件に皆さんと同じように心を痛めています。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りします。
それとは別に今朝の毎日新聞の朝刊を見ていてギョッとしました。「逮捕状請求前に府警異例の発表」個人がSNSで拡散するのとは次元が違う。
私も罪に対しては法に則って処罰してほしいとは思いますが、加害者もこのクリニックに通っていた心の病に悩む人だったはずです。
公権力がこのように実名を公表す
「飲みニケーション」
先日、日本生命の調査で飲みニケーションを不要と回答した人が6割となり、はじめて必要を上回りました。ニッセイの研究員は「コロナ禍で会食できなくなり、お酒を介してコミュニケーションすることに疑問を抱く人が増えた」と分析しています。
私は、いくつかのグループと飲み会をします。高校の野球部の仲間とはオンラインでも飲み会をしますが、とても楽しいです。職業や立場が違う人の話を聞くのは興味深いですし、しがらみ
「なぜ成長なの?」
素朴な疑問です。企業で、特に営業部門で「前年比○パーセント」みたいな目標を立ててますが、業績って常に右肩上がりでなくちゃいけないのでしょうか?そのまま右肩上がりでどこまでいくのでしょうか?
行ったは行ったで、今度は「持続可能な開発目標(SDGs)」だと方向転換を迫られる。成長って何でせなあかんの?成長して何を目指してるの?
「満ち足りた幸福な時間」
ある男の子がいました。彼は砂場でトンネルを掘っていて、より長いトンネルを崩さずに掘ることに集中しています。
ある女の子がいました。彼女はレンゲ畑に寝転び、ミツバチの羽音と匂いに身を任せ、日がな一日空を見ています。
彼等がしていることが何かの役に立つわけではありません。しかし、満ち足りた幸福感に包まれて時を過ごしています。
先日、バラエティ番組でひな壇のタレントが予定を詰め込まないと不安で仕方
「誰にも相談できません」
本のご紹介です。高橋源一郎さんの「誰にも相談できません みんなのなやみ ぼくのこたえ」です。高橋さんは、毎日新聞で日曜日に「人生相談」のコラムを書いているのですが、それをまとめたものです。
私は、この本を寝床でうつ伏せになって読んでいて、おもしろくて笑っていたら、いきなりくしゃみが出て、腰をギックリしてしまいましたが、なお読みたくて、仰向けになって読みました。それほど魅力的な本です。
「フレイル(虚弱)」
民生児童委員の私は、この時期一人暮らしの高齢者宅を訪問します。昨年末での訪問では就任後初の訪問であったこと、コロナ禍初であったこともあり、挨拶と立ち話程度だったのですが、今回の訪問では「ま、入り」とじっくりとお話を聴くことが多いです。
外出機会が減り「話したい」という気持ちが高まっているのかもしれません。身の上話や生活上の不満不便、自身の健康に関する不安などを聴きます。民生児童委員は自治体とのパ