「ヒューマニエンス」
NHKの番組名です。「ヒューマン(人間)」と「サイエンス(科学)」を合成した造語なのでしょう。科学好きには興味深いテーマが多いです。再放送で人間の「怒り」を取り上げていました。
「怒り」は、喜怒哀楽と称される感情の一様であり、感情の中枢である扁桃体で生まれるものです。扁桃体で生まれる感情は本来「今ここ」で発生するもので、他の喜哀楽も時間軸がないのが特徴です。そして、人間以外の動物は皆そうなのです。
しかし、人間の「怒り」にだけ(実は「哀しみ」にも少しだけ)時間軸が発生してしまうのです。それが前頭前野を発達させた人間のみが持つ苦悩となります。
人間は、過去を分析し、未来を予想する前頭前野を発達することで万物の霊長となりましたが、時間軸を持った「怒り」が革命、国家間の戦争やテロ、そして現代のネットでの炎上までをも生み出してきました。
このような悲劇を私たちの周りからなくしていくには、本来の「怒り」つまり時間軸のない「怒り」とはどんなものか?「怒り」を含めた感情というものの正体を見つめることが大切だと私は考えています。
I have a dream. 私の「夢」は、日本に活動家を養成する学校をつくることです。 私の「モットー」は、Life is Art. Life is Play. -生活をアートできるようになれば既に幸せ-