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労働と仕事
年末に掃除機を買い替えました。充電式のハンディークリーナーです。とっても軽くて、吸引力も半端ない。おまけにヘッド部分にライトが付いているので、ホコリが良く見えます。お掃除が楽しくて仕方なーい。あれ? ここでハタと気づきます。僕にとって掃除とは労働(Labor:レイバー)なんですね。賽の河原の石積み(さいのかわらのいしつみ)と同じ。必要なことなんだけど、これを突き詰めても残るものがほとんどない。 なるべく時間短縮したい作業。だから、最新式の掃除機を買ったのに、掃除に同じ時間をかけていたら、意味ないじゃん!なのです。 家事労働にかけている時間をより影響力が長続きする仕事(Work:ワーク)に置き換えていきたい。僕がしたい仕事とは、文章を書いて新たな価値観に気づいてもらうことであったり、チャリティーを企画して、お金儲け以外の歓びがあることに気づくキッカケづくりをしたりすることなんです。 労働も仕事も「働く」という意味合いでは一緒ですが、明確に線引をしておかないと、あくせくしているだけで、一度しかない人生に何も残せないようで…… さぁ、今日も生活の改善「VE(Value Engineering:バリュー・エンジニアリング)を目指しましょう。きっとそこに幸せのヒントがあるはずです。
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1月17日
28年前の今日、当時、私たちが住んでいた奈良県香芝市でも大きな揺れを感じました。午前5時46分、僕は生後半年の娘をベビーベットからおろし、抱きかかえて、落ちてくるかもしれないモノから守るのに必死でした。幸い香芝市の震度は4でさして被害はなかったけれど、恐怖を感じた初めての揺れでした。 その一週間後、娘は痙攣発作を起こします。震災の映像を見ていた妻が、娘の異常に慌てふためく状況が当時の育児日記に残されています。泣きながら病院に走ったそうです。当時、僕は香川に出張で、震災の影響で陸路が使えないので、高速艇で帰ってきました。 この時から僕たちの試練が始まりました。原因不明の痙攣発作、免疫異常、ホルモン異常、長期入院、3時間毎の授乳、つまり生後間もない赤ちゃんのような生活を3年間も続けて、妻は倒れてしまいました。 しかし、あの時の地獄のような日々さえも、僕たち夫婦に学びと出会いを、新たな価値観を与えてくれました。それだけ十分だったのに、28歳になった娘は、生存に欠かせない4つのホルモンをお薬によって補充している娘が、赤ちゃんを産んでくれたのです。そして、優しい旦那さんがそれを支えています。 今、妻は、そのキセキの子、結衣(ゆい)を抱いて眠っています。さあ、仕事に行こか!人生は「これでいいのだ!」^^
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おてらおやつクラブ
昨日、JR高田駅西側の南河生鮮市場(なんこうせいせんいちば)に買い物に行きました。妻がラムレーズンが好きで、ここの干しぶどうが大ぶりでラム酒に漬けるのに最適だからです。 で……他の食材を物色していたら、正月用に用意した食材の投げ売りなのでしょう。百合根が3個で68円とか、イカ黄金等の珍味が3種盛で398円とか、え!と目を疑いたくなる価格がズラリなのです。 こちらは正月用ではないのでしょうが、これでもか!というほどの量の火烏賊(ヒイカ:小ぶりのイカ)が500円とか売られていたので、昨晩、仕込みました。しばらく、酒の肴には困りません。 そして、考えました。世の中は物価高だとか、値上げラッシュとか、新聞やテレビで騒いでいるけども、安くなってるものもあるし、反面、食品ロスの問題も僕らは抱えています。各地の子ども食堂には飢えを凌ぐために子どもたちが集まっています。 この矛盾ってどういうことなのでしょう? 僕の友だちに上村康弘(かみむらやすひろ)がいます。彼は、おてらおやつクラブの事務職員をしています。 おてらおやつクラブを簡単に説明すると、お寺には各地域の檀家さんからお供物が集まります。今まではこれらを供養した後、廃棄していたのですが、田原本町の安養寺さんがこれらを子どもたちに分配する事業を始めたのです。 食パンくんこと、上村に「その辺の現状をFMヤマトのリスナーさんに伝えて」と僕から言っておくので、取材してやって下さい。お願いします。