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めろんだいふく
2024年3月18日 18:07
誰かの言葉によって救われ誰かの言葉によって傷つけられることがある。顔の見えない言葉でこの世界は溢れている。夜空に広がる星たちのように簡単に触れることができる。私の心を軽くした言葉も。希望を見せてくれた言葉も。涙を見せてくれた言葉も。誰かから直接受け取る言葉よりも関わりのない人から受け取る言葉にほんの少しの期待と恐怖感の両方を持ちながら私も目の前に広がる宇宙に自分の言葉を投
2024年2月18日 19:25
天窓から入った日差しの暑さに起こされた午前9時。輝かしい日光の隙間から彩度の高い青さがほんの少し窓の枠内に広がっている。外に出るのが億劫になるこの時期を唯一愛せる理由がある。深く、濃く、どこまでも果てのない青いキャンバスに描かれた純白のお城。暑さで歪む道路の境界線。ボトルに滴る水滴が儚く落ちる光景。死者を迎え供養するお盆。眩しいほどの生命たちの輝きや彩度と生前の思い出と